カテゴリ:道具:キッチン道具全般( 80 )

20分でチキンポテト

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今日は西部ガスさんでの道具講習3部作の最終回。そのあと、魚のいよとしさんに行って講座の抽選。そのあとまたお嬢につき合わされて、なんだかバタバタ。いとよしさんのお申し込みが多くって返信が明日になりました。お待ちの方々申し訳ありません。

そんな忙しいときは、30分でできる晩御飯を。
実は、今日のガスさんでの講習はまさに「30分でかなえる段取り上手な道具」というタイトルでした。これもそう。写真は一品だけですが、講座では5.6品作りました。この道具頼りで5分~30分で作れますよっていうメニューをいろいろ紹介する講座をさせていただいたわけです。

これは、特に簡単で、うちのお嬢もお気に入り。鶏肉とポテトの蒸し焼。

使う道具は鋳物琺瑯鍋です。ストウブ・ルクルーゼ・シャスール、もちろんバーミキュラでもOK。南部鉄器の鍋でも分厚ければ大丈夫。

鶏もも肉600gに塩コショウ。ジャガイモも大きめにきって塩とオリーブオイル少々。
鋳物琺瑯鍋を温めてオイルを入れて鶏肉の表面を焼き、白ワインを1/4カップ程度。ジャガイモ、ローズマリーなどのハーブ、つぶした皮付にんにくをいれて蓋をしたら弱火で20分。
できあがりです。

写真の鶏肉は焼きがちょっと甘かったようです。2回目は鍋でなく、鉄のフライパンで焼きました。
中華鍋で焼いてもいいですよ。すごく簡単で美味しくできます。
レンコンやニンジンいれてもいいし、玉ねぎいれてもしんなりしておいしいです。鶏肉は骨付きでも普通のもも肉でも。

コツは鍋の大きさと材料の量のバランス、それから弱火で蒸気をじっくり出すこと。それくらい。

焼いて入れるのが5.6分で、あとは20分ほったらかしている間に、ほかのをいくつか料理できます。鋳物琺瑯鍋のような厚手の鍋は、ちょっと重いですが、それなりの意味があります。私のように常にちゃちゃっと料理をしているせっかちさんにはぴったりの鍋です。

来週、シャスール20cmと22cmのちょっとお買い得企画をします。来週HPを除いてくださいね。
by kitchenparadise | 2016-06-09 17:18 | キッチン道具について

無意識の中の道具

今週末に2つの講習をしなくてはいけないので、バタバタと中身を仕上げた。
「道具講習」なるもののレジュメを作っていて、それにしても...と、思う。

50年も前であれば主婦なら誰もが知っているであろうことを、私があつかましく講師業をさせていただいているだけである。おばあちゃんからお母さん、お孫さんと、世代に渡って伝えることができなくなったから、代わりに講習してるだけの話だけどなと思う。大したことはしていない。
そんなこと言い始めたら、梅干しの作り方や簡単な浅漬けの作り方まで、親から習わず〇ック〇ッド頼りのご時世なのでいたしかたない。


道具のというのは、慣れさえすれば、無意識なほど簡単に使いこなせる。美味しくできるし、耐久性があるし、日々の料理に無くてはならない存在になる。知って、慣れて、無意識になる。

逆もいえる。

道具というのは、知らなければこんな面倒なことはないし、こんな高くもったいないものはないし、こんなに難しく感じることはない。

おばあちゃんやお母さんから受け継ぐ道具の知識がほとんど無くなったいま、知って慣れて、無意識の中に存在できるようになるには、出会いしかない。

この道具があれば美味しいよ。面倒じゃないよ。取扱いなんて簡単よ。いつまでも使えるよ。
そんな風に本当に当たり前に使っている人と知り合うとか、使っているのを見るとか。
そう。なんでも、出会いだなと思う。


今週金曜日は、「30分でできる段取り上手な道具」を実演もかねて紹介します。初めての試みで楽しみ。
by kitchenparadise | 2016-06-07 17:55 | キッチン道具について

梅干しのザルはなぜ竹なの?

梅を干すのは竹ザルを使います。
ステンレスやプラスチックでなく、なぜ竹ザルなのでしょうか。

①竹ザルが水分を吸収。


干していると、梅の水分が下にさがってきます。ザルの接点の梅の水分は竹ザルが吸ってくれますが、ステンレスやプラスチックでは吸ってくれません。
つまり、水切れが早いのです。水分を吸いにくいプラスチックなどに干して乾き方にムラができると、カビの原因になる場合も。


②竹ザルは熱くならない。


竹ザルは夏日に太陽の下に干しても、さほど温度は上がりません。触れるほどです。ですが、仮にステンレスのザルなど外に置いておくと、素手では触れないほど高温になる場合があります。これでは梅がやけどしてしまします。


③竹は抗菌作用がある。

よく、ザルは洗剤で洗って良いですかと聞かれますが、基本的にはタワシで水洗いです。そもそもすべての木には抗菌作用が備わっているからです。梅、干し野菜ほか、食べ物を干すには大変効果的というわけです。

そんな感じでしょうか。梅の場合は大き目をご購入なさったらいいですよ。45cm~60cmくらいが必要ですね。



by kitchenparadise | 2016-06-02 13:31 | 道具:キッチン道具全般

はじめてのすり鉢を選ぶ

すり鉢って、昔はどこの家にもあったけど、今はどこの家にもは無いらしい。
「だいたい何に使うんですか?」と言われたりする。

「ゴマ?ゴマだけなら、すりゴマ買ってますから大丈夫です。」
「白和え?あー子供が食べないんですよぉ。」
「つみれ?つみれはできたのを買ってきます。」

確かにそう言われればそう。でも、すり鉢ですったゴマの風味は、すりゴマにはかなわないし美味しい。余裕がある時にはすりたいと思う。
白和えも、結局美味しいのは、フードプロセッサーより買ったものより、すりばち。何より安全だし、フードプロセッサーのようにべちょっとならない。
つみれは、あまったお魚をすって、お弁当用やお椀用にできるから、保存料も入らず安心で便利。

たぶん、みんな「すりばちは大きいからジャマ」と思っているのではないかな。
だから、最初に買うすりばちは、家族が4.5人までなら、これまでの実家にあったような25cmや28cmのすり鉢はたぶん大きすぎる。大は小を兼ねるけれど、それを優先すると、たぶん使わなくなる気がする。

そこで私のおすすめはこのくらい。今朝の白和え。
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直径19cm 6号とか6寸とかいう大きさ
いくら白和えが嫌いだと言ったって、家族4人で豆腐1丁の白和えなら2日で食べきるだろうし、家族4人のつみれならぎりぎりこれでできる。ゴマの風味が効いた美味しい白和えを食べさせるのも練習。少し甘くしてあげればいい。我が家のお年頃のJK(女子高生)は、肌荒れやダイエットに効くよと説明すると食べてくれるようになった。

すりこ木の長さはというと....
通常は、すり鉢の直径より12.3cm長めのサイズをとか、すり鉢の深さの2倍とか言われているけれど、サイズが小さい場合は、すり鉢直径の1.3倍から1.5倍くらいで選ぶと不便がない。

この写真では、
19cmに対してすりこぎが27cm。
1.4倍の長さ。これくらいが邪魔にならずに、使い勝手がいいと思う。
慣れたら大きいのを買いそろえればいい。

今日も、セイロで残り物ご飯を蒸した。大した料理は作らなくても、温め直した蒸しご飯と白和えだけで、なんだか美味しそうではないですか?
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by kitchenparadise | 2016-04-08 15:10 | キッチン道具について

お弁当箱のサイズ

昨日は春休みということで、お嬢を連れて湯田温泉に行ってきました。歴史のある素晴らしいホテルでした。後日ブログで。

さて、最近、お弁当箱のサイズをよく聞かれます。この春、お弁当が始まるお母さんたちも多いようですね。
お店ではお母さんがお子さんにお弁当箱みせて「これくらいでどう?どう?」と聞いている場面をよく見ます。
我が家のお嬢はこちら。まげわっぱの中サイズでちょうとよいらしいです。
190 X 120 X 60 mm 容量640CC のサイズ。運動部でもない16歳のJKjにはジャスト。
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標準といわれているサイズは、(女子栄養大学出版部「栄養と料理」参照)

幼児;300-400ml
小学校低学年:500-600ml
小学校高学年;600-700ml
中高生・大人;700-800ml


でも、これは大きな幅があります。
キチパラスタッフやお客様たちの例をあげます。
5歳にまげわっぱ小(490ml)を持たせていてちょうどよいらしいし、
運動部高校生男子には、アイザワの角長ランチボックス2段(1000ml)
小学3年生の女子に、まげわっぱ中(640cc)。
結構、既定の枠をはずれています。

運動部の中高生の、特に男子が1000m以上のお弁当箱で持っていくのはよくあることですが、ご飯をおにぎりにする場合は、サイズを50~100ml大きくするといいと思います。高校水泳部のお母さんは、1200mlくらいにさらにおにぎりを6個くらい持たせるという方もいましたよ。運動量すごいでしょうからね。
個人差はかなりあります。

自称「ダイエット気味JK」だといううちのお嬢は、最近ささみダイエットを小耳にはさんだらしく、サラダにささみを茹でたもの、それに肌に潤いをあたえるタンパク質の卵と、オリーブオイルとポン酢を少々をもっていっております。あれだけ毎日間食したら、ほぼ意味ないと思うんですが。

幼稚園にまげわっぱでもっていくもとスタッフの息子さんとこ、いつも先生がお弁当を覗きにくるんだとか。
ママが料理好きでもあるけど、幼稚園児のまげわっぱは、確かにシブイっ。


by Kitchen Paradise 田中 文
by kitchenparadise | 2016-03-29 07:22 | キッチン道具について

やっぱり、パウダリングボトル。

お勧めしたい道具がある。

松田美智子先生の自在道具 パウダリングボトル
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その名の通り、「粉をふるう保存容器」。
実は、何をかくそう、昨年初めて松田美智子先生に出会う前から、私も使っていた。こういう商品は、本当に料理する人しか浮かばないだろうなーと思う。

冷蔵庫で、この容器に保存しておく。私は小麦粉が主。粉糖でもいいし、ココアパウダーでも、片栗粉でも、米粉でも、カレー粉でもいい。こんな風に。蓋がきちんと密閉してくれるから湿気に強い。
あ、粉類は基本的に冷蔵庫保存でなきゃ、湿気だけでなく虫もこわい。そうNHKさんが言っていた。
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そして、から揚げやムニエルや、豚肉のソテーなど、こうやってパラパラとふるう。
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真上からより、少々傾けてから空気をいれるようにふるうと、よりうまくふるえる。
うすづきするので無駄がないし、均一に粉がつく。
お菓子作りが好きな人には、粉糖、きなこ、ココア、シナモンパウダーと、いろいろ使える。
あ~、お弁当のカレーチャーハンなんて、味むらなく仕上がって抜群。

粉ふるいの部分はこんな感じになっていて、意外と強い。
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容器が透明で、余計な文字などもなくシンプルなところもいい。こういう商品はこれからも残っていくだろうなーと思う。


パウダリングボトルは店頭だけでなく、キチパラのネットでも買えるようになりました。
こちらから

by Kitchen Paradise 田中 文
by kitchenparadise | 2016-03-25 16:39 | キッチン道具について

シリコンヘラと木ベラの違い

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炒める時に、ゴムヘラと木ベラのどちらを使いますか。

ここ10年のゴムベラは進化しており、炒め物用に使える家庭用のヘラは、「耐熱シリコンヘラ」という名称でと熱に強く使い勝手がとてもよいです。(耐熱と書いていなくても耐熱の場合もある)耐熱が200℃前後と300℃前後のものがあり、どちらも炒め物用にも適しています。自然素材なので安全です。
シリコンヘラは、しなるので、炒めるのが便利だけでなく、フライパンからお皿に盛る時に残さず材料をとりきるのにも重宝します。
なので、わが家でも炒め物にはほとんどシリコンヘラを使っているのですが....2つだけシリコンが苦手な時があるのです。


一つが、チャーハン。固まったご飯をつぶす作業が、しなやかすぎるヘラは苦手。ふにゃっとしまいます。写真のようにヘラを木べらにもちかえてしまいます。

もうひとつが、飴色玉ねぎ。玉ねぎをずっと炒めると、だんだんなべ底にこびりつくようになってきます。それをしなやかすぎるシリコンではなかなかこそげないんですよねー。そういう時は、やっぱり木べらだなと。

製菓用としてクリームや生地を混ぜるのは、シリコン。
ホワイトソース作りもシリコン。
ラタトゥイユでも、量が多いと木ベラのほうが疲れない。
あと、ご飯ものも木ベラ。

ぜひ一本づつもって、使い分けてくださいね。


by Kitchen Paradise 田中 文
by kitchenparadise | 2016-03-24 16:20 | キッチン道具について

NHK終了。そして伝えたかったこと。

1年間お世話になったNHK福岡放送局の出演、今日の午前中で終わりました。
楽しく、かつ、私自身とても勉強になりまました。ありがとうございました!!
最後は、お礼ということでに、アナウンサーのツジモトさんに、感謝のキス!
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笑顔が、さらにチャーミングなツジモトさんです。引き続き4月からも「はっけんTV」でご活躍だそうです。

今日は「木の台所道具について」で、その良さと、使う前と使った後の取り扱いを説明するという内容。
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時間が短くって、伝えたいことをなかなか伝えられません。で、今日は、さきほどの番組の補足です。

例えば、すし桶。持っていない方が多いですよね。大きいから邪魔と言う方には、今は小さめのすし桶があり、2合用くらいから売っています。私はおひつ代わりにも使っていますし、鍋の材料を入れるザルのようにしても使ってます。
ステンレスやガラスボウル酢飯を入れたら、団扇で扇いでもなかなか酢飯が冷えません。ステンレスがご飯の熱さで熱くなってしまうから。酢飯はすぐに冷えないと美味しくないので、やはりすし桶は木製が最適なのです。木の呼吸で、水分も上手に調節してくれ、冷めても美味しく、ご飯も傷みにくいです。

使う前に、清潔な濡れ布きんで拭くことで、ご飯粒がくっつきにくく洗いやすいです。(濡らした後で布巾で拭いてもOK)酢水にすると、酢飯がさらに傷みにくくなりますし、まぜる時に酢飯との相性も良いです。

使った後は、ぬるま湯で亀の子タワシを使って洗います。こびりつきが取れない場合は、15分~30分ほどぬるま湯を入れておいてください(長時間はダメです)
汚れが気になる時は、粗塩とタワシで磨いてください。汚れてなさそうな時も、木を鍛えるつもりで亀の子で磨くと、良いですよ。
洗剤は基本は使いません。油汚れがあれば、洗剤を薄めて使い、決してつけっぱなしにしないように。しっかり洗い流してください。
洗ったら、乾いた布きんできれいに拭き上げます。
「乾いた布巾で水分を拭き取る」ことと「すぐに、風通しのよいところで乾かす」ことをキチンと守ると、カビと黒ずみをかなり抑えられます。
窓を少しあけて風の通りをよくしたところに立てかけるといいでしょう。その時は風が通りやすいように、ザルを下においておくと効果的で黒ずまずにすみます。
すし桶に含まれた水は上から下に流れて、最終的に下が黒ずみます。一度上下をひっくり返すとカンペキです。
乾かすのは日陰で風通しの良いところ。続けて使う時も2日以上はやめておきましょう。季節が季節だと1日でもカビのもとができる場合があります。木の芯まで乾かすことが肝心です。

しばらく使わない時は、新聞紙でくるんで収納です。

娘さんがいらっしゃるお母さんは、このようなやり方を、その都度「はい、みてねー。」と言いながら教えてあげるといいと思います(もちろん、息子さんでも同じですが)。小さい時に教えておくと、当たり前のように身についていくはずです。

短い時間ですのでテレビでは伝えきれませんね。
西部ガスクッキングクラブの講習では、もっと詳しくひとつひとつをご紹介していきます。詳細はこちらです。

NHKのみなさんお世話になりました。ご覧いただきありがとうございました。

by Kitchen Paradise 田中 文
by kitchenparadise | 2016-03-08 14:49 | キッチン道具について

流行のキッチングッズを買う前に

毎年いろんなキッチングッズが流行し、テレビで紹介されるやいなやキッチンパラダイスにもすぐに問い合わせがあります。

昨年は、ホットサンドメーカーやメイソンジャー。とくにメイソンジャーはたくさんのレシピ本があっと言う間に発売され、商品は3ヵ月待ち以上でした。

数年前は、タジン鍋。その前はシリコンスチーマー。

百貨店などではこういう流行ものは大歓迎で、一時は某百貨店の家庭用品売場の7割の売上をルクエのシリコンスチーマーが占めていたと聞いたこともありますが、数年たったいま、スチーマーは誰も買わない商品となり、どの百貨店でもSALEか、すみっこに追いやられています。私のまわりで購入した大半の方がもう使ってません。
シリコンスチーマーは便利グッズではありますが、変色は避けられないし、臭いも多少残ります。
また、便利であってもとびきりおいしく調理できるわけでもなく、視覚的にもお皿としてもだせるほどはステキじゃない。グラタンならオーブン皿のほうがいいし、スープならスープ皿のほうが確かに豊かでしょう。
単に、蒸すだけならなかなかいいグッズですが、それならこの価格は高すぎる。

ちなみに、シリコンスチーマーのルクエは会社を縮小してIT系通販会社の傘下。
タジン鍋を流行らせたメーカーは日本撤退しています。

品薄になるほど売れに売れたのに、結局ゴミになったり、家の隅に追いやられたりするグッズを売るのは気が進まず、私の店では、テレビで紹介するキッチングッズはあまりおかないことにしています。


もちろん、流行ものだったけどずっと便利に使い続けているという場合も多々あります。
数年前から流行っている野田琺瑯の琺瑯製品のようなものは、数年前に流行りはしたものの、それ以降もずっと人気がある商品。
一昨年、ちょっとしたセイロ鍋ブームがありましたが、数は少し減ったものの、セイロはキチパラではよく売れ続けている商品です。


流行っている商品、本当に買ってよいものでしょうか?

これがあれば、
美味しくなる?
食卓が豊かになる?
ずっと使える?

ちょっとたちどまって考えてもよいのではないでしょうか。


今年は、ニトスキ(ニトリのスキレット)がかなり流行ってますね。
ニトスキはいつまで流行るかな?商品として残るかな?
500円だからいいのかな~、それはそれで。
by kitchenparadise | 2016-02-03 13:18 | キッチン道具について

IHクッキングヒーターについての〇×

先週、キチパラスタッフ4人でIHクッキングヒーターの勉強に行ってきました。お客様からいつも聞かれるので、一度ショールームに見学と説明を受けてこようということになったのです。以前からの疑問が解決され、とても勉強になりました。一昨年、ガスとIHを使っている方300名近くにアンケートを取ったこともあり、それも踏まえて、実際にIHに変えて「〇」と思うだろうこと、「×」と思うであろうことを、道具屋の観点からまとめてみたいと思います。
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IHの〇

■掃除が簡単。
五徳がないし、こぼれてもさっとひとふき。最近のガス器具もかなりラクにはなっているけれど。それでもIHのほうがラク。ただし問題点も。(×に書きます)
■温度が上がるのが早い。
これはIHはとても早くて便利。
ただし問題点も。(×に書きます)
■温度調節が楽。
レシピ通りの温度設定ができる。パナソニックの低温調理(80℃)など、使いこなせば重宝しそう。
細かく温度設定ができ、使うかどうかは疑問だけれどボタンひとつでセンサーが料理してくれたりもする。
最近新しいガスコンロは温度設定などができるのが。80℃などはおそらくIHのみで、IHのようが早く正確かもしれない。(あくまで予想)
■新型グリルはお掃除がとても楽。
これはガスとは違って本当に便利だなーと思う。
■安全。
火が無い安全さはある。最近のガスはすべてIHと同じように、焦げ付かない空焚きさせないという自動火消がついてるのでコゲることはほとんどないけれど。ただし火のない問題点も。(×に書きます)
■オールメタルが使える。
アルミやパナソニック専用の銅鍋なども使える。IHでは使えないステンレス鍋や鉄鍋も使える場合がでてきた。ただし問題点も。(×に書きます)
■キッチンが熱くならない。
ガスだとどうしてもコンロ周りが熱くなるけどIHはそうでもない。換気も少なくて済む。
■平面なので、鍋移動が簡単。

1990年に誕生してからこれまで、様々な改良もされ、確かに使いやすくなってきたIHクッキングヒーター。
今の時点で、「IHに変えてみてここはちょっと不便だった、予想外だった点」をまとめます。

IHの×

■使いたい鍋が使えない。
アルミ、土鍋、陶器鍋、石鍋、銅、フッソ加工のフライパンの一部、網などが使えない。

■オールメタルは意外と不便という声が多い。

メーカーにもよるが、オールメタルといってすべての鍋に対応するわけではない。反りがある、軽量すぎる、底が丸い、底径が大きすぎるほか、それ以外も使えない場合も少なくない。
また、オールメタルは、火力が弱くなったり、沸騰に時間がかかったり、電気代が通常のIHよりかかったりする。実際にショールームの方もそれほどおすすめしていないように感じた。

■微妙な温度調節や、遠火近火はできない。
料理をする人なら、この不便さは納得できると思う。火から離したり、近づけたりする料理の作業は、気づかないうちに結構している。

■鍋がふれない

鍋を振って、均一に火を通すことができないので、炒め物やパスタなど、ちょっと不便という。
ただし、2007年に光火力センサーができ、鍋ふりをしても火力が落ちないという機能もある。

■フッソ加工の劣化が早い。
温度変化が早い反面、急激な温度変化を繰り返すIHのほうが、フッソ加工の劣化は早いと思われる。
(キチパラの独自比較)

■長期間使うとトップブレートの汚れが取れない?

普段の汚れは断然取れやすいものの、こびりついた汚れはなかなか落としにくいと言われている。
磨きを使ってアルミ泊でこすり落とす方法が一般的。クリーナーも多数販売されているのでそれで解決。

■安全か?
火が無いので安全と思われる反面、「火が見えないために料理中というのを忘れてしまう」「鍋をかけていたのを忘れて火傷」というご年配の方のご意見も。また、操作に慣れず覚えらない場合もある。その場合、炎のかわりにトッププレートを赤いリングで照らしておしらせする機能を選んだり、簡単な操作のIHを選んでいただいがほうがよいと思う。


IHにするかどうかは、掃除・安全を重要視するか、料理のストレスの無さかの選択のようにも思えてきますが、ひとまず古いガス器具でなく、最新型のガスと最新型のIHを比べてから、ご自身の将来像を考えてみるべきだと、改めて思いました。

IHは料理のストレス?と決めつけるのはちょっと短絡的すぎて、もちろんIHのグリル機能をフルに生かして料理が好きになる方もいるでしょうし、掃除が簡単で揚げ物をするようになったという方もいるでしょう。一概には言えないので、ぜひここはご参考までに。
by kitchenparadise | 2016-02-01 18:08 | キッチン道具について


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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