雑誌の付録

毎週何度も本屋に足を運んでいると、出版業界がいかに激動の1年だったかがうかがえます。大変だろうな。

一番悲しかったのが、多くの雑誌が廃刊になったこと。
雑誌の値段も少し安くなったように感じます。この前私が載った雑誌など300円台でしたし。

アメリカでは電子書籍が本格的に始まったと某雑誌で特集やっていました。どうやら日本にもその風がやってくるらしいそうです。米Amazonが「Kindle」という電子ブックリーダ
これは大変ですね。紙が要らなくなるのかぁ・・・みたいな。

本が売れないといいながら、村上春樹の「IQ84」は、アマゾンの予約だけで1万冊。ミリオンセラーまで最短だそうですよ。売れるものは売れるってことですが、これは・・・流行りが流行りを作る現象のようで、もともと本を読まない人にまで読者を増やしたからでしょう。私はまだ読んでませんが。
村上春樹に限らず、作者名で買う人も多いと思います。一人の作家が驚くほど次々に本を出すし。

一番、驚いているのは、雑誌の付録です。昨年までも雑誌にストッキングや化粧品のサンプルなどが付いていましたが、今ほど冊数は多くなかった。昨晩TSUTAYAで見てたら、(ウル覚えですが)
Looksがキティのトート、Comoはヘアゴム、リンネルまでもポーチ、若者雑誌のエスカワイイはなんとショートパンツ!ELLEはリングです。

メンズの雑誌はさすがに付録なんてないだろうと見てみると、雑誌ウーフィンではティッシュカバー、ザニューエラなんとか(忘)は、キャップに装着するLEDが付録についていました。メンズは若者雑誌が中心のようです。

昨日はスタッフ森さんが、何かの付録でデジカメケースが付いていたと持ってきていました。結構かわいくて、立派なケースで、デザイナーとコラボした付録のようでした。
付録。デフレ現象のひとつでしょうが、どこまで いくんだか。

雑貨業界も雑誌に負けずに大変のようです。わが店も付録みたいなのを考えてみるか。うーん・・・。
# by kitchenparadise | 2009-12-09 14:13 | 私、こう思う

情報の多い時代で

先日、娘(10歳)の同級生のママが「親がいない間に勝手にネットを見てるみたいなの。」とぼやいてました。小学生は少数派としても、中学、高校になれば、みんな当たり前のように、ネットで情報を得るようになるのでしょう。

私が子供の頃、親に聞けない悩みがあれば、友達に相談するか、頼りになるいとこのお兄ちゃんかお姉ちゃんに電話するか、近所の化粧品屋のお姉ちゃんにも相談に行ったりしていました。高校生になってからは開館と同時に図書館に入り、閉館のアナウンスが流れるまで居座ったものです。

今の子供たちはすごいです。情報の真偽は別にして、私たちが何時間もかけて調べた情報が、クリックひとつで手に入るのですから。我が娘でさえ、「ママ、直江兼続のお墓ってどこだっけ。ネットみて。」などと、私に聞いてきます。
でも情報が多いからといって昔より頭が賢くなるわけではありません。それは、調べたり聞いたりすることに本当の価値があるからでしょうか。そのプロセスがコミニケーションを生み、好奇心を活性化させていたのだと思います。子供を大人にするプロセスでもあったわけです。

クリックの代わりに失うもの。他人と共有する時間。本を読む時間。学びのプロセス・・・。 まぁ、ネットの弊害分析なんていうのは文科省に任せることにして・・・。それにしても情報が手に入りやすい時代の子供たちが、生きぬいていくのは前よりきっと大変でしょう。
でも、そんな子供を救う役目を担うのもまた、ネットでもあるわけです。ブログを見て励まされたり、多くの情報から自分らしい夢を選ぶこともできるし。

こんな時代だからこそ、大人が希望を見せることが大切ですよね。あ、3日に書いた元春さんのコメントにもどちゃいました。子供たち、大人になったら楽しいよ。
# by kitchenparadise | 2009-12-08 14:03 | 私、こう思う

いつだって希望

通勤時に聞く曲は気分によって毎日違います。例えば。
挑戦的な気分の時は、80年代の元気なユーロビート。平和的な気分ならエンヤとか。 元気がない時は青山テルマになりきり、気分を一新したい時は大好きな小沢健二。そして、悲惨なニュースばかりで悲しい気分になったら佐野元春など。

元春さんの歌詞は、「希望」が湧いてきます。アルバム「SUN」の中では、その言葉通り「希望」という歌があるのですが、これがとてもいい。

♪街はずれのどこかで  中古の家を手に入れて  かわいい女の子の父親になるのさ
ありふれた日々  ありふれたブルー  晴れた日は 風を抱いて  彼女のおしゃべりに耳を傾ける
そんなどこにでもいる  俺はありふれた男♪

こういう詞で始まるのですが、このありふれた毎日の先に希望がある、愛しい場所の向こうに希望があるって続くんです。叔母から墓参りの準備で市場に立ち寄ったと電話があったこと、もうすぐ女の子の父親になること、バスから変わらない風景を眺めていたこと、そんなありふれた日々の先に、夢の先があるんだと。

彼はインタビューでとても素直にこう言ってます。
「曲は皆を楽しませたいという気持ちでも書くけれども、どの曲も実は自分のために書いているんですね。自分ががっくりしてる時に自分を激励するために、曲を書くのです。」

ホントにピュアな人だ。 
「いつだって、希望。」励まされる~。歌には心を動かす力がありますね。
# by kitchenparadise | 2009-12-03 13:43 | 私の日常と家族

2位じゃダメなんですか?

昨日夕方、ブログに仮移転したことで、エクスブログにコメントいただいたようです。ありがとうございます。当面お返事はテレパシーでってことにしていますのでご了承ください。

事業仕分けの蓮舫さんの次世代スーパーコンピュータの開発に対する質問、「2位じゃだめなんですか?」が、最近ニュースを賑わせましたね。質問そのものはあまりに短絡的ではあったけど、むきになって言い返すだけ時間がもったいないですね。おそらく本当の論点はそこにないから。あんな風に言われたら誰だって「1位を狙うのが科学の開発だ!」って言う。

「科学技術立国としての基盤が危うくなる以前に、この国は国家破産の危険をはらんでいるのです。危機的状況の中でも、あえて国策として予算を計上していくだけの納得できるポイントをあげてください。それに納得したら、今度はどの程度の予算が最低必要を再考します。」

っていえば、非対立ですんだのに。子供でもわかるし。それを「2位じゃダメ?」にしちゃうのか。少々疲れてこられたのかもしれませんね。それともマスコミむけのコメントかな?

開発の必要性は不勉強なのでわかりません。が、ダム建設ひとつにしても50年もかけて作って、その後100年持たないと言われてます。土砂で埋まるかららしいのです。

こういう日本の将来を占うような開発と予算の問題は、そうそうすぐに答えは出ないでしょうが、とはいっても休んでもいられない。少なくともニュースだけで知ろうというには無理がある。こういう問題はワイドショーに任せず、政府が国民に問うべく特番でも作ったらどうでしょう。
# by kitchenparadise | 2009-12-01 15:16 | 私、こう思う

石川美奈子先生の講習会決定

今年もクリスマスケーキの講習を美奈子先生にお願いしました。
12/17(木)、13:00-14:30 定員10名(着席)

今年は、基本の全卵共立てのスポンジケーキにチョコクリームのケーキを作ります。
初めての方でも失敗せずに上手にできるそうです。美奈子先生のケーキはとても美味しくって、デコレーションもとてもステキで参考になります。



募集は12/1からのの予定です。

15cmの底とれのスポンジ型を使うので、先生ご使用の同じものを、参加ご希望の方はご予約を承ります。また、キチパラからのおみやげも考えています。お楽しみに!

詳しくは、まもなくアップします。お待ちを。
# by kitchenparadise | 2009-11-26 20:12 | キチパラ講座

多層鍋の基本①


今日は、生協雑誌クリムの原稿を書いています。「台所道具・超使いこなし術」という大げさなタイトルで1年間書いてます。

11月号では「多層鍋の選び方」という内容で書きましたが、今日はまず、「多層鍋がなぜ必要か」の私なりの考察。

①軽くて温まるのが早いアルミニウムの鍋では、温度が一定化しにくいので味がしみこみにくく、煮崩れも激しい。さらに酸や薬品に影響される素材なのでレシピを選んでしまう。

②そこで、ステンレス鍋が登場。酸にも強く変形もしにくく、アルミより保温に優れ、煮物にも悪くはない。しかし、ステンレス単体だと熱伝導がとても悪い。温まるのが遅いし、温まり方にムラがある。そこで。

③底面を多層にして、ステンレスとステンレスの間に熱伝導の早いアルミを挟んで多層鍋に。

④ついでに煮物にさらに向くようにフタにしかけをして、蒸気が外に漏れにくく、熱がこもるようにした。

⑤さらに、鍋全体がすばや同じように温まるように、側面にも中にアルミを施し、鍋全体を多層に。

こういうわけなのです。⑤の全面多層になると、鍋全体の温度が同じように高温になっていくので、だし汁やミルクを温めても、側面がジューッとなりにくく便利です。


# by kitchenparadise | 2009-11-25 20:09 | 道具:フライパンや鍋

THIS IS IT

マイケルジャyクソンの「THIS IS IT」を観てしまった。流行モノは三谷作品以外はあんまり観ないし、誰もが行く映画は少々時間が経って行くというひねくれた私だけれど、この作品にはなぜか足を運んでしまいました。

感想は・・・。
胸がつまった。圧倒され、鳥肌立ちました。これこそ「ショウ ビジネス」の真髄。心底心を打たれました。 ぜひぜひ観てくださいって感じです。

そもそもって「This is it 」どういう意味なのか。
聞きなれた会話で言うと、マクトナルドで注文した最後に「これで注文は以上です。」っていう表現方法として「This is it 」。

ホームステイ先のママが、息子に教会に着ていく服に着替えるように促して、仕方なくキチンとした襟付きのシャツを着てきたときに、「それでいいのよ。」の意味合いで「This is it 」。

映画の冒頭では、マイケルのバックダンサーオーディションに合格した男性が、この言葉を使います。人生にまよってて、これからどうすればいいかを考えあぐねていたが、このオーディションに合格してわかった。「THIS IS IT!」 

マイケルにとっての「THIS IS IT」 は何だったのでしょう。「これが最後なのか」、「これが僕」なのか「これがやりたいこと」の意味なのか。

いずれにせよ、全世界の人に「IT」を考えさせる彼は、向こうの世界からこちらを眺めて微笑んでると思います。 あれもこれも「THIS IS IT」。
# by kitchenparadise | 2009-11-09 15:44 | 私、こう思う

油田を探しに行かない

某テレビの凄腕プロデューサーが、ドラマ製作からデジタルコンテンツの部門に移動したことをこう話していた。
「これからのテレビ業界ははインターネットに押されてめべりするばかりだ。我々は、テレビならではのノウハウを生かしてネット業界に殴りこみをかける。インターネットに油田を探すしか道はないのです。」

油田なんて探しに行かず、殴り込みをかけず、楽しく仕事が成り立つ方法がないですか。最先端を探し続けなくては会社が成り立たないなんて・・・ホントに忙しいというか、物事の移り変わりのスピードが加速しすぎじゃあーりませんか?とは言ってもね。
油田を掘って独り占めできるならいいけど、誰かが掘り出したら、すぐにみんなが近くをどんどん掘り始めるでしょうし。最初の油田よりもっと深く上手に掘るかもしれないし、枯渇も早いかもしれないし。

そんな調子で競争ばかりするから、キリマンジャロの雪が解けるんだなア。
(もちろん一企業がどうのってことじゃなく、高度経済成長の功罪ってこと)

パン屋は100年前と同じ美味しいパンを焼き続ければいいじゃない。
洋服屋さんは、まねできない縫製でとっておきの1枚を作ればいいじゃない。


私は、イチ抜けた。(いやね、最初から参加してないませんが)油田なんて探しにいかない。私の半径1mの人たちを、少しでも幸せにできる、小さくて楽しい商売を、50年、100年続けたい。 100年後に風景があまり変わらないで済むように。
枯渇しない油田は、我の内のみあり、でしょ。ね。
# by kitchenparadise | 2009-11-06 15:57 | 私、こう思う

私への100の質問

名前は:田中文です。aya tanakaです。
趣味:読書。本屋に住みたい。ギター
愛読雑誌:文藝春秋とかいろいろ、いろいろ・・・。
利き腕:右ですが。
身長:162cmのはず。
欲しい能力:物忘れをしない能力
形容詞付きで血液型:おおざっぱでオタクなおしゃべり好きなO型。ど真ん中。
クセ:知らぬ間に顔をかく。
つい言ってしまうこと:んー、んー、「んー」って言うらしい。スタッフからそう言われる。
理想的な起床時間:6:00
朝起きて最初にすること:うがい
夜寝る前にすること:塩うがい
得意料理:トマトソース、ジェノベーゼなどのイタリアンとフツーに煮物。
マイブーム:一眼レフカメラ・ギター
テンションがあがるごちそう:イカ刺し・シュークリーム
テンションが下がる食べ物:肝
つい買ってしまうもの:本。ひと月に10冊までと決めてはいるけど、毎月破る。
苦手なこと:経理
最近成長したなぁと思うこと:人を許せるようになった。おっ、深い。
これから伸ばしていきたいスキル:経理
言われて嬉しい言葉:よしよし(頭をなでながら)
友達になるとこんな特権あります:しゃべらなくて、聞くだけでいい。
動物占い:ペガサス。この世のものじゃないらしい。
長所:ポジティブ。
短所:物忘れが多い。
チャームポイント:昔は、目とか言ってたけど、この年になるとなぁ・・・。あ、でも指が長い。
特技:帰宅後30分以内に8品の料理を作ること。
どこに出没する?:福岡市国体道路のTSUTAYA
好きな台所道具は?:アイザワの段付銅鍋が一番かな。でもまだいっぱいある。
好きな言葉は?:そこに愛があるか。ありがとう。

なぜお店をはじめたか?:アメリカで何度も通ったキッチンツール専門店にあこがれて。

尊敬する人:料理の檜山タミ先生、もちろん両親。
指針にしていること:ブレイクスルー論・感謝

近年で一番楽しかったこと:ブルトレはやぶさに乗ったこと。

今一番したいこと:100個も質問が浮かばないのでそろそろやめたい。
# by kitchenparadise | 2009-11-01 00:00 | プロフィール


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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