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「選択の科学」シーナアイエンガー著

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「選択の科学」 シーナ・アイエンガー著 文春文庫 (櫻井祐子訳)


「奴隷状態が、人間の存在全体におよぶと考えるのは誤りである。人間の大事な部分に奴隷や及ばない」

著者はコロンビア大学ビジネススクールの教授。1か月ほど前に友人に勧められて読んだのですが、話題になった本だそうです。
数年前、私がはまっていたNHKの「白熱教室」という番組に出ていたので思い出しました。TEDにもでてましたね。(TEDとは、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズさんが登壇したことでも有名な講演会プログラム。世界的に有名な人たちがさまざまなスピーチをしていますので、ぜひYOU TUBEで)

彼女はインドの厳格なシーク教徒として育てられ、両親とともに3歳のころアメリカに移住してきたそうです。目の病気で高校生になる前に視力を失っています。そんな、一見すると誰よりも「選択」の幅が少なそうな環境にありながら、このような研究をして、結果を出してきたのが、まさに選択の物語です。説得力がありますね。

「選択が多い方がよい結果を生み出すというわけではない。」

動物園の動物はたっぷり餌を与えられているのに野生の動物より短命。
24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを並べたときでは、後者のほうが10倍の売り上げがあった。
インドの見合い結婚と恋愛結婚の10年後の幸福度を調べたところ、見合い結婚のほうが幸福度が高かった。


「人生は、運命、偶然、選択という3つの観点で語ることができる。選択だけは自分で選ぶことができる。あなたが何を選ぶかによって人生が変わる。あなたの評価は選択で決まる。」

人は自分の環境や社会の中で狭い選択しかないと嘆く。でもはたしてそうだろうかと彼女は言います。彼女は宗教、全盲、経済的困窮の中、選択肢がなかったからこそ、この研究を始めています。
そのような選択を、心理学や経済学としてだけでなく、「科学」としたのが私にとっては興味深いところでした。


より良い選択のためにはどうすべきなのかを問い続けようとする一冊。おすすめです。


そういえば、昨日お客様に、「33%OFFの限定アウトレットをしているマトファーフライパンと、ドイツのタークフライパン、どちらがいいですかー?」と聞かれました。この選択はとても面白いです。近々書きます。



by kitchenparadise | 2019-10-16 08:07 | 本と言葉

おつまみのレシピ本を買うなら

書き物をしなくてはいけなくて、また蔦屋さんにこもりました。お題は「おつまみ本」です。

パパッと作りたい人、ごはんの残りでつくれるものがいい人、ほかにも火を使わないほうがいいとか、ワインにあうものがいいとか焼酎がいいとか、いろいろでしょう。タイトルにわかりやすく書いてあればいいのですが、そうは都合よくいきません。

おつまみの本の失敗しない選び方にはコツがいります。

パラパラッとめくって買ってみたものの「意外と使えん」というのもありますが、それは本が問題ではなく選び方が悪かっただけです。

おつまみレシピは、レシピの中身でなくまず目次です。

例えば。

①手作りおつまみをとにかく時短でというのなら⇒

目次のスタートに「切るだけ」「まぜるだけ」といったもの、「パパッとつくる」「5分で作る」と最初に書いてるもの。

②次に晩酌やホムパの飲みものが限定されるなら⇒

目次が「ワイン別」「日本酒別」などに分類されているもの。特にワインのタイプ別は結構でています。

③ひとり飲みが多く気分で作りたいなら⇒

「茹でたのが食べたいとき」「最近野菜食べてないから野菜たっぷり」「肉を食べたいとき」のような気持ちを具体化するものもあったりします。

④とにかくあるものでバランスよく作りたいなら⇒

素材別が便利。「野菜のおつまみ」「肉のおつまみ」といった分け方がいいですね。子供のごはんも作るなら素材別は無難。

⑤一工夫変わったものを好むなら⇒

名店のレシピなんてなかなかいいです。「バーデンターが教える」「銀座の鮨店が教える」「イタリアンの名店が」というのがこれまたたくさんでています。名店レシピはだいたいワンランクレベルが高いと考えたほうがよさそう。

写真をみて「おいしそう」と思っても、まずは自分にちょうどいいかどうかは目次から。そうすると失敗しません。











by kitchenparadise | 2019-10-03 18:45 | 本と言葉

「天才と発達障害」文春新書

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このところ発達障害関連の本をよく見かけます。
自分や周りの人たちのことで心当たりがある方が少ないんでしょうか。

この本は、天才や傑出した異能をもつとされる人たちが「発達障害」をともなっているケースが稀ではない、という内容。
その例として多くの天才とよばれた芸術家や科学者、俳優などの実例を紹介しています。

「その発達障害の特性が創造性を生み出すように思える」とふみこんでいる点も、そういう家族をもつ方々には励みというか慰めというか、希望になる本です。


事例として紹介されているのは、クイーンのフレディ・マーキュリー、野口英世、さくらももこ、ヘミングウエイ、ルーズベルト、テネシーウイリアムズ、ヴィヴィアンリー、モーツァルト、ダーウイン、窓際のトットちゃん、など。

読みすすめるほどに、人間の脳の奥深さ、神秘を感じます。

同時に、発達障害と精神疾患の関係性も解説されています。

あるオーストラリアの精神科医の研究で

18世紀と19世紀のドイツ語圏の著名人の中でとくにすぐれた能力のある294名(芸術家113、科学者181)を調査。
この芸術家たちのうち正常者は63.7%、統合失調が2.7%、人格障害が27.4%、躁うつ病はなし。
科学者においては、正常が76%、躁うつ秒が4.3%、人格障害15.3%、統合失調なし、という結果。


これは一研究者によるもので、この後の研究ではまただいぶ違ってきてはいるものの、発達障害と精神疾患と天才脳にはなんらかの関係があるのが、多くの研究者の見解のようです。


こういう人も紹介されていました。東京ラブストーリーの主人公の赤名リカ。鈴木保奈美さんが演じましたよね。彼女(リカのほう)もADHDの特性を持つと考えられると。自由奔放、過剰集中的な恋愛、刺激的な言葉。その無鉄砲で衝動的な行動が魅力にも感じらえるというものでした。でも周りはふりまわされるということ。見てたなあ。

著者は最後に、天才や異能は排除せず、社会の発展の重要な要素として受け入れていくことが必要だと説いています。
興味のある方はぜひお読みください。変わり者と思われている人こそ、隠れたすばらしい独創性があるのだと思いますよ。

本の帯に、良い言葉が。

「空気が読めないからこそクリエイティブになれる」








by kitchenparadise | 2019-09-13 14:20 | 本と言葉

雑誌が本気みせる

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「天然生活」を出版していた地球丸が倒産したのは2019年2月末。5月に扶桑社に移り8/20に復刊号が発売されました。なんと8月末には雑誌としては異例中の異例の4刷という重版。驚異的です。

「桧山タミ先生をもう一度取材させていたただけませんか」

スタッフとともに扶桑社に転籍した八幡編集長から打診があったのは2019年5月8日「扶桑社に移りました」というメールと同時でした。


復刊号である10月号は8月20日発売にもかかわらず、アマゾンで予約始まって8/1にはトップセラー。発売後すぐに福岡の本屋では一冊も無くなったそうです。


4刷でいったい何万冊売れたのでしょうか。編集長にはあえて聞いていませんが10万ははるかに超えているでしょう?ね。編集長?

中身もとてもよかったですし、ブックインブックの「朝ごはん特集」も読者の評価が高いようでした。

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なぜ、天然生活はこんなにも売れたのか?


まわりに迷惑かけたから、絶対いい雑誌を作らないといけない.

ひとことでいうなら、、本気をだしたんだと思います。


もちろんいままでもいい雑誌でしたしまじめに一生懸命取り込んでおられたでしょうが、さらに、です。


ご存知ですか。

雑誌の売り上げは1996年と2015年を比べると20年で半分以下です。もう3分の1とも言われます。

本好きの私としては寂しい限りです。

そんな中、天然生活の今回の偉業は、「良いものを作れば読者はいる」という希望になりました。



天然生活はリニューアルと同時にwebも公開しました。桧山先生も協力なさっています。

天然生活スタッフのみなさん、これからも素敵な雑誌を作ってくださいね。

webはこちらです→ https://tennenseikatsu.jp/


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by kitchenparadise | 2019-09-07 15:26 | 本と言葉

おもてなしにオススメの本は?

わたしの実家はとにかく来客が多い家でした。「おもてなし」なんて立派な感じでなく「今日も誰かくる」ぐらいの感じ。人数が増えてもいいように常に大皿料理です。
私がじぶんの家に人を呼ぶときは、だいたい飲みながらの女子会、ママ会です。つまみ系を3~4品、メインを1つか2つ。あとはチーズとかナッツ、おいしいパンとかの気を遣わないおもてなし。仕事から帰ってからなので簡単じゃなきゃ招けませんからね。

でも、自宅に人をお招きするってなかなかハードル高いって人も多いという人もいるみたいですね。ついつい力が入ってしまい、だんだん面倒になっちゃうかもしれません。そこで今日はおもてなし程度の違う3冊の本をご紹介してみます。



●女子会やママ会、ご近所さんとの気軽な家飲みにぴったりの1冊

 「すぐにおいしい!おつまみ200」コマツザキアケミ (主婦と生活者)


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表紙の写真からしておいしそうですね。タイトル通り、「おつまみ」なので、すごく簡単なものばかり。火を使わずにささっとできる冷菜が62品。火を通すスピートおつまみが64品。きちんとおかずになるものもあって、家のみのレパートリーが増えることまちがいなしです。2019年に出版された本です。いつもデパチカで買ってきたりしてたという方、これなら帰宅してすぐに作れます。バッグに本を入れとくといいですね。あ、Kindle版もでてます。


●もうすこしきちんと料理らしいものを出したいけど組み合わせが苦手という方は、

「3皿で、おもてなし~お酒と楽しむ27の簡単ディナーコース」行正り香 小学館


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いい本なのですが、2012年に書かれているのでもう古本価格でも売ってますね。「わたしおもてなしは無理~!何出していいかわかんない。」みたいな方は、著者が3皿をセットにしてくれてます。笑)しかもお酒にあわせて。スパークリングなら「野菜たっぷりパスタコース」とか、焼酎なら「和食3皿コース」とか。組み合わせまで任せたい人にはこれはもってこいです。



●テーブルセッティングまできちんと見せたいとうおもてなし慣れしていつ方には応用編テキストのような1冊。

「ホームパーティ~料理と器と季節の演出」 江川晴子 世界文化社

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これはもう「みせるおもてなし」ですね。しかも著者がフラワーアレンジメント出身で、ケータリングのプロでもあるので、とにかく美しく、おいしそうで、豪華。玄人っぽい。テーマがそれぞれ設けられているのが、読み物としてもおもしろいです。「スパニッシュバル」だったり「ビューティランチ」みたいなテーマで、ちょっとしたサプライズを考えてあるのが楽しいです。


おもてなしとひとことで言っても様々。最初は気のおけない友人を招いて「アレンジおつまみ」を中心に普段のメインおかずなどを用意してみてはいかがですか。大声だしてもお店じゃないから気にならないし、お金も外食に比べればグンを押えられます。






by kitchenparadise | 2019-08-28 15:18 | 本と言葉

読むたびにホロリ「最後の3日間の手紙」

余命わずかだったある若い女性が「あと3日の命があったら」いう手紙を残しました。

胸が詰まります。

「病院の外に健康な命を3日ください。(中略)

1日目、私は飛んで故郷に帰りましょう。そしておじいちゃんの肩をたたいてあげたい。母と台所に立ちましょう。父に熱燗をつけて、おいしいサラダを作って、楽しい食卓をかこみましょう。

2日目、私は飛んであなたのところへ行きたい。お部屋の掃除をしてあげて、ワイシャツにアイロンをかけてあげて、おいしい料理を作ってあげたいの。そのかわりお別れの時、優しくキスしてね。

3日目、私は独りぼっちで思い出と遊びましょう。静かに1日が過ぎたら3日間の健康をありがとうと、笑って永遠の眠りにつくでしょう。」


私はまだ明日も生きてます。
あと365日後も、そのまた後もしばらくは生きているでしょう。

これほど感謝を込めた日を、ただの1日でも大切に生きたことがあるでしょうか。生きれるでしょうか。

家族の肩をたたくこと、大事な人に料理を作ること、そんなあたりまえのことに心をこめられるということが、何よりの幸せだと彼女はしたためています。

限りある人生を彼女のように生きられたら、、、最後の3日だけでなく、常に大切な人への思いやりを忘れずにいたら、、、それはきっととても幸せな人生です。


by kitchenparadise | 2019-06-03 07:56 | 本と言葉

平成最後にオススメする「そして、バトンは渡された」

平成最後に読了した本。

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「そして、バトンは渡された」

(瀬尾まいこ著)文芸春秋

本屋大賞に選ばれたという本。面白かったのですぐに娘に送りました。

主人公は母親が2人父親が3人も変わってしまった高校生の女の子。一見複雑な家庭環境にありながら、そんなこともろともせず前向きに明るく成長していくというお話です。

みなさんどんな小説が好きですか?
言葉選びや表現の巧みさが秀逸な作品、謎解きや想定外の事件などエンターテイメント性のある作品、歴史や旅行などを織り交ぜた知的好奇心をくすぐる作品、ファンタジー。いろいろありますね。私は常に3冊くらいを同時進行で読み、その日の気分によって続きを読むようにしています。

今日は大正解。新しい時代の幕開けを前に読むにはこんなさわやかで読後感の良い、灰谷健次郎的な作品がとても良い!希望をもてます。


平成はある意味平和な時代ではありましたが、昭和で「経済発展」を目標にがむしゃらに働いてきたツケがまわってきたような時代ともいえます。

バブルがはじけ自殺者が過去ないほど増えました。
家庭はあちこちで崩壊し、隣同士のお付き合いもなくなりました。
子供たちは夜にひとり歩きできなくなってしまい塾まで親が迎えにいかなきゃいけない。
どこの会社にも鬱で悩む人がいっぱいで、休みは多くなったけれどもそんなに豊かではない。
親子の関係に悩む人がとても多い。
平成最後の1年は親が子に手をかけるニュースを何度耳にしたことでしょうか。

そんな家族の問題は、親だけの問題ではなく、その親の親からの影響からとよく言われます。親の影響だと言ってしまえば、自分とは無関係な世界の話と考えがちですが、この本を読むとそう簡単にとらえていいのかという気がするのです。

これからは子供をみんなで守っていかなきゃいけない。

高い山に登る道は一つだけじゃなくていいんじゃないだろうか。そう思わせる小説でした。

「リアリティがないよねー」なんて言わないで、頭を柔らかくして素直に読んでみていただきたい本です。
文芸作品としてどうかというより、この設定がなかなかおもしろいです。





                                                                                                                           




by kitchenparadise | 2019-04-30 13:17 | 本と言葉

ゴールデンウイークにおすすめの本

ゴールデンウイークに読む、
あなたにお勧めしたい本8選。
読みやすい本を選んでみました。

■サスペンスと思いきやとんだ心理学「ファーストラヴ」

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■人間関係改善の糸口を探りたくなったらアドラー「嫌われる勇気」

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■うるっと泣きたくなったら「ひと」

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■家庭環境や学校環境などに悩む人に「そして、バトンは渡された」2019年本屋大賞

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■夫婦・恋人関係など自分の気持ちがわからなくなったら「愛するということ」

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■ハルキストでなくても軽く読める、仕事に疲れた人に「走ることについて語るときに僕の語ること」

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■好きな人と旅行できなかった人へ名作「ドナウの旅人」(上下)
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■なんか許せないなぁと思うことがあったらこの名作「氷点」(上下)
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楽しいゴールデンウイークをお過ごしください。

私は4/30(火)に出勤です。お店にいますからご来店の方はぜひお声をかけてくださいね。



by kitchenparadise | 2019-04-27 10:31 | 本と言葉

三流の人は頑張らない


三流の人は頑張らない

二流の人は頑張る

一流の人は

頑張っていると

思っていない

インスタでこんな「五行歌」を見かけ、なるほどなぁと思い書きとめておきました。

「わたし、(頑張ってると思っていない)から一流だわ。」

最初にそう思ってニマニマしていたのですが、

「いや、ひょっとして、(頑張っていない)のかもしれないから、三流?」

と考え直しました。

悩んだ挙句、ちょっと頑張ってみることにしました。

答えは本当に頑張ってみたらわかるということじゃないですか。

奥が深い言葉です。あなたはどうですか。



by kitchenparadise | 2019-04-13 16:01 | 本と言葉

おすすめ料理本3冊

キッチンパラダイスでは3月12日より店頭で本を販売しています。キチパラのスタッフが実際に愛用しているレシピ本が中心です。
レシピ本に限らず、本は出版されては絶版の連続で本当にもったいないことです。今回注文した本の中には、数年前発売の本が「在庫なし、重版予定なし」ということが多く残念でした。数年前に限らず出版から半年にも満たない本がすでに重版予定なしの回答がきたのにはびっくり。いい本だから注文したのに~。ほんと著者もたまったもんではありません。

今日は、キチパラに置いている本の中から私がプらいベードで買った本を3冊紹介します。

■一汁一菜でよいという提案  土井善晴

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土井先生のベストセラー本ですね。レシピ本ではなく料理との向き合い方を提案する本といったほうがいいかも。「一汁三菜」という言葉はありますが、あえてそれを「一汁一菜でもいいんじゃない?」ということで、自分で作ったものをちゃんと食べるということは守りながら料理のストレスをなくすという、土井先生ならではのお考えをつづっています。
この一汁一菜を原点とする、つまり「初期化」するというのは、この忙しい時代、また飽食の時代だからこそ受け入れられると思います。別に、ご飯とみそ汁だけじゃなくても、パンやパスタでいいと土井先生はいいます。

桧山タミ先生が西部ガスのCMでいう「楽しんで作ればご馳走」も同じです。そんな毎日ごちそうじゃなくていいと。頑張らずに楽しめる食事が一番いいってことでしょうね。なるほどーって思う本でした。


■ちょこっと漬けもの 石原洋子

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もう6年前に書かれた本です。まだ在庫あってよかった。キチパラの店頭にもおいてます。

スーパーにいくとずらっと漬け物置いてあるでしょう。裏の成分見て添加物が入ってないものを探すのにいつもひと苦労します。お漬物って、あまったお野菜で作れます。これさえ見れば、自分じゃ浮かばないお漬物ができちゃう。
玉ねぎ半分を炒め物に使ったら残りは明日の朝のために酢漬けにすればいいし、
よく余らせるキャベツなんかは、甘酒と塩に浸ければ2~3時間で白菜漬けが食べられる。
夏に余らせるズッキーニはヨーグルトと味噌に漬ければ4~5時間でりっぱなお漬物です。
保存袋の即席漬け、甘酢漬け、らっきょう、味噌漬け、梅干しまで、小さなサイズの本にぎゅっと詰まってます。3年ほど前に買いましたが便利です。


最後にこれ。

■夜9時からの飲めるちょいメシ  サルボ恭子


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偶然ですが、出版社 家の光協会の本が続きましたね。笑)

タイトルとちら見買いした本です。タイトルは酒の肴みたくなってますが、実はご飯にも合うおかずです。
しかもおもしろいのが、主材料を2つに限定してるってことと、同じ食材で3つのレシピを紹介してる。
これは編集者勝ちです。(サルボさん提案かもしれんけど)

たとえばですよ。なす×鶏胸肉でソテー、バンバンジー、トースター焼き。
じゃがいも×手羽先でクミングリル、クリーム煮、肉じゃが風甘辛いため。

遅く帰ってきてもこれ一冊あれば、帰宅から20分くらいでできそうなものばかりです。


3冊紹介しましたが、最近は「時間をかけずに工夫して満足を得る」という本が人気ですね。

キチパラにはほかにもおすすめ本がありますのでぜひお越しください。


キチパラのなみじゅう赤は売り切れになりました。現在は18周年のなみじゅうセットクッキー付なら赤と黒のセットの在庫があります。
また黒だけは在庫があります。もうすぐ価格が上がりますのでまとめ買いの方はおはやめにどうぞ!

なみじゅうとなみじゅうの赤黒セットはこちらから。





by kitchenparadise | 2019-03-26 12:47 | 本と言葉


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナー日記。お店のお知らせ、調理道具の実験や考察、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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