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最後の最後の送別会

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7月末で久保田さんがキチパラを卒業したので、最後の送別会をした。「最後の」、というのは、送別会でなくても、送別会のようなものをもう4、5回やっているので、今度こそ最後の送別会なのである。もう週末には家族とともに東京へ行ってしまう。
これまでも何度となくスタッフの卒業はあるけれど、遠くへ行ってしまうのではなく、家族の都合や自身の体調、出産などのパターンが多かったので、今回の卒業は本当に本当に寂しい。
先月末に最後の出勤してから、かれこれ7.8回はお店に来ていて、今日もまたやってきてくれた。
週末には移動するのに、お店をでるときには「また今週くるよね?」などと、恋人のように未練がましい私。

この写真、スタッフに加えて、新スタッフになってくれた宮崎さん、OGのアッキー、何かとキチパラを支えてくれるくみちゃんとえっちゃんも一緒。こんな夜はまた次にすぐ、といってもそうそうこない。大切な夜だったのだと改めて思う。

しみじみそう感じながらみんなの顔を眺めていたら、「来年の2月に社員旅行に東京にいきましょうよ!」とスタッフが言い出した。久保田さんももちろん合流。OGやほかの友人たちにも声をかけようという。
アッキーは久保田さんが居なくなってさびしいと泣いている。そこへ、久保田さんが「10月にはすぐ田中さんの企画のイベントには帰ってきますから。」と言う。そこでまた「涙をかえせー。」と泣き笑い。

本当にどこまでいっても楽しい面々。ありがたくて、嬉しくて、もうめっちゃありがたい。
食べすぎたけど。
by kitchenparadise | 2015-08-26 18:04 | 私の日常

「アサデス」に桧山先生現る!

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KBC九州朝日放送の看板番組「アサデス」に、料理研究家、桧山タミ先生がご出演になった。しかも先生のコーナー「タミ塾」というタイトルからすると、しばらくコーナーとして継続しそうな雰囲気。

10分ほどの短いコーナーではあるが、非常におもしろく、前のめりにテレビを見ながら、瞬きも忘れて見入ってしまった。

「料理は科学。料理は人を作る。料理とは家庭円満。」


すばらしい!奥が深い。

料理を女性の仕事だというということに、いまは拒否感を感じる人もいるらしいと聞く。押し付けないでという人もいるだろう。

作りたくない人は作らなくていいと思う。無理に作る必要はない。今世紀は、ほかの愛情表現方法だってあるかもしれない。

でも、私は、愛する人には手料理を作ってあげたい。自分の家族にも、友人にも、仲間にも。
作って食べさせたいと思うから、学びたい。料理が科学であることを、料理が私の軸を固めていることを、料理が本来、家庭円満のもとになりうることを。
私はそれを、母と桧山先生から学びました。
だから先生がこんな風にテレビに出ていると、うるうるしてしまいます。

アサデスさん、ありがとう。できる限り長くこのコーナーを継続してください。先生を説得します。(もう電話した!)
ありがとう!あー次はいつだろう。

残念ながら九州限定でございます。
by kitchenparadise | 2015-08-21 19:47 | 私の日常

楽しく働くための6つのこと

来週、ある会社で女性のための「楽しく働くための講習会」をさせていただく。
自己啓発では門外漢のわたくしが、何故そんなたいそうな講習を任されるようになったのかと言うと、これまで道具セミナーに合わせて、店で働く心得をお話してきたから。
少しだけみなさんの役に立ったのか、専門家ではないからこそ面白いと思っていただいたのか、本当に有難い依頼だと思う。

キチンとしたレジュメを作るために、改めてキチパラのスタッフとOGスタッフ12人にメールをした。
「キチパラで仕事をして、学んだこと、大切なことはなんですか?」と。

次々に答えがLINEやメールで返信されてきた。それぞれ答えは複数。

「チームワーク」
「常に勉強すること。」
「想像力」
「相手を思いやる気持ち。」
「仕事は自分で作るという意欲」
「ごまかさないこと」
「仲間との信頼、取引先との連携」
「相手の立場になる。」
「楽しく仕事すること」
「許すこと」

泣けた。

私はなんと、たくさんのいい子たちに囲まれて仕事をしてきたのだろうと改めて思った。
安月給な上、多くの責任を任され、立ちっぱなし。オーナーの私は頼りない。そんな中、みんな自分を見つめ直しながら仕事に向き合ってたんだな~というコメントに、心からの感謝と、そして心底「すごい!」と思った。みんながそうなんだから、すごい。

このたびの女性講習では、そんなみんなのコメントを参考にしてレジュメを作成した。我ながらいいのができたと思う。みんなのおかげで。みんながやってきたことだけをまとめて書けばいいのだから、私は本当にラッキー。

いやはや、手前味噌ですいません。もちろんミスやクレームもまだまだありますが、汗).....仕事に対する姿勢には感心するばかり。

タイトルは「楽しく仕事をする6つのこと」。
おかげさまです。ほんとに。

ありがとう!ありがとう!!

内容?内容はまたいづれ。



by kitchenparadise | 2015-08-20 19:03 | 私の日常

毎日がおもてなし

私の実家は毎日が来客。とにかく客人が多く、家族だけの食事のほうが圧倒的に少ないくらい。
客間にまねくのではなく、ダイニングで、ほぼ予約なしにどんどんお客が入ってくる居酒屋のような感じ。

このお盆もそうだった。お盆だからって親戚だけじゃなく、ご近所さんがピンポンせずにやってくるし、甥の友達のママも「こんにちはー。」と言いながらやってくる。両親の友人の場合もあれば、外国人の場合もある。金曜日は、近所の若い行員さんが、仕事が終わってご飯食べに来られた。

「今日は銀行さん何人こられるの?」と夕方母に聞くと、「さぁ、2人か、、、5人かな。」と言う。
父が「おいでって電話してあげないと5人も遠慮するんじゃないか?」と言うと、「どうかしらね。」と母。

銀行の若い衆は遠慮せずに5人でやってきた。それからご近所さんが加わり、母の友達が加わり、14名分を作ったことになる。

人数が増えても、母は当たり前のように「じゃあ、あと3合炊こうかしら。」と酢飯の米を炊いた。

「ほら、文、出し巻き作ってあげたら?」というので、私の数少ないお得意の出し巻き卵を3本作り、おくらとさつまいもを揚げた。母は涼しい顔で、魚屋の親戚に頼んでおくってもらっていた10人分のさしみを引いていた。

母は70代になった今も、仕事をしているし、亡くなった姉の代わりに甥と姪を育てている。なんとまぁ、忙しい人だろうと思う。 
きついとも言わず、イヤそうな顔や困った顔もせず、突然訪れた客人ち、こんな感じでかれこれ50年ももてなしつづけている。ここ数年、足が思うように動かず病院に通いつづけているが、よほどひどい時以外はやはり同じような毎日だ。

東京オリンピックで「お、も、て、な、し」という言葉がもてはやされたけれど、日本の本当のおもてなしっていうのは、母のような人の気持ちをいうのではないかと、いつも思う。遠慮しようにも遠慮を忘れるようなおもてなし。部屋が散らかってようが、魚や肉がなかろうが、化粧してなくったってかまわない。
大きくて立派な建造物に招かなくても、豪勢なお金をかけなくても、できる。
労をいとわず、相手に気を遣わせずもてなす心。いえ、「もてなす」という大げさな言葉でなく、「受け入れる」のほうが当たっている。
やろうったって誰しもできるわけじゃない。私だってあやしい。練習すればいいってもんじゃないし。
若い時に挑戦が多いほど、母のように寛容になるのだろうか。


あ、お盆あけまして、呼吸する塩壺が入荷しました。なみじゅうも現在は店頭で少しお渡し可能です。
どちらもお早目にぜひ。
by kitchenparadise | 2015-08-17 16:24 | 私の日常

イタリアでであったベジレシピ講座

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8/20(木)12:40現在 :10:30~から募集開始しました。すでに残り1席です。
8/20(木)19:00現在:満席となりました。キャンセル待ちです。


初めてお目見えの講座です。私の友人でもあり、イタリアオタクで、ワインソムリエのしほみ先生に野菜だけのレシピを教えていただきます。体が喜ぶヘルシーなレシピ、おもてなしにも子供達にももってこいのメニューです。

「イタリアで
  出会ったベジレシピ講座」

講師:中島志保美先生


2015年9月26日(土) 11:00-13:00


場所:キッチンパラダイスLABO(福岡市中央区白金)
参加費:3500円 参加数:8名まで
内容:デモ+実習+試食

持ってくるもの:筆記用具・エプロン


イタリア・トスカーナ地方のベジタリアンファミリーに滞在し、
野菜を育てて生かす生活の中で、自然と向きあうことが心も体が穏やかになると気づかされた志保美先生。ホームステイをしながら、イタリアの野菜料理を学び続けています。

シンプルだけどおいしい。お肉やお魚がなくても、ハーブやピュアなオイルを使って十分におなかを満たしてくれるという、大人も子供も嬉しいお野菜料理を教えていただきます。


メニュー :

インサラータ・ディ・リゾ(米と野菜のサラダ)

パターテ・エ・ポモドーリ(じゅがいもとトマトの前菜)

ゼッポリーニ(ピザ生地の揚げパン)

ヴェルッタータ(季節のポタージュ)


2015年8月20日(木)10:30amからお申込み開始です。

メールアドレス:staff@kitchenparadise.com

タイトルに「イタリアのラボ講座」とお書き頂き、必ずお名前とお電話番号をお知らせくださいね。

■しほみ先生が滞在していたイタリアのピアネッロの風景と畑の写真。先生はここでvegeレシピを学んだそうです。素敵ですね~。
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by kitchenparadise | 2015-08-12 14:01 | キチパラ講座

今年もキチパラゆず胡椒講座!

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追記: 追加講習を同日の16:00-18:00で開催することになりました。(8/21 10:30am)
追加講習も満席になりました。(8/21 19:00)


8/20(木)14:30現在 :満席になりました。今後はキャンセル待ちです。

8/21(金)19:00現在 :満席になりました。

昨年も大人気だった「ゆず胡椒講座」を今年もキチパラで開催します。ゆず胡椒を使った料理の試食もあり、さらに自分で作ったひと瓶をお持ち帰りいただきます。
当日、ゆず胡椒キットの申し込みも受け付けられると思いますので、ぜひこれからはずっと手作りゆず胡椒を作れますね。旬しか味わえない、最高の味を堪能してください。

「神谷禎恵さんのゆず胡椒講座」
講師:調味料マイスター 神谷禎恵さん

2015年9月30日(水)


①11:00-13:00(2時間) 8名
②13:30-15:30(2時間) 8名
③追加講習 16:00-18:00(2時間)8名

場所:キッチンパラダイスLABO(福岡市中央区白金)
参加費:5000円

定員:8名×2回+追加1回(8名)
内容:デモ・実践・試食(お持ち帰りの柚子胡椒1本付)

持ってくるもの:筆記用具・エプロン

この時期だけしか作れない大分発祥の「ゆず」を使った柚子胡椒。
風味豊かでさまざまな料理に合い、大変美味しい柚子胡椒ですが、そんな中でも柚子胡椒の第一人者である神谷先生の作る柚子胡椒は絶品です。一度しっかり習えば、ご自身でも毎年作れます。

私も昨年習った後、すぐに8本ほど作りました。母と友達に数本プレゼントし、あとは自宅で大事に大事に使いました。美味しくて安全で、食するごとに満足感があります。

今回は、先生ならではの柚子胡椒を使った料理も合わせて試食していただけます。 柚子胡椒がこんなに料理をおいしくする!という目からウロコの使い方を習います。

昨年開催して大好評!すぐに予約満席になりました。お早めにお申し込みください。


2015年8月20日(木)10:30amからお申込み開始です。

メールアドレス:staff@kitchenparadise.com

タイトルに「ゆず胡椒のラボ講座」と、ご希望の時間帯(①か②)をお書き頂き、必ずお名前とお電話番号をお知らせください。基本的に先着順ですが、同じ時間にお申込みの場合は抽選になる場合があります。
by kitchenparadise | 2015-08-11 19:31 | キチパラ講座

スタッフを送る会

またひとり、キチパラスタッフが卒業しました。一昨年末にスカウトしたKさん。
素朴でまじめでユーモアにあふれ、主婦としては私の先輩なのに、常に学ぶ姿勢が旺盛で年齢を感じさせない、チャーミングな女性でした。みんなをよく笑わせてくれました。
このたび、ずっと単身赴任をしていたご主人のもとへ。せっかくキチパラで学んだからお弁当も作ってあげたいし、土鍋でご飯も炊いてあげたい、と言ってます。ぜひそうしてあげてほしい。ご主人何年も長くひとりで頑張ってこられたから。

送る会ということで、キチパラスタッフOGも集まってくれました。スタッフも私もお気に入りの桜坂の「凛丹」。
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めちゃくちゃ美味しい。何を食べても一口目に「美味しい~!」と言ってしまう。
いつ伺っても安定感のある美味しさです。しかもおなかいっぱい。

近況を話しながら笑いあって過ごす、感謝の時間です。

8月末に転居らしく、まだまだ送別会が続く予定ですが、ひとまず記念撮影しました。またすぐに会うけどね。
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by kitchenparadise | 2015-08-10 15:31 | お店でのできごと

メイソンジャーの正しい使い方

メイソンジャーは、ジャーサラダにとどまらず、真空保存もできる保存容器です。昨日に引き続き、今日は写真付きで説明します。

保存するにあたって、まず煮沸して消毒。
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水から瓶をいれ沸騰させる。下に清潔な布を敷くと、カチャカチャいわない。
真空調理用の消毒は、沸騰したら火を止めておいてそのまま高温を保ったままお湯の中にいれた状態で、中に入れる素材を用意する。(80℃以上はキープ)

単なる保存容器として消毒する場合は、沸騰したら火を少し弱め、10分~15分ほど煮沸。
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熱湯殺菌したトングで取るか、内側にできる限り触らないようにして熱湯からあげる。

真空保存する場合は、まだ熱いうちにビン詰め作業です。
今回はきゅうり。塩もみして水分をだしておくといいでしょう。(その辺は個々のやり方でどうぞ)
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ちなみに、ピクルス液ですが、私は、ワインビネガー120cc 水120cc 砂糖大1 塩小さじ2 ローリエ とうがらし グローブ 黒こしょうで作りました。レシピはお好きに。

フチから1,2cmまで液を注ぐ。フチに食材が残らないように拭き、蓋をしっかり締める。
中身を入れたら、また先ほどのお湯に戻し、加熱。
真空の加熱時間は食材によって異なります。これは10分ほど。

気をつけて取り出して、常温まで冷まします。しっかりネジ蓋がしまってるかどうか確認を。
(そのままでもいいですが、逆さにして冷ますとさらに効果的。ジャムは熱いうちにいれて煮沸せずに逆さにして脱気する場合も多いです。)
冷える段階で、フタがペコッとくぼみます。確認します。
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完了です。ジャムもこのようにすると真空保存でグーンと持ちがよくなります。
もちろん、煮沸消毒して普通の作り置き容器としても便利です。

やけどに気をつけて作業してください。オーブン、直火、冷凍庫、レンジも使えません。フタはブリキなので、水分があるとさびますので長期保存の場合は水分を拭いてください。

メイソンジャーはこんな風に使用する容器なので、これから、ぜひいろんな作り置き容器に、長期保存容器に、お使いください。
by kitchenparadise | 2015-08-06 15:46 | キッチン道具について

メイソンジャーとSNS

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メイソンジャーが流行っています。テレビの見て、思わず買ってしまった方も多いのでは?
メイソンジャーは、Ball社が作った2重蓋のガラス保存瓶のこと。平蓋をネジ蓋抑えるので、気密性に優れ、液体などもこぼれにくいという保存容器。いまでは日本製も含めていろんなメーカーのが売られている。

数年前にアメリカのカフェで、このメイソンジャーにコーヒーやヨーグルトを入れて出したのがきっかけで、保存容器が食器やグラスとして使われるようになったらしい。日本でも、昨夏にクックパッドにレシピが投稿されてからじわじわと人気沸騰。この春は入荷が3か月待ちで、書店ではメイソンジャーレシピ本が山積みになり、多くの女性誌でも特集が組まれた。
スムーシーやヨーグルトを入れたのも人気だが、最も流行っている使い方が、メイソンジャーサラダ。これは(↓)枝元さんの本だけど、ほかにも10人以上の料理家がこぞってサラダレシピを出版している。
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マーケティングの本を書いている作家の友人が、パンケーキの流行について、「あれはパンケーキが好きな私が好き。だから流行ったんだよ。」と断言していた。
「パンケーキをこの店で食べてまーす。」という感じが、流行に敏感でおしゃれだから受けたのであって、味がどうこうではない、と言う。
ふーんと思っていたけれど、メイソンジャーも、多少似たところはあるかもしれない。メイソンジャーサラダは、自分らしいカラフルでおしゃれなサラダが作れ、その写真がFBに投稿されていると「おっしゃれー。」な感じがするし、「あの子、健康志向なのね」と思うし、「ちゃんと手作りでえらーい」と感じる。見る人の食欲もそそるし。
あんなに見栄えがするサラダが作れたら、私だってFBにアップしたくなる。見て見て~!って思うってしまう。
メイソンジャーはまさにSNS時代だからこそ流行ったのかもしれない。

一方、このブームはそろそろ終わるのではないかと思っている。いや、もう実際に終わりかけている。
それは暑いから。暑いから、サラダをもって歩けない。「茹でたえびやシーチキンも入れて」とレシピ本には書いてあるが、こんな炎天下でそんな生もの持ち歩いたら大変だ!冷蔵庫で保存するならまだしも。
どうしても、サラダを作り置きしておきたいなら話は別だけれど、野菜というものは、カットしてすぐ食べるほうが、栄養価は断然高いに決まっている。
私的には、なんらかの理由がない限り、衛生面から考えても、栄養面から考えても、持ち歩かないジャーサラダは、この夏、あまり意味がないのではないかと思うわけで。

では、メイソンジャーは、本来どうやって使われているのか?明日この続きを。
by kitchenparadise | 2015-08-05 12:01 | 私、こう思う

ザルを買うなら、今だ!

SNSで梅を干している様子が伝えられています。うちも今年は梅を干しました。梅雨が長引いたので、ひょっとしたらこのまま晴天が3日も続かないんではないかと心配していましたが、待てばやっぱり夏はくるものですね。それにしても暑すぎではないですか!

梅を干す時にはステンレスやプラスチックのザルは使わず、木のザルを使います。これは二つの理由があります。

ひとつは、温度です。日光にあたるとステンレスやプラスチックは熱くなりすぎるので、梅がダメになってしまうからです。梅がやけどします。木だと触れないほど高温にはなりません。

もうひとつは吸水性です。ザルとの接点にきた水分を、木は吸水しますが、ステンレスやプラスチックは吸ってくれません。だから乾燥具合にブレがでてくるわけです。カビの原因にもなります。

そんなわけで梅干しには木のザルなのです。

竹のザルはよくみると、①表がツルツルした表面のものと(青い場合が多い)、②表がややザラザラした竹の内側の場合があります。①は水分を吸いにくいので、天ぷらを置いたり、器として使うにはいいでしょう。②は野菜の水切りほか、干し野菜などに使います。水分を吸収するからです。
木のザルで野菜を洗い、しゃんしゃんと振っておいておけば、下におちてきた水分を木が吸ってくれるわけです。なかなか理にかなった道具です。

かびやすいと思っている方いますが、いまの時期ならそのような心配はほとんどないでしょう。
洗って2,3時間ほど洗濯物と同じように立てかけておけば、乾きます。洗濯物より断然早いです。

冬になったら、きちんと拭いてから風が通りやすいところに干しておくとよいです。よく拭けば、室内でも空気がよどまないところなら乾く場合が多いです。

干し野菜にはもってこいの季節です。残った野菜をカットして、5、6時間干して使うと、栄養素が増し、甘くなり、保存が利きやすくなります。最近の外気は心配だわという方は、太陽光のあたる室内でも大丈夫。

木のざるでしかできない理にかなった使い方があります。ぜひまだお持ちでない方は一枚。
by kitchenparadise | 2015-08-04 17:30 | キッチン道具について


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具のテストや考察、お店のお知らせ、出会った方々や興味深い本などを毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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