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木のまな板を熱湯にかける極端な実験をしてみた

木のまな板の良さは、以前「キッチンオタク道」にも書きましたが、とはいえ「木のまな板ってかびたり黒ずんだりするのねー」って方が多いようです。

木のまな板はわずか3つのことを抑えれば、意外と綺麗に長年気持ちよく使えます。

①使う前に濡らす
②熱湯で洗わず、タワシで水(ぬるま湯)
③洗ったらよく拭いて風通しのよいところで乾燥


②の熱湯で洗わない理由は簡単です。例えば、肉を切ったあと軽くスポンジでさっと洗うだけで熱湯をかける実験をしましょう。
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肉は約70度くらいの熱で調理されるので、残った汚れはまな板にこびりつきます。木のまな板表面は凹凸があり、軽くスポンジで洗っても汚れは取れないままだと、かえって黒ずみの原因になります。
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熱湯をかけるなら、ぬるま湯以下の温度でタワシで全部汚れを取ってから!
基本はかけなくても良い。

プロの調理場では基本的には木のまな板は使わないように指導があり、以前使っていた場合も保健局から熱湯を20秒とか30秒かける指導がなされていたと鮨屋さんから聞いたことがあります。(木のまな板を漂白剤につけなさいとも。もうむちゃくちゃです)
レストランは家庭のように風通しのよいところで毎日乾かせませんからそれはそれで理解できないこともありませんが。

木は正しい洗い方で汚れを完全に取り除けば、熱湯をかけての除菌は100%とはいいませんが効果はあります。100%でないのは、プラスチックと違って木のまな板は傷があるので、たかが数秒では完全殺菌とはいかないのです。乾燥の促進になるために、きれいに洗った後でささっと熱湯をかけることはあります。
結局は、木の抗菌力を生かして自然乾燥してよいと思います。日本では何十年も何百年(千年?)もそうやってきたのですから。

繰り返しになりますが、以下復習しておきます。

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まな板はお湯をだと汚れが落ちやすいと思われますが、そうとは言えない場合があります。逆にカビや黒ずみの原因にもなっていることが多いのです。
肉、魚、卵などにはタンパク質が含まれます。タンパク質の凝固温度は、凝固開始が58℃、完全に凝固する温度が80℃です。温泉卵を例にあげるとわかりやすいかもしれません。卵黄の凝固温度は約70℃、卵白の凝固温度約80℃なので、固まらない67℃くらいに調節して茹でると温泉卵になるわけです。
中途半端に落ちずに残ったタンパク質は、黒ずみ、カビ、そして臭いのもとになります。木のまな板が黒く汚れる大きな原因にもなります。給湯器の温度が70℃とか、高く設定している場合は、最初から熱いお湯で洗わず、汚れを落としてから改めてお湯をかけたほうが、汚れがきれいに落ちやすいです。

また、木のまな板は、使う前に濡らしてからきれいな布きんで拭いておくと、汚れが入りにくく、洗う時にも便利です。スポンジでなくタワシのほうが汚れはよく落ちます。

最近は便利な除菌スプレーや漂白剤なども出ていますが、過度な除菌をしなくてもいい方法を知っておくとちょっと便利です。特に木のまな板は、汚れさえきれいにとれば、木そのものに抗菌作用がありますから。
東京都福祉保健局のHPではこうあります。
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•木製のまな板は、細くて深い包丁傷ができるので毎日の手入れで徹底的な洗浄と殺菌をするとともに、たびたび表面を削らなくてはなりません。
•プラスチックやゴム製のまな板は比較的包丁傷が浅いので、フキンと塩素系の漂白剤で殺菌パックすると効果的に消毒できます。
•加熱済み食品用と未加熱食材の下ごしらえ用のまな板は別のものを使います。
•食材をかえるごとにまな板に熱湯を十分にかけて消毒しましょう。
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もちろん、これが間違いというわけではありません。ただし、熱湯で殺菌するのであれが、2.3秒では完全では奥まで届きません。
O157が流行った時は、「80℃以上の熱水に10 分以上つければより安心」と、関連のお役所がネットで公開しています。役所としては、塩素系漂白剤を使ってでも、熱湯を十分にかけても、完全殺菌第一なのでそうでしょう。

家庭では、熱湯をかけるより、まずは汚れの落とし方を知っておくことが先決ではないかと思います。

黒ずみは早めにレモンの残りでこすり、汚れたなと思ったらお安い塩をかけてタワシでこすります。
かびないためには、しっかり水分を拭き取って、風の通る場所に立てかけておくことです。

テレビやネットでもどれか本当かわかりませんね。ご自分でやってみてくださいね。

# by kitchenparadise | 2017-02-22 12:52 | キッチン道具について

東洋経済の「お弁当作りで消耗する必要はない」記事を読んで

今日はこの記事についてひとこと言いたい。

「お弁当作りはあなたにとって消耗?」
 

東洋経済オンラインで、フランス在住のライターさんが書いた今朝の記事。一部抜粋。 
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フランス人は手の込んだお弁当を作らない。子供の遠足の時でさえ、バゲット、パック入りのハム、チーズ、ポテトチップ、みかんなどをもってきて、子ども自らバゲットにはさんでたべる。フランス人は見栄えのいいお弁当と作ると言う発想がない。共働きをしている知人の母親に「日本のようなお弁当を作ってもらいたいと思うか」と聞くも、「作るのが大変だと思うし、そんなに手間のかかったピクニックは必要ないです」という返事。合理的で、作り手のストレスがないのがフランス流。力が抜けた。日本でもお弁当は簡略化できないか。
という記事だった。

この方はフランスにいるわけだから、郷に入れば郷に従ってもいいと思う。それを求めるならそれでいい。もっというなら、お弁当作りを消耗だと思うのなら、消耗するようなお弁当を作る必要はないと思う。買ってきたもので美味しいものはいくらでもある。家族に作るお弁当がストレスになるのなら、家族はそのストレスを食べているということ。それじゃあ食べるほうが可哀そう。

私がカリフォルニアに留学した時、ホストのママが毎日ランチバックを持たせてくれた。平均的な家庭で、毎週末コストコでドカ買い、朝はダンキンドーナツ、夜はサラダ、オーブンで焼いただけの肉、ポテトが常。ランチには、記事と同じように、パンとハムとチーズ。それにパックのオレンジジュース。たいていバナナかリンゴが入ってた。チーズやパンの美味しさにアメリカとフランスの違いはあるかもしれないけれど似たようなもの。それがアメリカなので不満はない。アメリカはパンが主食で、腸が短い。このランチスタイルが根付いている。もちろん多様化で違う人もたくさんいて、トーフを毎日食べるニューヨーカーもいるらしいけれど、私が知る田舎の家族の大半はそんなのが多い。私が訪れたイギリスでは、夜はオーブン料理だった。共働きのママ(パパ)は帰ってきてオーブンに入れるだけ。だから焼いている間は子供と遊べるというわけで、子どもを産んだ後は参考になるなと思ったのを覚えている。その土地の文化が時代で変化をとげているが、基本はあまり変わっていないのだと思う。

さて、私も毎日お弁当を作っている。最近はスタッフと自分にもおおめに作っている。毎日朝食づくりと合わせて20分ほどしか時間はかけず、ストレス、消耗はほぼない。ちょっときついなという時や寝坊した時などは、おにぎりだけ持たせるだけの時もあるし、学校のカフェで食べてねという時もある。できない自分はあっさり許す。

私はなぜお弁当を「消耗」だと思わないか。それは、「お弁当にバランスが良く、安全な昼食と食べさせたい」から。それが1時間もかかるなら毎日はやれてない。私は道具屋なので短時間で美味しくできる道具がわかるし、おにぎりと玉子焼き、茹でた野菜に塩をかけるだけでも十分だと思う。私の母のように忙しい中、ぱぱっと作ってくれたように、同じようにやっている。

記事であるように、まわりがどんな手の込んだお弁当を作ろうが、見栄えが悪かろうが、帰宅した子供が洗わなかろうが、たまに簡素化しようがしまいが、そんなの基本的には気にしない。作ってあげたいという自分の気持ちが大切だと思っている。だからフランスがどうであれ、日本がどうであれ、気にする必要なんて全くないのだ。この子に、何を食べさせたいか、何がいいのかだけを考えれば、それがおにぎりにたくわんだけだろうが、さしみを入れたパンであろうが、かまわない。

フランス人と日本人が違うとすれば、人は人、自分は自分と思っているところかもしれない。力をぬくのは、パンチーズで納得するのではなく、頑張りすぎないということだけ。ストレスに感じないようなちょっとした料理の知識なんて、今の時代すぐに手に入る。消耗、なんていう言い方は、子どもたちに残してほしくない。

ここまで書いたらスタッフから注意されてしまたt。世の中には料理苦手の人もいますしねーと。
いやぁ、そうでしょうそうでしょう。だから、おにぎりだけでもいい、気負わないでいいと、これからのママたちには伝えたい。

この記事を書いた記者が「力が抜けた」というのは、第一歩。力を抜いたうえで楽しく工夫できたらいい。
手間はかけなくても思いをこめることは誰でもできる。

フランスのマネでなく、日本ならではのお弁当とそこにこめる純粋な思いが、祖母から母へ、母からわたしへ、わたしから娘へ、娘からその先へ続いていくと信じている。

# by kitchenparadise | 2017-02-21 15:19 | 私、こう思う

道具を生かしたちらし寿司

今日は、究極のちらし寿司を作るにあたっての道具の使い方を解説します。
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材料
米:2合   水:米の1.1倍 
すし酢(酢:大匙4 砂糖:大匙2 塩:小匙1)

ふき・人参・筍・椎茸・あげ(醤油・赤酒・出汁・砂糖・みりんのどれかで別々にお好みに味付け)
酢レンコン(酢・水・砂糖)
薄焼き卵(卵2個・砂糖・塩)
飾り海老(砂糖・薄口・出汁)
飾り白身(塩して酢洗い。酢漬け)
菜の花(塩)
薄焼き卵と菜の花、海老以外は前日から準備。
2回作りました。基本的な分量は同じにして、てんさい糖と白砂糖での味の違いや、また大きく切って混ぜたものと細かく切って混ぜ込む場合との違いも比べようと思いました。(最後の試食後に感想あり)
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具を煮るのはすべて右の写真の銅鍋です。時間が早く、少ない調味料で味がしみこみやすくなります。菜の花は2分ほどさっとゆでますが、これは銅ボウルを使いました。銅イオンに触れると、長時間経過しても緑が変色せず、生き生きとした感じになります。菜の花はザルにあげて軽く塩を振っておきます。
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薄焼きは銅の玉子焼き器で作ります。薄く焼ければ両面焼かなくても良いのですが、銅で作ればより簡単です。木のまな板かザルにひっくりかえしておきます。
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お米を洗います。酢飯のお米の場合は水は1.1倍と言われますが、新米の場合は1:1でも水が多いくらいの場合もあります。正確に計れるように洗ったらザルにあげます。よく水分をとるので正確です。表面が乾かないように濡れ布巾をかけておきます。
すし桶は、酢水に浸したふきんで拭いておきます。水でもいいのですが、酢水のほうが殺菌になり、もちがよくなります。
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お米を炊き始める前にすし酢を作っておきます。 
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てんさい糖を使う場合は溶けにくいので、かなり前から混ぜておきました。酢がまろやかになりすぎないためには、金気のあるものを使わないようにします。今回はガラスボウルにシリコンの泡立てを使いました。琺瑯でもいいです。ステンレスにいれると幾分酢の味が変わります。 
昆布・お酒少々を入れてお米を炊きます。(お酒の分量は水から引いてください) 
むらし過ぎないようにします。 
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ご飯をこんもりとすし桶にいれたら、木のしょもじを経由してごはんの上にかけます。(私はここですぐに混ぜずに濡れ布巾を1.2分かけます) 
切るように混ぜながらご飯を広げ、すし桶についたすし酢をご飯に含ませていきます。同時に時々うちわであおいで急いで冷まします。酢が少し多めでもすし桶である程度は調節してくれます。大きいすし桶が好まれるのは、酢飯を混ぜすぎずに効率よく冷ませるからです。
 
人肌ほどに酢飯が冷めたら具を入れます。冷める前に入れます。混ぜすぎないように。 
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上に好きな具をのせて完成。すぐに食べない時は、濡れ布巾をかけておきましょう。 
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てんさい糖と白砂糖の違いです。てんさい糖のほうが断然まろやかなので私は好きですが、米1合にてんさい糖大匙1の割合は、甘さが大変控えめです。九州は甘いほうが好まれるので倍ぐらい入れる方もいらっしゃいます。 
米1合に白砂糖大匙1は、てんさい糖の同じ分量より甘さは効いていると考えていいです。 
 
中に入れる具を小さく切って混ぜ込むと、さらに味が濃くなります。具を甘く煮たらなおさらです。 
ちらし寿司の味の決め方は、分量だけでなく、砂糖の種類、具の味のつけ方、切り方で違い、酢に関してもステンレスかガラスかで違い、さらに木のすし桶を使うかどうかでも水分調節が違いました。桧山先生がおっしゃる通り、30回作ってみないと自分にとっての正解はわからないものですね。
 
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キッチンパラダイスではすし桶フェアを開催しており、お買い得な上にプレゼントもあります。2月末までです。3月1日からはすし桶の価格が上がりますので、ぜひこの機会に!





# by kitchenparadise | 2017-02-20 19:26 | キッチン道具について

キッチンパラダイスのなりたち その5

キッチンパラダイスのなりたちその5です。
お店を立ち上げる前からこれまでの奮闘を思い出しながらまとめています。
これまでのその1からその4はこちらからご覧ください。
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バラ色の夢を描いて立ち上げたものの実際は甘いものではなく考えこむ夜が続きました。
運営がうまくいかないのは、子育てしながらなんて難しいのではないか、場所が悪いのか、私が経営者に向いていないのか、そして最後はいつも「こんな台所道具店なんてどこにでもあるしね。」というネガティブな考えに到達したものでした。

そんな折、母から「文、桧山先生にお料理を習いにいきなさい。立派な先生だから。」と勧められました。料理家の桧山タミ先生は当時77歳。父の仕事関連で大学教授らと共に行っていた勉強会「紛体研究会」のメンバーで、両親と親交があったのです。

ただでさえ忙しい私には無理だと思いましたが、母がめずらしく何度も言うのです。
「あなたの仕事の指針にもなると思うわよ。」
次に母に会うと「もう娘が行きますって言ったから。」と言います。珍しく押しの強い母に付き合うかたちで、半ば仕方なく桧山塾の門を叩くことになりました。お店を始めて2年ほどたった時のこと、お嬢は3歳でした。

桧山先生は笑顔で歓迎してくださいました。水曜日の13:30からの授業。長年通ってらっしゃる4人の先輩方に加わり講義を聴きました。料理の手順の説明に入るまで「3時間」という長い講義でした。

この時、先生がおっしゃったことは、
「家族の体はあなたが作る料理でてきているんですよ」
「時間が無いなら、もっと手早く作れるように賢い女性になりなさい」
「味は買うものでなく、作りだすものです」
そして「疲れて無理に料理をしても、美味しいものはできません」とも。

まさに毎日の私のことでした。

他にも、マヨネーズが誕生したのはそこにオリーブの木とレモンがなっていたから。バターがフランスでソースに使われるのはノルマンディーの放牧があったから。体に必要とされるものはすべて、その土地の畑で採れ、海から捕れるということでした。経験と実践を踏まえた先生から自然の摂理と料理の関係を教わり、私はとても興奮しました。

料理を習ったというよりも、人生の師を得たといったような魂の震えを覚えた日となりました。

それまでの私は、こんなに忙しいのにひとりでなんでもやってやってるという気持ちと、体にいいものを食べさせているという自負が少なからずありました。台所道具屋でありながら「料理を作ってあげてる」という気持ちが少しでもあるなんて、お店がうまくいくはずなどないのです。

料理は理にかなったものである。私は家族のためにもっと学び、賢く料理をしていこう。
キッチンパラダイスという小さな店を、みんなが料理をしたくなるようなお店に変えていこう。

お嬢の保育園へのお迎えのために桧山塾を後にした時は、人生をやり直すような、本当の生きがいを見出したような気持になっていました。もっと食のことを知りたい。もっとまわりの役に立ちたい。素直にそう思いました。


つづく。またいづれ。次のキッチンパラダイスのなりたちその6では、出会ったスタッフのことを書きましょう。

2/20(月)は、「道具を生かした究極のお寿司」です。

(これは5年前の料理イベントの企画の際に先生にお願いして、撮影した写真です。転載はご遠慮くださいね。)


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# by kitchenparadise | 2017-02-18 16:46 | キチパラのなりたち

呼吸する塩壺を販売します

入荷待ちの「呼吸する塩壺」が、少し入荷しました。
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これまで塩壺は、入荷しても予約分だけで完売でした。すべて手作りの為、スタッフ検品で個性がある3割くらいをはじいてしまうことで、店頭では販売できても、ネットではなかなか出しにくい面もあります。
今回も予約でほとんど発送してしまい、数はあまりありませんのでご了承ください。


塩壺の黒は

SSサイズの5台
Mサイズが5台
Lサイズが5台


塩壺の白は
Lサイズが5台

作家さんが個展の合間をぬって制作されているのと、年末に靭帯をいためて少しお休みなさったこともあり、次回の制作はいまのところ未定となります。

塩壺は、私も6年間使っていますが、本当に重宝する道具です。


①塩が固まらず常に呼吸している。

塩がいつもさらさらしています。
私が蓋をあけっぱなしで外出して戻ってきたら、さすがに表面が固まっていました。でも一日蓋をしていたら、またサラサラに!一度乾燥しても、また使いやすくサラサラになってくるのです。
逆も同じで、おにぎりなどで濡れた手で塩を触っても、蓋をしておけばまたもとに戻ります。いったん濡れても、塩壷が適度に水分を調節してくれます。

②世界にひとつしかない。

これまで何百個も店頭に飾っていますが、ひとつとして同じものはありません。それどころか、作る時期によって色合いも、微妙な大きさも、形も違います。
手作りならではですが、ネットで買われるお客様の中には、「ちょっと赤っぽいものを」とか「できればもっとも大きなMサイズを」とか、細かく指示がある場合も。あとはスタッフにゆだねていただくしかありません。
同じものどころか、似たものを見つけるのも時に難しいほどなのですが、それが手作りのよいところ。

③機能的で美しいカタチ

台所に置いておくだけで美しいと思える商品、いえ「作品」です。
使うたびに嬉しくなるような、使って料理をしたくなるような、そんな日常の中の豊かさがあります。
蓋を雑に扱うと割れてしまいます。ですから、私たちは蓋を開ける時に無意識に優しく扱います。それが丁寧に心を落ち着けて台所に立つことに繋がっていくと思っています。

④手放せない一生モノ


大切に扱えば一生ものです。水分が多すぎたり、湿気がこもったり、入れる塩が多すぎたりすると、側面が濡れたり塩をふいたりすることがまれにあります。塩壷が役目を担っている証拠です。
そんなときはお手入れでもとに戻ります。台所の油がついたりしても、お手入れでもとに戻ります。
いつもみなさんの台所で、静かに活躍する、温かくて優しい塩壷です。


お手入れですが、洗うときに中性洗剤を使いません。重曹か熱湯は使えます。
洗った時は、しっかり天日干ししてください。比較的短時間で乾燥します。
締め切った棚の中に収納すると、湿気を吸いすぎる場合があります。(キッチンの状態にもよります)

ご希望のお客様はキッチンパラダイスまでサイズとご希望の数をおしらせください。092-534-6311 staff@kitchenparadise.com
昨年お問い合わせいただいたのに、返信メールが返ってくる方、お返事が無い方が5名ほどいらっしゃいます。お心当たりの方は、お早めにご連絡を!

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なみじゅうDAYは3月3日(金)です。限定300本、予約なしで店頭でご購入いただけます。詳細はこちら
# by kitchenparadise | 2017-02-17 07:30 | おしらせ(SALE等)

小説と映画、そして道具

「一度発明されちゃったものは、なかったことにはできないの」
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これは「罪の終わり」(東山彰良著・新潮社)の一節。

2100年後半のアメリカで、人々が飢え、食人行為が正当化されていく時代を舞台にした小説で、主人公ナサニエルに、眼球に埋め込む「VO」手術をどうしても受けさせたいと願う彼の母親が発した言葉である。
この「VO」は、眼球装着型の人口知能(?)のようなもので、装着すると脳が覚睡し、身体能力が上がり、ニュートラルネットワークの情報を見ることができる。お金のある人のほとんどはVOを装着している。
貧困だったピアもやっと息子に装着はさせたものの、皮肉にも「VO」は小惑星の接近により不具合が生じてしまう。
この小説は人間の倫理観のタブーをテーマにしている。圧倒的な迫力があり、衝撃的。「流」に続くすばらしい作品だった。


先週、その本の著者、古い友人でもある東山さんが店を訪ねてくれたので、「あのVOはよくぞ思いついたね。世界中が究極な便利求めて、最後は小惑星で不具合かぁ。」と話したところ、
「それならね、サバイバルファミリーもある意味似てるから観たら?電気やガスが全部ストップした家族の奮闘話。なかなかだったよ。」と彼。
それで、さっそくレイトショーに。

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うーん、とても面白い!
そうきましたか!小日向さん主演らしく、十分コミカルなエンターテイメントなのに、観た後はかなり考えさせられる映画だった。ある日突然、地球から電気が消えたという変わった設定。電気はおろか、電車、自動車、ガス、水道まで、電気を必要とするあらゆるものが、完全にストップする。廃墟寸前となった東京を、鹿児島の実家に向けて小日向家族が自転車で脱出するというお話。
エラそうなわりには家族を守れない父、魚もさばけなかった母、スマホ命だった娘、授業はすべて撮影してパソコン保管していた大学生の息子。最初はお互いに文句ばかりだが、生きぬいていこうとするサバイバル状態を通して、家族で向き合い団結していくのがワクワクする。

子供たちを連れて観に行ったほうがいい。オススメ。

「便利がかえって不便を生むのよ」というのは料理家の桧山先生の口癖。
とはいえ、ナサニエルの母がいうように、一度発明されたものは、もうないことのはならないのも事実。

パソコンやスマホのようなここ数年で当たり前になった便利な機器もなかったことにはならないし、台所道具で言うと、電子レンジ、冷蔵庫、フードプロセッサーなどもなかったことにはならない。半世紀前までは、レンジの代わりに蒸し、冷蔵庫の代わりに干物にし、フードプロセッサーの代わりにすり鉢だった。便利にはなったけれど、それが無くては生きられなくなった現代人を考えると恐ろしくもある。

「発明されたものはなかったことにはできない」世の中で、私たちが何を選択して、何をできるように、何を子供たちに伝えていくかは、発展よりも大きな大きな課題だと思った。責任は、私たちもあると思う。

追記:このblogを書き終えたあたりでお嬢の担任から電話があった。美術の時間に版画用のナイフで指をざっくり切ったのだと。まあね、小型ナイフやら使わせたことないからね〜。なんでもさせておくべきだなぁと、改めて。

# by kitchenparadise | 2017-02-16 13:49 |

3月3日(金)なみじゅうDAY

2017年3月3日(金)、なみじゅうDAY。
赤200本、黒100本を予約なしで限定販売します。
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キッチンパラダイスオジリナルナイフの「なみじゅう」はテレビで紹介していただいたため注文が殺到し、これまで予約販売のみでしたが、ようやく3月3日(金)に限定300本を店頭で準備できることになりましたあらかじめキチパラ店頭でご予約いただければこの日に確実に受け取れますし300本までは当日直接ご来店いただいた方にもお渡しできます。 (当日購入はおひとりさま10本までとなります)
3/3(金)10:30AMから販売開始して300本完売した時点で終了です。何時に販売終了となるか分かりませんので、キッチンパラダイスフェイスブックで常に残りの本数をアップしていく予定です。
3/3以降にお店で直接購入予定のお客様はキッチンパラダイスのフェイスブックをチェックしてくださるとわかりやすいと思います。
https://www.facebook.com/kitchenparadise.fk/

1本税込で1296円です。取っ手の色は赤と黒とがあります。今回完売後の次の入荷は5月初旬となります。
インターネット、電話、通常の店頭予約に関しては、こちらのblogページをご覧ください。



# by kitchenparadise | 2017-02-15 16:42 | なみじゅう

ジオ・プロダクトは、やはり良い鍋

キッチンパラダイスでも販売している「ジオ・プロダクト」という鍋がある。
ステンレスの多層鍋で、非常によい鍋
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デザインがいい、耐久性がいい、性能がいい、、価格も買いやすい。


デザイン
な柳宗理やクリステルがいいという好みもあるだろうけど、ジオもシンプルで悪くない。

耐久性
は15年保証で問題が全くない。キチパラで販売している15年間、クレームはない。
取っ手がプラスチックだとガス火で溶けたりする場合もあるし、取っ手と本体がネジだといちいちネジをきつく締めなくてはいけない鍋も多い。その点ジオは溶接でかなりしっかりしている。取っ手が熱くなりにくい工夫もある。

性能もいい。
ジオは7層、クリステルは3層、ビタクラフトが9層なら、層が一番厚いほうが「良い鍋」と思うが、まずは底だけが多層か、全面多層か、厚みはどうかをチェックしたほうがいい。多層は熱が早く広がるアルミニウム(たまに銅も)をステンレスとステンレスの間にサンドする、少なくとも3層になる。

*底だけが3層で、側面が単層というのがクリステル。その3層がかなり分厚いので蓄熱性はかなりがよく煮物にもいい。しかしただ出汁を温めるといった調理は側面がやや焦げやすくやや汚れやすい。

*ビタクラフトは9層の全面多層。煮物などの条件である蓄熱性は非常に高い。煮崩れも少ない。側面も多層なので焦げも少なく、汚れにくい。ただ色んな条件をクリアにしてオールラウンドに重宝するかわりに、やや重い。また取っ手がプラスチックであるため(ビタクラフトプロ用は違う)私のビタは、重みからか取っ手のネジがよく緩む。(これに関しては使い方かもしれないが、そんな例もあるということ)

*ジオ・プロダクトの蓄熱性については、厚底のクリステルや9層のビタクラフトよりほんのちょっとだけ劣るかもしれない。(これはきちんと比べてないが)しかしビタクラフトと同じ全面多層で、煮物にも茹で物にも最適で焦げにくく、出汁を温めても側面が汚れない。そして取っ手がプラスチックで15年保証、素晴らしいのはビタクラフトウルトラの3分の1、4分の1で買える。

鍋に出費をいとわないのであれば、煮物にビタクラフトの鍋、コンパクトを重視するならクリステルの鍋、そして茹で物や麺類などにちょっと軽めのジオの行平鍋をおススメする手もあるけれど、なんせジオプロダクトの片手鍋も行平鍋もとてもコストパフォーマンスがよく万能性が高いから、やはりこちらを薦めてしまう。

私は、煮物をストウブ(シャスール)のような鋳物琺瑯鍋と、銅鍋で作るので、あとはジオプロダクトの行平鍋が大きさ違いで3種あるのでカンペキ。買い替える必要がない。


総合すると、ジオ・プロダクトはほんと使い勝手がいい鍋だなと思う。

スタッフ全員使っているので、大きさや種類などのご相談は直接店頭で。



# by kitchenparadise | 2017-02-13 13:56 | キッチン道具について

「なぜ私だけが?」家事の不公平感のについての雑感

2017/2/7(火)のY!ニュースのタイトルは「なぜ私だけ?いまだに続く共稼ぎ夫婦の不公平感」でした。雑誌AERAの記事だそう。

内容は、共働きなのに妻だけが家事をするという圧倒的な不公平感に納得できない女性がとても多いという話。技術の発達で家事は重労働ではなくなったはずなのに、やらなければ咎められ、分担争いは家族を暗黒のストレス状態へ突き落す。この苦しさの正体は何なのかと投げかけ、何人かの女性の叫びを記事にしています。
「家事から解放されたいと思う人を、世間は怠け者と責めずにもっと理解すべきです」とある女性は言い、またある女性は「手間暇かけることが真心とされていて料理を買うなんて許されない。まして料理嫌いなんて言えない。うまくバリアを張って生きていくしかないんです。」とも。
別のサイトには、「私ばかりが家事をしていることに腹が立ち、中学生の子供と夫に家事ストライキ宣言をした」ともありました。

記事には、夫から「それなら俺と同じくらい働いてこい」「あの奥さんは仕事も家事もできているのに」と言われた妻もいて、頑張ってる女性たちに同情します。そんなこと面と向かっていう男性には残念で仕方ないです。

夫婦の分担の問題点は、早めに、しかも素直に話し合って折り合いをつけるのが一番なのでしょう。関係性が悪化してからは難しそうです。でも、妻としては「言わなくても気が付いてよ」というのが本音です。
夫って自ら気が付く生き物ではないんですよね。それ以前に、思いやりが全くない場合は論外ですが。

私が家事に、特に料理について楽になったのは、2つのことを学んだからでした。

ひとつは、「がんばらない」ということ。

がんばらないのは何もしないわけではありません。逆です。
「本質を見極めて少しだけ頑張る」ということ。また、「私がしなければという義務感より、思いを大切にする」ということ。
恩師である料理家桧山タミ先生に、「多忙で日々大した料理ができないし、手作りお菓子も作る時間がない」と相談した時、「それなら毎日おにぎりでいいじゃない。」と言われたのです。この言葉が私を楽にさせてくれました。

娘に食べさせたいというのは、「娘の健康のため」、「お腹をすかさせたくないから」です。それならお菓子よりおにぎりがいい。手作りならイモをふかすだけでもいい。つまり義務ではなく、思いだけを具現化する最短の道を選択すればいいと思ったのです。おにぎりは保存食なので朝から1.2分もあれば作っておけるし、お腹にもたまります。いろいろしてあげなきゃいけないと考えるのではなく、家族の健康だけを考えればいいという師匠のアドバイスでした。以前ブログでも書きましたが、出勤前に娘のおやつのおにぎりを握っておいておきました。

もうひとつは、いらいらの原因をほかの問題と混ぜないということ。

夫が家事をしないからもう料理をしたくないというのがそれ。夫に手伝いを求めていることと、家族にきちんと食べさせたいということは別。夫婦がうまくいかないので、子供に当たってしまったという話も聞きますが、それも問題点が混ざっています。

心理学者のアドラーには「課題の分離」という定義があり、それぞれの問題はそれぞれの個人が片づける問題であるといいます。他人の問題を家族といえど私が片づけることはできないという定義です。ですが、もう一歩進むと、自分の中にも自分の課題がいくつかあり、問題点を混ぜないようにしないといけないのではないかと。

また、のちにもう一点のことにも気が付きました。

「がんばらない」ことと「問題点を分けて考える」ことには、「この2つを実践するの知識」が必要であるということ。

どうすれば義務から解放され楽になるのか、また個々の問題点を分けるにはどうすればいいのか、を解決する知識です。

たとえば、道具や料理の知識を深めると簡単にできる料理のコツがわかるようになり、知れば知るほど、頑張らなくても思いを達成できるようになります。
様々な参考になる本を読んだり、心ある友人に相談したりすると、不満の正体や自分の性格が分析できるようになります。

以前、友人から「子供がお弁当箱を出さず頭にくるので、お弁当を作らないことにした」と聞きました。料理が好きな友人です。彼女としては子供さんへの躾を優先したのでしょう。理解できます。それでうまくいくならそれでいいと思います。でも、感謝しなさいと言っても子供は感謝はしません。笑)
私も以前はそう思っていましたが、問題を分けて考えると疑問がわきました。お弁当箱を洗わせる躾と、子供に安全なお弁当を持たせたいいう母として思いは、問題が別ではないのかと。そうでないと、言うことを聞かない子供には、母は「お弁当」を通しての愛情を伝えられなくなってしまいませんか。

うちのお嬢もお弁当箱を洗わない時期が長く、学校にもいつも忘れ、私はお弁当箱を3つも買い足さねばなりませんでした。汚いお弁当箱はベットの下にいくつも溜まり、とうとう3つともベッドの下に洗わないまま置きっぱなし。何回も注意をして3つともをお嬢の目の前で洗いましたが、翌日も普通にお弁当を持たせました。
それでも翌週はまた懲りずにベットの下に。今度は「洗う時にママはくさいのイヤなので、今度からは自分で洗ってくれない?」と促しました。1週間前のお弁当箱はだいぶ臭ったようで、イヤそうに洗っていました。仕方ないですね。自分が洗わなかったんですから。そのうち、臭いのが嫌になったのか、親から注意されるが面倒なのか、夜中に起きてでも自分で洗うようになりました。時間がかかりましたが今では必ず洗います。まげわっぱなのでちゃんと外に干しているようです。

長くなりました。
気持ちが解決して以来、家族が大切だという気持ち、家族の健康や安全を願う気持ちは、私の中にある他のどんな問題にも圧迫されません。家事の不公平についても和らぎました。私から湧き出る愛情は愛情で大切にしておきたいと考えています。

夫婦も親子も、それぞれ課題が違います。お互い認め合うことが大切ですね。怒らずに自分の気持ちを素直に言えたらいいですね。

# by kitchenparadise | 2017-02-10 07:30 | 私、こう思う

本格的にぎりはいかが?

キッチンパラダイスでは今月末まで「春のすし桶月間」を開催中なので、ちょっと面白いものを入荷してみました。
「すし台」です。鮨屋さんに行くと、握りや刺身がのっかってくる台です。
自宅で握り寿司をこのすし台ののせて盛り付けると、ますます美味しそう!本格的です。巻いた手巻きを載せてもいいですね。
今回ご用意したのは4種類。小さいのが2つ、少し大き目が2つです。

4種類とも限定数あり!メーカーさんのご協力をいだだき、

なんと、半額です!
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寿司だけでなく、刺身、前菜、菓子などを盛ってもよさそう。盛台のほうは、和菓子、刺身用の感じですね。

白木盛台小   21cm×12cm 高さ35mm 2376円→1188円(50%OFF)
すし台小   21cm×12cm 高さ60mm 2376円→1188円(50%OFF)
スス竹盛台大 27cm×18cm 高さ35mm 3780円→
1890円(50%OFF)
すし台大   24cm×15cm 高さ60mm 2700円→
1350円(50%OFF)


おとといから店頭にもだしており数がだいぶ少なくなりました。
定番品ではないので完売で終了です。どれも木にウレタン加工、輸入品です。
ご希望の方は、店頭か、キッチンパラダイスHPにも紹介しています。

キッチンパラダイスHP
# by kitchenparadise | 2017-02-09 16:03 | おしらせ(SALE等)

わたしがすし桶を買うワケ

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すし桶が無いご家庭が増えているようです。
30代~40代では2.3割しかお持ちでないようです。それもそのはず。yahoo知〇袋では「すしおけ無しでお寿司が作れますか」の問いに、「ボウルがタッ〇ーで作れます。」あるいは、「炊飯器にすし酢を入れて混ぜましょう」という答えもあるくらいですから。
本来、木のすし桶はすごくいい道具なのに人気がないのは、おそらく収納に困ることや、本当の良さに気が付いていないからではないかなと思います。木のすし桶は水分を調節してくれていつも美味しく仕上がり、食卓が豊かで、保存にも一役も二役もかってくれます。

私は結婚してしばらくして母が買ってくれました。(写真のすし桶↑)もう15年近く使っていますが綺麗に使えているので、あと10年くらい経ったらお嬢(17)に渡そうと思っています。
私にとってはすし桶がない生活はとても不便。
今日は、私がなぜすし桶が必要かを改めて考えて、その理由を書きたいと思います。

①子供にすし桶のある豊かな食卓を

子供の頃、手巻き寿司がなによりご馳走でした。「今日手巻きよ。」って母が言うと、「わたし、うちわであおぐー。」といって、喜んでお手伝いをしたものです。姉とうちわを取り合ってあおぎました。私たちが扇いだおすしはすし桶のまま食卓に並べられました。お嬢(いまはもう17ですが)にも、子どもの頃にそんな豊かな食卓を経験させたいと思っていました。

②うちわで扇ぐ意味がある

うちわであおぐのは実はちゃんとした理由があります。早く冷ますことで、艶をだすこと、べちゃっとさせないこと。そして保存が効く酢飯にすることです。ステンレスやガラスでは、あつあつのご飯を入れた瞬間にボウルが温まってしまうため、うちわで扇いでもなかなか冷めないのです。

③水分を調節してくれる

うちわで扇ぐのは、表面がベタつく前に水分を飛ばして艶を出すのが一番の理由ですが、金属やガラスのボウルだと蒸気(水分)を吸い取ってくれません。うちわで扇ぎながら、水分調節ができるのは木のすし桶だけなのです。
ちょっと大目の水分量は、木が調節してくれるわけです。
ステンレスやガラスは水分を全く吸わないので、木のすし桶より少なめにすし酢を入れないと、びちょびちょ。
私はすし桶を信用して、すし酢はいつもほぼ目分量です。

④いろいろ使える

おすし以外にもいろいろ使っています。まぜご飯、炊き込みごはん。ただのご飯にしょうがやミョウガ、シソ、ちりめんじゃこをすし桶で混ぜてそのままテーブルに出すと、豪華なメニューに。
炊き込みご飯を作って濡れ布きんをかぶせておけば、子どもの塾前のクイックご飯に。仕事で私は不在なので、お嬢は塾前に自分で食べて出かけていました。
朝からおにぎりを作ってすし桶で保存もしていました。お皿にラップ保存よりも保存が効きます。これも濡れ布巾をかけて。セイロの蓋をかぶせておくこともあります。
パンもおはぎも、すし桶にいれておくと木の呼吸で乾燥が防げます。
仕事で家に戻れない時に、すし桶にはずいぶん助けてもらいました。

⑤おもてなしが簡単

酢飯さえ上手に作れば、母が上手だった手巻きでご馳走ができます。準備要らずです。
ちらし寿司も写真のように季節を楽しむおもてなしができます。
「お寿司を家で作る」のは、ここ日本では何よりのおもてなしになるのです。お客様が来られるのが全く面倒ではなくなります。お寿司、お吸い物、がめ煮、湯豆腐、これくらいで、もう十分なおもてなしができます。


木のすし桶は、ほかのものでは代用ができません。私が最も信頼して必要としている台所道具のひとつです。
最後に。いくつか理由を書きましたが、本当の一番の理由は、お嬢に「大切な人に美味しく食べてもらいたい」ってきもちを伝えられたことだと思っています。お嬢が結婚する時にはこのすしおけを持たせるつもりです。

キッチンパラダイスでも上等なすし桶をご紹介しています。今月は定番のすし桶がお買い得になる年に一度の「春のすし桶月間」です。
HPをのぞいてください。




# by kitchenparadise | 2017-02-08 15:54 | キッチン道具について

私が好きなシリーズ(オイル編①)

お店をやっているとお客様から台所道具以外にもいろんな質問があります。どんな調味料使ってますか、パン屋でお気に入りは、美味しいイタリアンは、美容室は?などなど。
でもって、「私が好きなもの、好きな店」というカテゴリーで、私やスタッフのお気に入りを紹介することにしました。

初回は調味料、オイル。

調味料に関しては醤油や塩、オイルも一種類に決めているわけではないのですが、お嬢やスタッフもとても気に入っているのが
オーガニックオリーブオイル cuvee (クヴェ) 500ml 定価3240円

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(写真:cu-mondo HPより)
グランプレージオ・ビオを作っているカプート・マリア社。ほとんどを有機栽培にし、空気に触れることでおこる酸化を最小限にするため熱や水を加えず真空設備の中で搾油し、高い品質を保っているということ。豊かな風味、辛味とわずかな苦みが大人にも子供(まあ高校生ですが)にも好評です。うちはサラダや温野菜、あとスープにひとかけっていうのもよくあります。美味しいパンがあったらちょっと浸して食べるのが至福の時です。我が家はドレッシングを使わずオイルで塩コショウばかりです。
あんまり美味しいので年末にスタッフに配ったら、みんな絶賛でした。
私は同じ福岡の会社であるcu-mondoさんで購入してます。

普段使いの油として、菜種油も使いますが、最もよく使っているのがこちら。
関根の胡麻油 470g丸ビン 1,620円
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(写真:関根の胡麻油HPより)
以前は8キロ缶18,360円を年に一度買っていましたが、小ビンに移すのが面倒になり今は小さいサイズをまとめて購入。以前OGスタッフに油を自慢したら、何人ものスタッフがこの油を取り寄せててびっくりしました。
ここのごま油は、圧力をかけてゴマから油を搾るという江戸時代から続く圧搾法です。添加物を加えなくても酸化しにくいらしいです。
10年くらい使っていますが、胃腸が悪い時でさえこの油なら大丈夫で、安心して使っています。いわゆるごま油特有のどろっとした感じではなく、サラリとしていて、香りもゴマーって感じでなく上品。私は和風洋風を問わず、炒め物や揚げ物にも使っています。
いつも関根の胡麻油さんのオンラインで買ってます。

オメガ3と言われる亜麻仁油、えごま油、チアシードオイルなども使っていますが、お嬢が嫌がるので家族用としては断念。大人だけ。
次回は、私が愛してやまないパン屋さん、10年以上お世話になっているスーパー美容師さん、これまた10年お世話になってる神の手エステシャンとかも書こうかななんて。有名人がこっそり訪れる店なので、ちょっと許可を得ときます。(笑)

キッチンパラダイスでは、春のすし桶月間を開催中です。すし桶はぜひひとつお持ちくださいね。2.5合からあります。HPからどうぞ。キッチンパラダイスHP
# by kitchenparadise | 2017-02-07 12:43 | 私が好きなもの、好きな店

お寿司と洋子先生

先週土曜日、洋子先生の基本ごはん会がありました。先生は現在8か月。産休前の最後の講座でした。みなさんからお腹をナデナデされてました。
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春のちらし寿司が美味しそうですね〜。

みなさん、ありがとうございました。
洋子先生、お疲れさまでした!ベビーちゃん抱っこできる日を楽しみにしています。
次回の先生のこうざは未定ですが、いづれ落ち着かれたらお願いしたいと思っています。

今日は終日打合せのため外出で、ゆっくり書けません。明日は私の愛用品について、です。

# by kitchenparadise | 2017-02-06 11:21 | キチパラ講座

こんな本は売れてはダメでしょ

TSUTAYAの平積みの本は世相を表していて興味深い。「なぜ○○にこだわるのか。」「悩まない練習」「伝え方が9割」「大人の発達障害」、女性のコーナーには、「モテルメール術」「お金の神様にかわいがられる方法」「引き寄せの法則」「1%も尽くさずに愛されるススメ」などなど、タイトルだけで面白いというか笑えるというか。いまみんなが手に入れたいものっていうのはそんなことなんだなと思う。
そんな中、「女は子宮の声を聞く」といったタイトルの本が数冊あった。

「女性は子宮で考える」という言葉があるけれど。あれは「しょせん女は理論的でなく感情的な生き物だ」という男性からみた女性軽視に聞こえる。
この本は、そこを全く逆手にとった本であり、男性でなく若い風俗嬢経験のある女性が書いた本だった。
そして彼女、最近なかなか人気者らしい。
私は基本的には職業には貴賎なしと思っている。お金を稼ぐために、あるいは社会のために、または自分のために、どんな角度から社会と関わるかは、まわりに迷惑をかけず本人が責任をとれるならよいと思う。政治家だろうと、雑貨屋勤めだろうと、良き人か悪しき人かは、神様が判断なさる。

でもこの本は納得いかない。本物っぽさを1mmも感じない。例えばこんなことが書いてある。(内容はうる覚えなので申し訳ないですが)

ついかっとして頭にきて相手に暴言を吐いても、反省することはないし、謝ることもない。それは自分の子宮のSOSである。子宮の声に聞き、そこに至ってしまった自分の子宮を甘やかせてあげること、云々。
ほかにも子宮や女性性に関する、読むに堪えない内容が多い。子宮を甘やかす。ありのままに自由に、わがままにいきると何度も綴っている。

「自分を大切にしよう」「自分を許そう」そういう発想がこの頃とても多いのはわかる。自分を大切にしないと、相手も本当の意味で大切にできないし、自分を許してこそ、相手も許せるとは思う。とはいえ、暴言を吐かれた相手の気持ちを無視して、自分の子宮第一で片づけるなんて、日本のご先祖様が聞いたら泣く。

元来日本は(って古めかしいけど)、相手を慮る(おもんばかる)ことができる人たちばかりだった。
どういうことをすれば相手が嫌な思いをするか。相手の心が傷つくか。相手の気持ちをはかることができる豊かな想像力があった。
日本人は周りを気にしすぎるということからこういう発想が生まれたのだろうと思うが、それはちょっと方向性が違っていると思う。ありのままや自由をはき違えている。

かの藤木相元先生(人相学の権威)はおっしゃった。
「悩み事は深刻に悩まず、真剣に考えよ。」

暴言に当てはめるならば、出てしまった言葉を深刻に悩む必要はない。言ってしまったことは真摯に受け止めて詫び、真剣に心で考えて次の自分を探せばよい、そういうことだろうと思う。自己中心と、自分を大切にすることは全く違う。相手と自分を天秤にかけて、自分の心をまず楽にさせようと謳う本を女の子たちが次々に手にとり、「そうだ、そうだ!」と喜ぶとすれば、日本の将来は危なっかしい。

すべての本が正しいわけではない。もちろん私の考えも正しいわけではない。
これからは自分で学び、自分で判断する目をもたないと、こんなキャッチーなタイトルや身勝手な内容に振り回されるようでは、あっというまにみんなの心が乗っ取られる。

言論の自由だからね。本も、私も。でもちょっと言い過ぎたので、このページは後で消そう。



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# by kitchenparadise | 2017-02-04 15:35 | 私、こう思う

3/4(土)田中博子さんの苺ジャムレッスン

午前の部に1席空きがあります(2/21)
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2017年3月4日(土)

午前11:00~13:00
午後14:30~16:30

「田中博子さんの苺ジャムレッスン」

講師:田中博子先生
(パティスリークリエーター)

場所:キッチンパラダイスLABO
 (福岡市中央区白金)
参加費:5400円・・ジャム2本付
参加人数:8名×2回
内容:デモ+試食



アルザス仕込みのジャムとお菓子づくりが専門の田中博子先生に、苺ジャムを教えていただきます。
2016年6月の講座では柑橘、11月は栗と洋ナシのタタン、今回は一番要望が多かった苺です。
まずは基本の苺ジャムから、苺と黒胡椒ジャム、苺をペーストにした苺マーマーレードも合わせて教えていただきます。
2種のジャムは作って試食して、お持ち帰りいただけます。
また、超有名になった田中博子先生のラミントン、6人のパティシエとの共著「あたらしいパウンドケーキ」も販売します。
****************************************************
募集は2/6(月)10:30amからです。 
メールの場合はタイトルに「ジャム講座」と書いていただき、お名前、お電話番号をお書き添えください。
午前か午後を必ずお知らせください。
staff@kitchenparadise.com に参加希望のメールをお願い致します。
お電話でのお申し込みは092-534-6311です。先着順ですが、同じ時間帯に申し込みがあった場合は抽選になる場合もあります。
****************************************************
田中博子先生プロフィール:
福岡の中村調理師専門学校・製菓技術科卒業。食育料理研究家である藤野真紀子氏に6年間師事した後、2006年に渡仏。アルザス地方にある「Maison Ferber(メゾン・フェルベール)」にて、ジャムの妖精とも呼ばれ、世界中で注目されている Christine FERBER(クリスティーヌ・フェルベール氏)のもとで働き、アルザス地方伝統の菓子や料理、ジャムづくりを学ぶ。福岡を拠点にお菓子教室ークレアパーを主催 著書に「家庭で作れるアルザスの素朴なお菓子 」(河出書房新社)、「ジャムの本」(東京書籍)がある 。6人のパティシエの共著「あたらしいパウンドケーキ」は1月17日に家の光協会から出版されたばかり。
# by kitchenparadise | 2017-02-03 13:31 | キチパラ講座

すし桶のタガが緩んだら

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タガが外れるとかタガをはめるとはよくいったもの。人間もそうですが、すし桶のタガも、外れたらまたもとに戻さないといけません。早めにもとに戻さないと、時間が経つとなかなかはめこむのが難しくなるのです。

タガが緩んだ外れると、壊れたと思ってお店に持ってくる方もいます。タガは緩むことを想定しているからこそ付いているものなのです。タガがないとすし桶が膨張しすぎて壊れることもあります
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タガは簡単にもとに戻せます

輪っかを元の位置に戻します。手だけでは戻らないのでかまぼこ板などでトントンします。一気に戻すのではなく8か所くらいを少しづつ少し叩いて一周します。
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かまぼこ板がすぐには無い方は、割りばしでもいいでしょう。
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押し込むときに少し時間がかかるものの、割りばしでもOKでした。元の位置まで戻したら水にしばらく浸けてます。よく拭いてから風通しのよいところで乾かしてください。すぐ使う場合は、水をかけるだけでもはまります。
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タガは銅製だけでなく、ステンレスや竹、プラスチックの場合もあります。プラスチックは扱いは簡単で安価ですが、桶の膨張が激しいとあっけなく切れますので気をつけて。

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キッチンパラダイスの2月は「春のすし桶月間」です。先着20名に竹製国産しゃもじをプレゼント。価格も通常よりお安くなっています。この機会にぜひ一家に一台すし桶を揃えてみませんか。
すし桶がかびない方法や、レシピなども今月たくさんご紹介していきます。キッチンパラダイスのインスタグラムはこちら、https://www.instagram.com/kitchenparadise.jp/です。
# by kitchenparadise | 2017-02-02 07:30 | キッチン道具について

春のすし桶月間

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春のすし桶月間始めます。

期間は2017/2/1~2/28。

すし桶の正しい使い方を掘り下げてご紹介していく月間です。

おススメのさわらのすし桶、期間中の特別価格はこちら↓


2.5合(27cm) 5022円→4520円
3合(30cm) 5940円→5346円
5合(33cm)  6534円→5881円

先着20名のお客様に国産竹製しゃもじをご用意しています。

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暦ではまもなく春。卒業、入園入学、就職や桃の節句など、春はお祝い事がいっぱいです。ご家庭でお寿司を作る機会も多いでしょう。すし桶は場所を取るからかガラスやステンレスのボウルで代用する方も多いようです。キッチンパラダイスでは木のすし桶をお勧めします。

木は酢飯の水分を調節するのでべちゃっとなりにくく、すぐに冷ましてくれるので傷みにくく、断然美味しくなります。
大きいすし桶でなくてもいいと思います。昔は5合や7合用の大きいものが主流でしたが、今は2.5合用や3合の小さめがよくでています。
お子さんがいらっしゃる方は、木のすしおけのぬくもりのある食卓を!うちわであおぐお手伝いもしてほしいですね。
おひとりやご夫婦用なら、2.5合のすし桶はいかがでしょう。そのままだしてサービングディッシュとして、濡れ布きんをかけておひつにもなります。

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キッチンパラダイスの店頭なら、ぜひ使い始め、壊れないかびないコツを直接スタッフの説明をお聞きください。
インターネットでも販売しています。こちらです
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①すし桶に水をはって2.3時間おきましょう。酢を少しいれます。大匙2.3杯くらいで十分です。

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 よく洗って乾かします。よく拭いて、風の通る日陰で乾かすと早く乾きます。

②木の匂いが気になる場合は、日本酒を入れてしばらく置くと取れやすいです。
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(これは使った後でもなんどか繰り返すと気にならなくなります)

③毎回使う前には、濡れ布きんで拭くとお米がくっつかず黒ずみにくくなります。
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④水で濡らしてから拭いても結構です。よく拭いてお使い下さい。
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すし桶は上手に使うと、かびたり壊れたりしませんし、家族も豊かな食卓が楽しめ、いつも美味しいお寿司ができあがります。
この機会にぜひスタッフにお気軽に使い方などおたずねくださいね。

すし桶に巻いてあるわっかをタガといいます。キチパラオススメのすし桶では銅製のタガになっています。銅は優秀な金属で、木の収縮を守るからです。このタガは時々外れることがありますが、明日は、このすし桶のタガのつけ方を図解します。

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キッチンパラダイスはファイスブックに加えて、インスタグラムも始めました。
キチパラのインスタグラムこちら
新商品、道具テストの様子、お店のことなどをお知らせしていきたいと思います。

# by kitchenparadise | 2017-02-01 13:10 | おしらせ(SALE等)

子供は言うことは聞かないがマネはする

「子供は言うことは聞かないがマネはする」

この言葉、なにかの本でよみました。

昨日、料理研究家の三溝先生にお会いしたとき「お嬢は反抗期あった?」って聞かれて、うーんと考えてしまいまして。
反抗期?あったかな?あったような、たいしてなかったような。

中学生頃から、質問しても返事をしないとか、ぶすっとしている時期はありました。
部屋を片付けてとかお皿を洗ってとかいうと、返事をしないとか。成績表をみせないで勝手に提出するとか。それくらい。
これも反抗期と呼ぶならそうなんでしょう。
全く親にベトベトしない子で、かなり自立型。正しいかどうかは別にして、自分の意見をよく言い、「ママはママよね。」とあっさり切り返してきます。そうそう親の言うことをきく子ではありません。どちらかというと私の言う逆をいく感じ。

ですが、よく見ていると私そっくりの行動をします。
友達を家に呼ぶ。お金を貯めれない。でもふとっぱら。部屋の片づけはおおざっぱ。味にうるさく、調味料にもうるさい。
お風呂で本を読む。悲しい時には泣かず、嬉しいときだけ泣く。執着がない。おしゃれが苦手。
ちょっとした怒り方も似て、好きな芸能人のタイプまで似ている。

DNAもあるのでしょうか。たぶん知らず知らずのうちにマネしてるんでしょうね。コワイなぁ。
がんばってもしかたないですね。家族にまでかっこつけられないから。


さて、明日からは一か月間は、すし桶月間です。明朝アップします。長持ちさせる上手なすし桶の使い方を図解でご紹介します。


# by kitchenparadise | 2017-01-31 18:31 | 家族

銅に関するQ&A

銅製の鍋、銅の玉子焼、銅の茶こし、銅ケトル、銅おろしなどの台所道具には、銅ならではの素晴らしさがあります。でも、実際に買うまでにはいたらず、銅製品は使いにくそうだと思われるようです。
そこでこんかいはわかりやすくQ&Aを作ってみました。(途中、銅の殺菌力のところで配管の写真を紹介しますが、食事中の方のちほどに)

①銅の熱伝導がよいとどういいの?

熱が全体に伝わるので、短時間で沸騰し、ムラなく温まります。銅の玉子焼が強火であっという間にできるのは、熱伝導の早さも理由のひとつです。

②熱をよく伝えるっていうけど、どういいの?

素材の中心に熱を伝える力が強いので、薄味でもよく出汁が効き、煮物の調理時間な短く、揚物は短時間で中まで火が通ります。
写真はステンレスと銅で同時に煮た15分後の写真です。銅はすっかり火が通ってますが、ステンレスはまだ芯があるので曲がりません。
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蓄熱性があるので、同じ温度を長時間保つことができ、素材が壊れません。こちらは、銅と圧力鍋で煮たイワシを比べたものです。圧力鍋は短時間ででき柔らかくなりますが、柔らかくなりすぎて壊れやすくなります。銅で煮たイワシはコシや弾力がある仕上がり。皮む剥けずにカタチがしっかりしています。
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何度煮ても煮崩れしにくいのも銅の特徴です。いもをアルミと銅でそれぞれ煮ました。
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③緑青は体に悪いといいますが?

昭和59年までに緑青のことが報告され「緑青は体に害がない」とわかりました。もし緑青がでたら、そこだけ削って洗ってまた使えます。

④変色が気になるのですが、どうしたらいいですか?

銅はどうしても変色します。気になる方は、時々銅磨きで洗っていただくか、酸と塩分で落としてください。酢に塩を加えて磨くと、早いうちならとくにすぐにきれいになります。写真のようにススがこびりついたら、細かく研磨できるスポンジで表面をこすってから銅磨きで洗うとよいです。長年のよごれもこのようにおちます。
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⑤銅は殺菌効果があるのですか?

はい、銅はレジオネラ菌や大腸菌にも殺菌作用を発揮します。細菌類を死滅させる性質はさまざまな実験で実証されています。銅を花瓶の中にいれておくと、水が腐りにくいのも一例です。銅の茶こし、薬味のおろしが有効なのもこのためです。銅管は多くの高層ビルやマンション、一般住宅で給水・給湯配管にも使われます。2005年にカワヒバリガイの生息が確認された群馬県の大塩貯水地の写真が、一般社団法人日本銅センターのHPで紹介されています。
「銅管を使った管にはカワヒバリガイが付着しにくい」という、結果がでています。塩化ビニールの管やステンレス管だと、こんなに汚れが付くのかと、逆にちょっと怖くなりますね。
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銅は使うだけで、料理がおいしくなり、長持ちし、安全なことがわかります。

キッチンパラダイスは一生モノの銅の道具月間を行ってます。銅の鍋、銅の玉子焼器などが少しお買い求めやすくなっています。スタッフがお店で丁寧に使い方をご案内します。
キッチンパラダイス、一生モノの銅の道具月間

★Kitchen Paradise Aya's Diary では、銅に関するblogをいくつか書いています。

銅の良さ:煮くずれについて http://kpayas.exblog.jp/26349308/

銅製品のむかしといま http://kpayas.exblog.jp/26313156/

銅の良さ:調理時間について http://kpayas.exblog.jp/26327585/



# by kitchenparadise | 2017-01-30 15:25 | キッチン道具について

今日も出汁巻、明日も出汁巻

「同じ料理を30回作ればようやくその料理を覚えたと言ってよい。」と師匠がおっしゃった。
毎日作る土鍋ご飯、味噌汁、頻繁に作る肉じゃがや餃子などを抜きにして、よく考えると驚くほど続けて作っているものと言えば、玉子焼き、それも出汁巻だ。

お嬢の中学入学以来、彼女の要望に合わせて毎日出汁巻をお弁当に入れてきた。入れない日が週に1回、2回あったり、お弁当が要らない日もあるとしても、1年に200回以上は確実に出汁巻を巻いている。ということはこの5年間で千回という計算。

これだけいつも作っていると、ちょっと焦がしてみようかとか、ちょっと膨らませてみようかとか、自在に遊べるようになってくる。

ある日の出汁巻はちょっと焦がしてみた。(卵3個に出汁大さじ3+調味料)
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ある日は、砂糖の代わりにメイプルシロップにしてニラを入れた。卵3個に出汁大さじ3+調味料)
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そしてあるいは、オムレツにようにほぐしながら巻いて含ませたり、
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卵を2個にして、マヨネーズを大匙2杯とネギを弱入れてみた。
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銅の玉子焼器で作ると、ふっくら大きくできて、時間もあっというま。出汁がよくきき、冷めても美味しい。なのでお嬢からお弁当に入れてほしいと頼まれるのも当然といえば当然。
強火だとあっというまにできあがり、ふくらみが大きくなるが、遠火近火を調整するちょっとした慣れがいる。強火なら卵3個で2分少々、中火なら3分といったところ。

この玉子焼器はもう10年以上使っている。当時は少し安く8千円くらいで買ったので、一回の使用量が6円といったところだ。あと50年でも使える予定なので、このままお嬢が使い続けてくれると思う。

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キッチンパラダイスのインスタグラムを始めました
https://www.instagram.com/kitchenparadise.jp/
新商品、道具テストの様子、お店のことなどをお知らせしていきたいと思います。
Kitchen Paradise Aya's Diaryでは銅に関する記事を書いています
銅に関するQ&A http://kpayas.exblog.jp/26363305/
銅の良さ:調理時間について http://kpayas.exblog.jp/26327585/
銅の良さ:銅とアルミの煮崩れ実験 http://kpayas.exblog.jp/26349308/
銅製品のむかしといま http://kpayas.exblog.jp/26313156/



# by kitchenparadise | 2017-01-28 23:05 | キッチン道具について


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具のテストや考察、お店のお知らせ、出会った方々や興味深い本などを毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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