カテゴリ:私、こう思う( 151 )

小さな目標で大切なこと。

いつも小さな目標を持つようにしている。もともとビックな夢をもつタイプでもないし、鼻息荒く何かやってきたわけでもない。やる気はあるんだけれど。
だから、ほんの小さな目標を積み重ねることによって、いつかは納得できる自分になれていたり、もし大きな目標をもった時、踏ん張れる自分になっているのではないかと。
どんな小さな跳び箱も難なく飛べる自分なら、大きな跳び箱を飛ぶ実力がもてるのではないかとか、呑気に思っている。

私の目標というと、1時間後に終わるくらいのものから、長くでも一か月くらいの繰り返し。
「よし、1時間以内にレポートを書き終えるまで、電話も取らず、飲み物も飲まないぞ。」とか。
「朝晩、必ずギターを10分練習して、ギターの先生をあっと言わそう。」とか。
「この本を読んでわからない漢字は全部書けるようになって、自己テストしてみよう。」
「毎朝早起きして、1時間ウオーキングだ!」とか。ひとまずスパンを短くしている。

小さな目標で肝心なのは、できなくても何かのせいにしないこと。
「雨が降ったから歩けなかった。」「仕事で忙しくてギターに手が回らなかった」「最後の3日間でやればいっか。」「太宰治は難しいから覚えられなくて当然。」便利な言い訳の候補はたくさんだ。あ、いかんいかんと思う。

目標が達成できない人が陥りがちなことは、
正当化。被害者意識。フリをする。責任転嫁。妥協。延期。

小さな目標で、達成と同じくらい大切なことは、そんな自分に陥らないことにあるような気がする。これも練習だ。わが身を振り返る訓練。できなくてもシンプルに負けを認めること。目標のスパンをもっと短くしてトライしなおしてみること。目標設定をし直すこと。それが大切だ。

この前テレビで女の子が、ミスチルの桜井さんに憧れて上京したというミュージシャン志望の彼についてこう言っていた。
「歌はうまいんです。でも、毎日ギターを練習するでもなく、昨日も今日もパチスロ行ってます。彼は、俺の才能をわかるたいしたやつがいないんだといいます。実は彼、、、単なるカラオケがうまい男子に過ぎないんじゃないかなって思うんです。」って。

そうです。笑)









by kitchenparadise | 2015-09-01 22:55 | 私、こう思う

メイソンジャーとSNS

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メイソンジャーが流行っています。テレビの見て、思わず買ってしまった方も多いのでは?
メイソンジャーは、Ball社が作った2重蓋のガラス保存瓶のこと。平蓋をネジ蓋抑えるので、気密性に優れ、液体などもこぼれにくいという保存容器。いまでは日本製も含めていろんなメーカーのが売られている。

数年前にアメリカのカフェで、このメイソンジャーにコーヒーやヨーグルトを入れて出したのがきっかけで、保存容器が食器やグラスとして使われるようになったらしい。日本でも、昨夏にクックパッドにレシピが投稿されてからじわじわと人気沸騰。この春は入荷が3か月待ちで、書店ではメイソンジャーレシピ本が山積みになり、多くの女性誌でも特集が組まれた。
スムーシーやヨーグルトを入れたのも人気だが、最も流行っている使い方が、メイソンジャーサラダ。これは(↓)枝元さんの本だけど、ほかにも10人以上の料理家がこぞってサラダレシピを出版している。
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マーケティングの本を書いている作家の友人が、パンケーキの流行について、「あれはパンケーキが好きな私が好き。だから流行ったんだよ。」と断言していた。
「パンケーキをこの店で食べてまーす。」という感じが、流行に敏感でおしゃれだから受けたのであって、味がどうこうではない、と言う。
ふーんと思っていたけれど、メイソンジャーも、多少似たところはあるかもしれない。メイソンジャーサラダは、自分らしいカラフルでおしゃれなサラダが作れ、その写真がFBに投稿されていると「おっしゃれー。」な感じがするし、「あの子、健康志向なのね」と思うし、「ちゃんと手作りでえらーい」と感じる。見る人の食欲もそそるし。
あんなに見栄えがするサラダが作れたら、私だってFBにアップしたくなる。見て見て~!って思うってしまう。
メイソンジャーはまさにSNS時代だからこそ流行ったのかもしれない。

一方、このブームはそろそろ終わるのではないかと思っている。いや、もう実際に終わりかけている。
それは暑いから。暑いから、サラダをもって歩けない。「茹でたえびやシーチキンも入れて」とレシピ本には書いてあるが、こんな炎天下でそんな生もの持ち歩いたら大変だ!冷蔵庫で保存するならまだしも。
どうしても、サラダを作り置きしておきたいなら話は別だけれど、野菜というものは、カットしてすぐ食べるほうが、栄養価は断然高いに決まっている。
私的には、なんらかの理由がない限り、衛生面から考えても、栄養面から考えても、持ち歩かないジャーサラダは、この夏、あまり意味がないのではないかと思うわけで。

では、メイソンジャーは、本来どうやって使われているのか?明日この続きを。
by kitchenparadise | 2015-08-05 12:01 | 私、こう思う

世界を変えるのに魔法はいらない

4年前にハリーポッターの著者J.K.ローリングが、ハーバード大学の卒業式で講演した内容のことを書きました。思い出しては、時々読み返すので、ここでも改めてご紹介します。

彼女は貧しい幼少時代をすごし、離婚してシングルマザーになり、仕事もない状態から世界で知られる小説家になりました。
そんな彼女が、ハーバードを卒業してからの21年間に、2つの大きな教訓を得たこと。

ひとつは「失敗の効用」、もうひとつは「想像力を持つ重要性」。

失敗についてはこう語っています。
「私は失敗したことによって、試験に受かることでは決して得られなかった内なる安心感を手に入れることができました。失敗のおかげで私は、自分について、他のいかなる方法でも学べなかったであろうさまざまなことを学びました。私は、強い意志があり、自分が考えていた以上の自制心があることに気が付きました。(中略)

人生とは何を手に入れたかや何を達成したかでないと知って、初めて幸せになれるのだ。」

想像力について。
「想像力は、私の物語にでてくる魔法と同様、道徳的に中立であって、善でも悪でもありません。相手を操作するためにそうした能力を使おうとする人もいれば、相手の身になって考えるために使おうという人もいるでしょう。想像力を一切使おうとしない人もたくさんいます。無関心な態度をとるこどで、邪悪な行為に手をかすことにもなるのです。」

失敗から幸せの本質を学び、他の人々の暮らしが自分のものだったらと想像する力があれば、魔法なんていらないと。

失敗から学ぶのはわかりやすいけれど、想像力に関してはどうやって身につけるのでしょうね。
つまり、誰の立場にもなれる人格?人柄ってことでしょうか。
by kitchenparadise | 2015-07-28 22:54 | 私、こう思う

いやしくない人。

先日、サワコの朝という番組に岸恵子が出演していた。82歳らしい。若い。
見た目に若くしている人はたくさんいるけれど、彼女は加えて、笑顔がかわいらしく、話し方やしぐさも若々しい。かっこよすぎて画面から目が離せなかった。

パリの住む70代の女性と50代の商社マンの純愛を描いた「わりなき恋」という本が出ているらしい。まだ読んでない。「この話は岸恵子ご本人のことかしら・・・」と勘繰るまでもない。
あんなに若く凛としていて、いまもって好奇心にあふれ、ご自分の道をまっすぐ歩んでいる少女のような彼女を憧れるばかりだ。

阿川サワコさんから「どんな男性がお好きなんですか?」と、聞かれていた。さすが阿川さん、聞いて欲しいことを聞く。
80代の女性が「そうね~?どんな方って、んー。」って考えあぐねる様子は、すがすがしい。とっくに中年を迎えた私たちに励みになるような会話ではありませんか。


「そうね、、、私、エレガントで、、、いやしくない人が好き。」


思わず、「卑しい」ってどういう意味だったけと、スマホでググッてしまった。

1 身分・社会的地位が低い。「―・い身」
2 品位に欠けている。下品だ。「―・い言葉遣い」「根性が―・い」
3 貧しい。みすぼらしい。「服装が―・い」
4 飲食物や金銭に対して貪欲である。さもしい。「口が―・い」「金に―・い」
5 つたない。とるに足りない。

岸恵子さんのいう「いやしくない人」。どれかにあたってそうで当たってない。
これだ!という言葉はないけれど、しいていうならば、「心が清らかな人」ってことじゃないかなと思う。品位や服装や立ち居振る舞いはエレガントで、しかも心が清らかで、裏がない人。
お金じゃなく、身分や社会的地位でもない。

彼女自身がそうありたいと思って生きてきたんだろうな。勝手解釈。素敵。
by kitchenparadise | 2015-06-17 17:14 | 私、こう思う

100年後、消せないもの。

私のブログ、14年書いているが、近頃、疑問に感じることがある。何年も前の私の書いたブログがネット上に残っているが、いつまで残るのか、またはいつまで残すべきかと。
突然この世から消えたら、果たして誰かが消してくれるのか。10年前の私の書いたものを、飽和した情報のひとつとして今後残してよいものだろうかと。

例えば紙の書物。要らなければ次世代の人が捨てるだろうし、いづれ朽ちていくかもしれない。場所を取るというのは、悪いことのようだけど、場所を取るからのちに整理されていく。
ネット上のゴミと化す情報は、100年後には新しい法律か、企業の都合で整理されていくのかな。

原子力発電にも大量なゴミがでるという。片付けたくても片付けられないこのゴミもまた、100年後に行き詰まるだろう。

未来の為に、私たちはいかなるゴミも残さない時代を作っていかなくてはいけない。
今の時代は未来からの預かりモノだから。
だいたい私たちは何事も急ぎ足すぎる。

消そうかな。やっぱり。
勇気と責任をもって、消していくべきかな。



by kitchenparadise | 2015-06-11 17:48 | 私、こう思う

未来のスーパーはきっとこうなる!

最近、キチパラの斜め前にあるローソン100が閉店した。なぜだかはわからないけれど、数か月後に普通のローソンになるらしい。申し訳ないけれど、ローソン100は、私にはちょっと物足りなかった。

①歩いて3分行けば、スーパーがある。
②歩いて2分行けば、フツーのコンビニ(セブン)がある。
③歩いて3分行けば、便利なドラッグストアがある。

飲み物くらいは目の前のローソン100で買う。100円コーヒーはセブンに歩く。
パンは買わない。100円のパンしかないから。しかも量勝負みたなパンばかり。
惣菜も肉類は買わない。安すぎて心配だから。
調味料は買わない。フツーの塩とか醤油しかないから。どうしてもの時はスーパーに行く。
ストッキングも買わない。100円で1種類か2種類しかないから。ドラッグストアにいったほうが確実。

結局買うのは、電池か飲み物、あるいは飴かチョコくらいになる。

流通ジャーナリストの故金子哲雄さんが、男子キッチン(2012.6月発売)に、「未来のスーパーはきっとこうなる!」という記事をお書きになっていた。

高齢者が増えるこれからの時代は、小商圏のコンビニ型のお店が増える。それぞれの地域の志向の合わせた小さな食品スーパーが網目状に出店されていくでしょう。
これからは、地域に密着し徒歩で来店でき、オーガニック野菜などを強化したクオリティ志向の強い小さなスーパーと、低価格を強く打ち出したディスカウント志向スーパーの二分化となると思います。

そんな内容。まだ高齢者が多い街ではないけれど、クオリティ志向の強い小さなお店が求められているというのは間違いない。

みんな仕事をしているこの辺の住人は、駅やバス停から歩いてくる。目の前のローソンは、駐車場もない。普通のスーパーを通り越して、セブンイレブンの前を通過し、この辺りの半径200mか300mの住民から選ばれる品ぞろえにしなくてはやっていけないのだ。

どんなお店になるのか。なんてったって、この場所、14年間で5回もコンビニが閉店開店を繰り返している。そろそろ落ち着いて欲しい。
お手並み拝見といたしますよ、ローソンさん。


明日は、今日行われたスンリョンさんのラボ講座の様子をご紹介します。
by kitchenparadise | 2015-06-01 15:43 | 私、こう思う

「檜山塾に学ぶ十一の教え」

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福岡に「手の間」という雑誌がある。「風土を映した文化とさまざまな人生に寄り添って」という本のコンセプト通り、九州の食、農業、工芸など、作り手を丁寧に紹介している雑誌で、その取材力、執筆力は本当に素晴らしいと思うことが多い。

今回、先月の13号に「檜山塾に学ぶ十一の教え」が特集されていた。「手の間」の田中智子編集長は私と同じく桧山タミ先生のお弟子さん。伝えたいことを、実にわかりやすく文字になさっていて、素人の私ではとてもできない「言葉」にまとめる作業は、さすがプロフェッショナルな仕事だと思う。

1926年(昭和元年)生まれの檜山タミ先生。国内はもとより、若い頃からアジア・ヨーロッパ・アフリカなど、食を知る旅を重ね、89歳になられる現在も、ことあるごとに興味ある場所に足を運ばれる。3年前、私も韓国にお供させていただ際には、その好奇心とフットワークの軽さ、常に純粋に学びに向かう姿勢に頭が下がる思いだった。

11の教えがいったい何なのかについては、ぜひ雑誌を買って読んでいただくことにして。
心を打たれた言葉があった。
70年に渡り料理を教え続け、今でもなお元気で、しかも第一線で手を緩めることなく教える理由を先生がこうおっしゃった。

私は「料理を通じて神様の役に立った」と思いたいのです。


泣いた。本当にもうポロポロと涙がでてきた。
しばらくお会いしてないけれど、田中編集長ありがとー!って感じだった。

「人はいかに生きるかが大事であって、長短ではありません。私は、私の年代が次代に言うべきことを、言い忘れたことを、今、言わなくてはと思っています。(中略)
その元気なからだ、生命力の源は、日々、口にする家庭料理にあります。」

労をいとわず料理を作る。伝える。
体裁でも仕事でもない、どう生きるかを問われている気がした。
by kitchenparadise | 2015-04-16 12:09 | 私、こう思う

上司の育て方

部下を育てる本、コーチングの本などは星の数ほど出ているけれど、上司を育てる本はめったにない。
どうしてかなぁ。上が下を育てるというのが当たり前だと思っている?
そんなことない。私はこれまでずっと部下に育てられてきた。部下という感じより仲間に近いけれど。
いつもいつもそう思っているのだけれど、昨日また具体的な言葉をかけられた。

スタッフのひとりから
「家族から仕事楽しそうやねーっていつも言われます。本当に楽しいです。雇っていただいてほーんとありがとうございます。」と言われた。

このところ自分の仕事のやり方に不甲斐なさを感じていた折、そんな温かい言葉と笑顔を投げかけられ、俄然やる気がふつふつと体の芯から湧き上がるような気がした。もっとスタッフが楽しく仕事ができるには、どうすればいいか、アイデアがどんどん浮かんできた。スタッフとお客様と仕事の存在に改めて感謝したくなった。

うちのスタッフはすごい。
私がため息をつくと、黙ってコーヒーを出してくれる。
逆に、私が仕事に熱中してるときは全く声をかけてこない。
こんなできない上司に「いやいや、田中さんはついてます。できますよ。」とウソでも言ってくれる。
挙句の果てに「田中さんほど運がいい人いないです。」と持ち上げてくれる。先日は「田中さんは何があっても先祖に守られてます。」と、占い師ばり。上司を持ち上げるのにおどろくほど長けている。

こんな部下に感謝しない上司はいない。絶対にみんなと楽しい仕事をしてやるんだという責任感となる。

上司が部下を育てるばかりではない。部下が上司を育てる。
上司からしてもらおうと思うのは間違い。相手を思えば、お互いを思いやれば、感謝の言葉も励ましの言葉も自然とでてくるはず。それを知り、学び、感じ合うのが仕事と言ってもいいと思う。

意見や文句ばかりでなく、褒めて労ってあげたらどうでしょう。上司を育てるつもりで。

キチパラのスタッフ、歴代スタッフのみんな、ありがとう。ワタシ、育ってますか?


おしらせ:結城奈佳先生の韓国料理の日々のおかず講座、4月27日(月)に行うことに急きょ決まりました。詳細と募集は明日。
by kitchenparadise | 2015-03-26 11:44 | 私、こう思う

預金封鎖って。

昨日、NHKが、「69年前の今日は預金封鎖があった日です」と伝えていた。

そういえば、「終戦からまもなくした金曜日やったかな。お国から突然、自分のお金を自由に引き出せんって言われて、、ひどい話やったわ。」と義母が話していた。
本当にある日突然、自分のお金を自由に引き出さないなんて、驚いたと思う。

ハイパーインフレ(モノの価格が突然グーンとあがる。お金の価値が下がる)を、回避しようという大義の裏で、国民の預金(富裕層がほどんど)の9%が消滅させることによって、戦後の国の財政赤字を立て直すということをやっている。
NHKがこの預金封鎖のことを特集していて驚いたけど、もっと驚いたのは当時の大臣と官僚の極秘資料を発表したこと。

「国家の財政再建の為、財産税が必要になる。国民がどれくらい財産を保持しているかを確認するために預金封鎖しかないだろう。」という資料だった。つまり、国民の預貯金の一部を国が取りあげるしか方法がなかったという資料。

ちなみに、今年の国の借金は1143兆円。もう大きすぎてよくわからない。戦後よりさらに悪いことは確か。専門家たちの数人は「現代の預金封鎖に備えろ!」的な本も出版している。そう。現代も預金封鎖があるのではないかと危惧する人たちがいる。


富裕層とは関係ない私は全くもって無関係だけれど、ここで考えたのはそんなことではなく、
大きな政策には、いつも表と裏があるということ。

国が発表すること、ニュースでコメンテーターが伝えること、学校で教えることは、すべては単なる情報でしかない。原発の時もそうだし、この前の人質事件だってそうだった。
「戦後の預金封鎖にはこんな裏がありました。」「へー、そりゃひどかったね。」
なんていう話の、別の話が今現在でも続いている。あちらこちらで。遠い昔の話ではないと思う。

裏はいつも深い。
「すべての人にとって得」であることは何ひとつなく、でも、確かに誰かが特別に得をしてたりする気がする。

あー、明日は楽しいこと考えようかな。
by kitchenparadise | 2015-02-17 12:38 | 私、こう思う

愛の側面

哲学者のエーリヒ・ゼーリヒマン・フロムの著書の中にこのような内容がある。

「母性愛のもうひとつの側面は、
生きることへの愛を子供に植え付け、
・生きているというのはすばらしい
・子供であるというのは良いことだ
・この地上に生を受けたことはすばらしい
といった感覚を子供に与えるような態度である。」

何も母親に限ったことではないと思う。
誰しもがもっている母性愛的な思いを、身近な誰にでも植え付けていけるのだと思う。
私の姪と甥は母親がいないが、まわりの大人からその側面をあふれるように注がれている。
親が植え付けなければ、先生でもいいし、親戚でもいいし、他人でもいい。
小さい子供のころに植え付けられなければ、少し大人になってからでも遅くはないと思う。早いほうがいいとは思うけれど。

昨日、テレビ番組で、片づけられない女性が彼女の母親と出演していた。成人を過ぎている彼女に母親は手が付けられないようす。なぜ片づけられないのかと聞くと、小学生のころに母親に大好きな漫画を捨てられたことが原因かもしれないと答えていた。そのマンガを彼女は本当に好きだったようで、それ以来、彼女はマンガのコスプレをするほどのオタクになっている。しかもそのオタク趣味も母親に隠していた。
「認められない」という思い、少し変わった自分を母が認めてくれるとは到底思えず、あらゆることを内緒にしてきたという。母親が心から謝り、一緒に片づけて、二人の関係を修復するという方向で番組は終わった。

私もお嬢が子供の頃、そんなに勉強しないのなら好きな本を捨てちゃうよと脅したことがあった。
捨てはしなかったけれど、きっと本好きの彼女を傷つけたのだと思う。
他人事ではない。


・生きているというのはすばらしい
・子供であるというのは良いことだ
・この地上に生を受けたことはすばらしい

相手を認めること、そして、大人自身が楽しんで生きること、生きるように努力すること。
何より感謝すること。それが大切なのだと思う。


うちのお嬢(15)を教育するのでなく、私を見てもらう。それにつきる。
by kitchenparadise | 2015-02-06 15:14 | 私、こう思う


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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