カテゴリ:キチパラのなりたち( 6 )

キッチンパラダイスのなりたち その6

キッチンパラダイスのなりたちその6です。
お店を立ち上げる前からこれまでの奮闘を思い出しながらまとめています。
これまでのその1からその5はこちらからご覧ください。
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お店を立ち上げる前に県が主催する「女性起業家セミナー」を受けました。3回だったか6回だったか定かではありませんが、受けたら融資を受けやすいということだったのです。福岡県内で起業を希望する20数名の女性たちが集まっていました。美容室、パン屋、司法書士、雑貨屋、ネイリスト、人材派遣などの起業を希望していたようでした。

講師には、起業して成功した方や道半ばの先輩方もおられ、「そんなに甘くないよ」というリアルな経験談は、後にとても参考になりました。

あとあと最も役にたったのが 
「引き返す勇気と決断」。

途中でこれは失敗したかなと思ったら1日も早く方向転換をしなさい。後追いはダメ。お金をつぎ込んではいけません。」
そんな話でした。

当初は夢がいっぱいで全くピンこず、方向転換するなら最初の計画をきちんとすればいいわ、とぐらい思っていました。

お店を始めて半年くらい経ってからは、ことあるごとに先輩から聞いた「引き返す勇気と決断」のことを思い出しました。
展示していたキッチンの販売を止めた時、商品構成を全く変えた時、体を壊した時... 止める勇気は最初に始める勇気よりパワーが要ります。自分の失敗を認めるような気持になるのです。

今はよくわかります。これは経営するなら必要な能力。
冒険とセットです。

竹原ピストルの歌に
「昔の自分にあって今の自分に無いものはない」という歌詞があります。
自信をもって引き返すのだと、今は思っています。これからもじゃんじゃん引き返します!

先日わがお嬢がこう言ってました。
「私?失敗したことないよ。努力が足りてなかった結果ってだけ。」
ほう。そういう考えもできるかな。



by kitchenparadise | 2017-04-10 17:48 | キチパラのなりたち

キッチンパラダイスのなりたち その5

キッチンパラダイスのなりたちその5です。
お店を立ち上げる前からこれまでの奮闘を思い出しながらまとめています。
これまでのその1からその4はこちらからご覧ください。
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バラ色の夢を描いて立ち上げたものの実際は甘いものではなく考えこむ夜が続きました。
運営がうまくいかないのは、子育てしながらなんて難しいのではないか、場所が悪いのか、私が経営者に向いていないのか、そして最後はいつも「こんな台所道具店なんてどこにでもあるしね。」というネガティブな考えに到達したものでした。

そんな折、母から「文、桧山先生にお料理を習いにいきなさい。立派な先生だから。」と勧められました。料理家の桧山タミ先生は当時77歳。父の仕事関連で大学教授らと共に行っていた勉強会「紛体研究会」のメンバーで、両親と親交があったのです。

ただでさえ忙しい私には無理だと思いましたが、母がめずらしく何度も言うのです。
「あなたの仕事の指針にもなると思うわよ。」
次に母に会うと「もう娘が行きますって言ったから。」と言います。珍しく押しの強い母に付き合うかたちで、半ば仕方なく桧山塾の門を叩くことになりました。お店を始めて2年ほどたった時のこと、お嬢は3歳でした。

桧山先生は笑顔で歓迎してくださいました。水曜日の13:30からの授業。長年通ってらっしゃる4人の先輩方に加わり講義を聴きました。料理の手順の説明に入るまで「3時間」という長い講義でした。

この時、先生がおっしゃったことは、
「家族の体はあなたが作る料理でてきているんですよ」
「時間が無いなら、もっと手早く作れるように賢い女性になりなさい」
「味は買うものでなく、作りだすものです」
そして「疲れて無理に料理をしても、美味しいものはできません」とも。

まさに毎日の私のことでした。

他にも、マヨネーズが誕生したのはそこにオリーブの木とレモンがなっていたから。バターがフランスでソースに使われるのはノルマンディーの放牧があったから。体に必要とされるものはすべて、その土地の畑で採れ、海から捕れるということでした。経験と実践を踏まえた先生から自然の摂理と料理の関係を教わり、私はとても興奮しました。

料理を習ったというよりも、人生の師を得たといったような魂の震えを覚えた日となりました。

それまでの私は、こんなに忙しいのにひとりでなんでもやってやってるという気持ちと、体にいいものを食べさせているという自負が少なからずありました。台所道具屋でありながら「料理を作ってあげてる」という気持ちが少しでもあるなんて、お店がうまくいくはずなどないのです。

料理は理にかなったものである。私は家族のためにもっと学び、賢く料理をしていこう。
キッチンパラダイスという小さな店を、みんなが料理をしたくなるようなお店に変えていこう。

お嬢の保育園へのお迎えのために桧山塾を後にした時は、人生をやり直すような、本当の生きがいを見出したような気持になっていました。もっと食のことを知りたい。もっとまわりの役に立ちたい。素直にそう思いました。


つづく。またいづれ。次のキッチンパラダイスのなりたちその6では、出会ったスタッフのことを書きましょう。

2/20(月)は、「道具を生かした究極のお寿司」です。

(これは5年前の料理イベントの企画の際に先生にお願いして、撮影した写真です。転載はご遠慮くださいね。)


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by kitchenparadise | 2017-02-18 16:46 | キチパラのなりたち

キッチンパラダイスのなりたち その4

キッチンパラダイスのなりたち その4です。
これまでのその1からその3はこちらからご覧ください。

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キチパラを始めて1年半経った頃、いまから14年前です。
弱音を吐いた私に父が送ってきたのは、和紙に書かれた巻紙の手紙でした。

「水はザルには溜められません。ボウルにしないといけません。お金が使えないなら、頭を使いなさい。」

水は売上、ザルは経費のこと。
当たり前のことですが、入ってくるお金以上に外にでるお金が多いと、会社はつぶれますよと。
分不相応な経費の使い方はしない、
売上を上げる資金が無いのなら頭を使って売上をあげなさい、そう言いたかったのでしょう。


小さい娘の子育てと家事、毎日夜中までもちこした仕事でクタクタで、なんとかこなすのだけで必死。
展望を考える余裕なんて全く無かったどん底の時期でした。

父からの手紙を何度か読んだあと、衝動的に裏の駐車場に走りました。大家さんに駐車場の契約を解除してもらうためです。まずは、経費を節減できるものはすべて節減しよう、そこからだと決めました。
通勤を車でなく自転車にしました。娘の保育園は家から4キロ、会社まで3キロと決して近くありませんが、運動不足の解消にはもってこいでした。娘は自転車通勤がよほど楽しかったようで、いつも風に吹かれながら歌を歌いながら帰りました。坂道の難所での立ち漕ぎしていると「がんばれ、がんばれ」と楽しそうに後ろから私を応援する娘の言葉が、母として仕事人としての私への励ましに聞こえました。

その日に動いたことがもうひとつ。夜中にキチパラのHP上に、新しいページを作成しました。
当時のキチパラは台所用品の販売に合わせて、カナダのシステムキッチンの販売も行っていました。キチパラのお店はそのシステムキッチンのショールーの役割も担っていたのです。売上ると利益は多いものの、年に2回ほどの海外との取引がキチパラには大きく負担でした。予定通りに売れないと、それは単なる在庫です。売れたら売れたで取り付けや打ち合わせが土日にはいることもしばしば。娘との時間を割かなくてはいけませんでした。

このカナダのシステムキッチン販売から撤退することに決めたのです。そしてこのキッチンを格安販売で売り切り、支払にあてようと考えました。夜中に作ったネットのページは、そのキッチンを販売するページでした。
200万円もの定価の海外のキッチンを一気に60万円に。資金繰りのための70%OFFというありえない価格は、私の賭けでした。すぐに売れなければ支払いには間に合わない、しかも現金で。

私の決断の結果は驚くほどすぐにでることになりました。ページをアップして6時間も経たないお昼頃、一本の電話がかかってきたのです。岡山のある奥様からでした。
ご主人が水道などの設備の会社を経営しており、新築中のご自宅の輸入住宅に合う木製キッチンを探していたということ。週末に大きなトラックで取りに行くので、用意して欲しいと。先方が工事会社の方であったことから、商品を渡すだけで仕様などの説明など一切不要で、工事に立ちあう必要も要りませんということでした。

日曜日にご家族でお見えになり、なんと現金でお支払いただいたのです。
神様が降り立ったようでした。
岡山に向かうトラックに深々と頭を下げました。

その日は、父から手紙をもらった7日後のことでした。

これからは弱音を吐かず、落ち込まず、真剣に考え挑戦しようと決めました。
私がなぜこの仕事のしようと思ったのか、なぜ続けたいのか、そのためにどんな努力が必要なのかと改めて考える、本当の創業の年になったのかもしれません。

この時期、母の勧めである方に会いに行きました。私の人生を変える出会いとなりました。
その1からちょっとした苦労話自慢みたいになってますが、次回は楽しい話になりますから。
また折をみて書きます。


by kitchenparadise | 2017-01-13 11:22 | キチパラのなりたち

キッチンパラダイスのなりたち その3

キチパラのなりたち その3です。(その1はこちら、その2はこちらから)
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キッチンパライスのオープンは私が33歳、お嬢が1歳5か月。子供が小さい時にお店を始めるなんてかわいそうだ思われたかもしれません。私は物事を深く考えるたちではありますが、一度決めたら無鉄砲。頑張れば何足のワラジでも履けだろうという根拠のない自信があったし、経営者だからこそ勤め人より自由時間があるだろうと踏んでいたのです。
そこで、お店を始めるにあたりいくつか決まり事を自分に課しました。

①娘と一緒の時は仕事をしない
②保育園の延長保育はしない
②送り迎え、料理、家事のすべては私ひとりでする
③仕事時間が足りない時は、家族が寝てからやる。寝ない!
④テレビを見る時間と新聞読む時間はなし!
そして、
⑤料理は必ず手作り。冷凍、総菜は買わない。

これだけ頑張れば神様も応援してくれるでしょう。

娘には小さいころからいくつもの習い事もさせました。ピアノ、バレエ、ダンス。常にお店と家と習い事を行ったり来たり。仕事をしてるから時間がないとは思いたくなかったのです。スタッフにお店を任せて、17:00過ぎると毎日飛び出すようにお迎えにいったものです。

しかも、こんな小さな店に当時スタッフは私以外に2人。軌道乗ってない時の給与の支払いは大変でした。娘との時間を考えると、収入は後回しでもスタッフが必要でした。それに、私の稼ぎがない状態で、夫に家事やお迎えは到底頼めません。この段階では、お金がかかりすぎる妻の趣味みたいなもの。

夕方5時に仕事が終わるはずがありません。続きの仕事は家族が寝静まってからになります。
家族が寝た22時過ぎに、車で15分のお店に戻ることもありました。
料理の片づけが終わり、娘をお風呂にいれ、洗濯物をたたんで片づけをして部屋を少し片づけて、娘を寝かせ、0時から仕事再開。睡眠3.4時間。そんな毎日が何年も続きました。自宅なのに座る時間はなく、寝る時間もないので、鏡をみると常に目クマ。
借金は返さないといけない。会社のお金は回らなくなってきた。でも子供との時間が大切にしたい。家事は頼めない。

あまりの忙しさに、1年もたたないうちに疲弊しきっていきました。

1年半経った時、実家の父に初めて「私には能力がなかった、甘かった」と、弱音をはきました。
父は娘をあやしながら聞いていましたが、特に助言はありませんした。
「おかしいなぁ、君は商才はあるはずなんだけどなぁ。」とだけ。

ったく、父が思い付きでいつもそんなこというから、私が調子になって根拠もない自信家になり、こんな失敗するんだ、親譲りだと思ってしまいました。いつ店を閉じようか、借金はどうやって返そうかと思いながら帰路につきました。

翌々日、お店に一通の手紙が届きました。「田中文様」と達筆で宛名書いてある分厚い白い封筒。
父からでした。

とっさに「とうとう、父が小切手入れてきた!」と思いました。

甘えないと思っていたけど、困ったときにはしかたあるまい!
小切手を中から出そうとしましたが、でてきません。
引っ張りだすと、和紙に筆で綴った巻紙のような手紙でした。

「水はザルには溜められません。ボウルにしないといけません。
お金が使えないなら、頭を使いなさい。」

逆さにしても、小切手は出てきませんでした。

ザルでなくボウルか....。

寝ずに考えて、わたしは思いきった行動に出たのでした。
by kitchenparadise | 2016-12-28 16:12 | キチパラのなりたち

キッチンパラダイスのなりたち その2

キッチンパラダイスの思い出話、その2です。(その1はこちらをお読みください)

15年前、キッチンパラダイスのオープンにたどり着くまで、頭を抱えた事がいくつかあります。

一番は、ズバリ、お金の問題。OLの時から貯めておいた貯金を頭金に銀行に借りたいと思っていましたが、素人の私にはそう簡単には貸してはくれないようでした。そんな時に見つけた小さな記事が、県主催の「女性起業家セミナー」。男女参画なんちゃらを小泉内閣が打出したばかりで、「このセミナー6回講習を受けた方は、優先的に福岡県が融資する」という内容。飛びつきました。当時、女性が3年以上お店(会社)を続けられる可能性は極めて低いとされ、また市や県がセミナーを受けてもお金の問題で起業にたどりつく女性が少ないことから、受講後は保証なしで融資を受けられる制度ができたようです。託児もついていたこともあり、はりきって通いました。


意気込んで女性起業家融資を12月に申し込んだものの、年度内(3月)までの枠は終了したとはねかえされがっくりです。
改めて紹介された金融機関にアポをとり、経営計画書を持参して面接していただくも、「経験は?」「ご主人は何をされてますか?」「自己資金はもっと出せますか?」最後は親の職業まで聞かれる始末です。融資担当者からは「田中さん」でなく「奥さん」と呼ばれ、落ち込んですごすごと帰りました。
結局、セミナーの甲斐なく、夫に保証してもらい、ようやく借りれました。
誰の力も借りないと意気込んでいたのに、最近からガツンです。

もうひとつ問題は、店舗の賃貸です。素人には貸したくない大家さんばかり。現在借りている物件も、最終契約の時にご主人を連れてきてと言われました。今でこそ、大家さんとは信頼関係がありますが、内心、心配しながら貸してくださったのでしょう。信頼していただけるようになった今は、本当にありがたいと思います。
お店にそんなに賛成ではなかった夫にも、結局は骨を折ってもらわなくてはいけませんでした。

取引をしてもらうため、日帰りで東京にも何度も足を運びました。
ある有名な大手の家庭用品問屋さんからは、アポをとって伺ったにも関わらず、「お店初めて?それならうちはおろしせませんよ。」とはっきり断られ、カタログさえ見せてもらえず退散。(ちなみにその会社とも15年越しにまもなく取引することに)
バーミックスを入荷したいと依頼した別の問屋さんには「いまから福岡支店に現金持っていってください。」と言われ、頭を下げて分けて売っていただいたこともあります。(いまではいいお取引先です)

女性が、しかも未経験者がお店をだすということはこういうことなんだと、自分の甘さを痛感するようなオープン前の2か月間でした。その厳しさのおかげで、信用の為に支払は確実に期日前に、何があろうと遅れないという、当たり前の習慣が身についたように思います。

もうひとつの問題は、小さい娘との時間をどうするかということでした。子育ては手を抜きたくない。毎日手作りのものきちんと食べさせたい。ゆっくり娘の相手をしたい。
台所が好きで、台所の良さを伝えたいのに、娘のことをほったらかしにしてしまったら、もともこもありません。
そのために、自分自身にいくつかの決まりごとを作りました。それはまた次回。

オープンの時の様子です。お花もたくさんいただきました。
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by kitchenparadise | 2016-12-26 17:37 | キチパラのなりたち

キッチンパラダイスのなりたち その1

キッチンパラダイスは今年15周年を迎えました。ありがたいです。多くのお客様にかわいがっていただき、歴代のスタッフはもちろん仲間や家族に助けられ、決して順風満帆とはいえませんが、なんとか楽しくここまで仕事をやってこれました。福岡県女性起業講座の卒業生ということもあってか、以前は女性起業セミナーのパネラーの大役を仰せつかることもありましたが、15年も経つと、なぜお店を始めたか、どんな困難を乗り越えたかなどをお話しする機会もありません。
キッチンパラダイスの起業物語は恐ろしく参考にならないものです。おなじやり方で店を開きたい人が友人にいれば、わたしは大反対するでしょう。

大いなる反省も含めて、この日記で気まぐれな連載で書いてみようと思います。
その1です。

キッチンパラダイスは2001年に開業しました。オーナーになりたかったとか、儲かりたいとか、起業精神があったわけではありません。20歳でカリフォルニアのサンタクルーズという町に短期留学した時に通っていた小さなキッチンツール専門店「CHEFS」がきっかけなのです。

私の父は商社経営で出張が多く、海外からのお土産といえばブランド品ではなく、めずらしいステーショナリーや、料理好きな母に買ってくるキッチングッズでした。ダンボールを開けるのがとても楽しかったのを覚えています。

20歳で初めてアメリカに渡って、そんなワクワクするキッチングッズを売る店に初めて足を踏み入れたわけです。CHEFSに。珍しいもの、料理意欲をくすぐる道具がいっぱいで興奮しました。しかも店員さんは日本のように若い人でなく、おばあちゃん。私が質問すると商品のことからレシピまで何でも答えてくれました。
あんな店が近くにあったらいいのに、、、と長年思っていたことがキチパラを作った理由です。

国内外の展示会や道具屋に足を運んで勉強していたところ、お嬢(いま16歳)がお腹にいることが判明。開業予定を少し遅らせ、お嬢が1歳5か月、私が33歳と4か月の時に開業しました。
私の販売経験は学生時代のマクドナルドのバイトだけ。右も左もわからないのに、なぜか自信と夢だけはありました。不安は全く無かったんです。ひどいもんです。

会社設立はブックオフで500円で買ってきた本でできました。自分で手続きしたらお金がかからないと書いてあったから。
手書きの書類を公証役場に何度も提出しては突き返されました。背中にしょっていたお嬢は、公証役場の優しい事務のおばさまが抱っこしてくれていました。

私の経営計画書はひどいものでした。当時の国民金融公庫の方はちらりと見ただけで閉じ、読んではくれませんでした。
私は当時の企画書を「バラ色の企画書」と名付けています。笑)うまくいくことを前提に作った企画は、1日何十人も何百人もお客様が来店するように企画されてます。コワイもの知らずというより、はっきり言っておバカさんです。

なけなしの貯金と、それ以外は1千万近くを金融機関に借金をして始めました。未経験の主婦がです。
私がなぜ怖くなかったかというと、それは父の影響でしょう。

当時、夫はもちろん反対でした。未経験で長女は0才。普通の人なら反対です。無鉄砲な嫁を、(私の)父にも反対してもらおうと、家族で実家に帰った時のこと。
開業したいと言った私に父がかけてくれたのはこんな言葉でした。
 
「君が失敗するイメージは全くないなぁ。」


すかさず母も「週末は協力してあげるから。」
姉は「店名何にするの?」

こんな能天気な家族のおかげで(!?)ポンコツ船は、地図なし、燃料無しで船出することになったのわけです。
by kitchenparadise | 2016-11-21 18:05 | キチパラのなりたち


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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