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カテゴリ:道具:すし桶・おひつ( 15 )

すし桶の大きさで悩む

実家にあったすし桶といえば、なんかすごく大きかったような気がします。

頻度が低いわりに大きいので
「すし桶は邪魔でしかない。」と思ってしまう方が多いようです。

なぜあんなに大きかったのか?

家族が多かった。たしかに。

すし桶は大きくないと混ぜにくい?
これもたしかに。

でもいまは以前のように5合つくるひとは少なく、2合や3合しか炊かない人も多いですよね。

いますし桶を買うならどの大きさがよいのかを考えてみます。

すし桶は酢飯を切るように混ぜることから「大きめを買うべし」といわれていました。また大きめを使うと短時間で酢飯を冷ませるので酢飯がぴかぴかで美味しくなり、もちがよくなるという理由がもあります。

邪魔でないなら少し大きめでもいいですが、、、邪魔、ですよねー。笑)

キチパラでは2..2合や2.5合、3合など比較的小さめを買う方も多いのですが、これは寿司以外の用途を考えて方も多いですよ。

すし桶をおひつと同じように使え、炊き立てのいつもの白ご飯や炊き込みもいれるとか。

お赤飯、炊き込みご飯、普通のご飯やまぜご飯なども、すし桶を使うと、とっても美味しそうで(実際に美味しく)、家族の食が豊かになり、ご飯の保存にも有効なのです。

そこで、すし桶を初めて買う方におすすめの大きさです。

2〜3人のご家庭のなら2.5合用。2〜3合に十分対応できます。

4〜5人のご家族なら3合用。4合までは対応できます。

5合は5合で必要な場合もあるのですが、最初はちょっと小さめを普段使いで使ってみるのはどうでしょうか。

ガラスボウルやステンレスボウルに温かいお米を入れて、冷めずに水分がこもったりするより、すし桶のほうがはるかに上等にできると思います。

フタがない場合は濡れふきんをかけて保存してください。

洗う際、すし桶のご飯粒が取れにくいというご質問。
炊いたご飯をいれる前に、濡れ布巾で内部を拭いて濡らしておくと、水分の奥まで汚れが侵入しにくいです。ご飯粒も幾分こびりつかなくなります。今の時期は酢水でふくと殺菌になります。

ご飯粒があちこちについたら、濡れたふきんで米粒を集めるように拭いてください。

すし桶フェアを5月まで延長中です。

by kitchenparadise | 2019-05-10 14:01 | 道具:すし桶・おひつ

だいたいおひつのご飯ってどれくらい保存できるのよ?

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おひつに入れたご飯がおいしくなるのは、なんとなくお分かりですね。


まず粗熱を取るのでおいしくなり、つぎに冷めていく段階でも水分調節して美味しくなり、すっかり冷めてしめても美味しいのがおひつ。


そこで気になるのが「おひつのご飯ってどれくらい保存できるんですか?」ってこと。


よく聞かれます。


簡単にお答えすると、季節や状態によって違います。母世代の方に聞こうもんなら「そんなのにおい嗅いでごらんよ」とか言われるのがおちですが、そんな腐ったご飯なんて嗅いだ事ないからわかりにくいですよね。


で、試してみました。最高気温20度くらい。室内。エアコンなし。湿度も関係あるんでしょうが、平均して60%くらい。


炊き立てをおひつにいれて、2、3分落ち着かせたて食べたらもう最高の美味しさ。


17時間経ったおひつご飯を食べました。夜作ったものを次に昼に食べたらってことです。まぁ翌朝食べる方は多いので、ここでは翌昼にしました。


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17時間後のご飯はおいしいです。まったく普通のもっちりした冷ごはん。水分もちょうど良いです。


24時間後も問題なく食べられます。美味しい冷やご飯。


続いて36時間後。朝食べてみます。


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36時間後は、うーん。ご飯のうまみがグーンと落ちてます。そのまま食べたら全く美味しくないレベル。


夜ご飯を、翌日の夜まで食べても美味しいのに、翌々朝ままったくおいしくない。ぱさっとしてるというより、ねまりはじめる入口みたいな感じです。悪くはなってません。食べれはしますが美味しくないって感じ。


桧山先生にお聞きすると、「春なら2日間は食べれるでしょう」とおっしゃるし、


70代の料理上手な先輩にお聞きすると、「昔は3日くらい食べよったよ。」とは言われますが、


たぶんそれは、いまより涼しかったり風通しが良い家屋でってこと。モノがない時代だったしね。もったいないのでね。


で、私の結果は、


20℃くらいまでの気温なら、できるだけ24時間以内に食べましょう!


で、36時間経ったのはこれにしました。


ネギチャーハン。美味しかったです。


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キチパラでは、4月おひつと飯台月間を開催中。4月末まで高級たわしをプレゼントしています。おひつが良いたわしで磨くと汚れがすっきり落ちて長持ちします。






by kitchenparadise | 2019-04-19 08:20 | 道具:すし桶・おひつ

自在道具の楕円飯台がすばらしい

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飯台とはすし桶のこと。飯切(はんぎり・半切)ともいいます。
水分を調節してくれるから、すし桶を使うと酢飯がいつでもおいしくなりますよね。

大きさ、形などいろんなすし桶がありますが、こちらは上質な木曽さわらを使用し、楕円の形に作られたものでちょっと珍しい。
側板は底面近くが厚く、上部にいくにしたがって薄くなる京型、
美しい木目に銅をねじってタガにした職人技が光る作品です。長野で制作されたものです。

素材は信州木曽産の見事なサワラで作ってます。
サワラがおひつやすし桶に使われるのは、ヒノキなどによくある特有な匂いが少ないこと。
水に強いこと。殺菌作用があること。
比較的軽いこと、などがあります。
ヒノキやヒバなら酢飯にいつまでも匂いが残ってしまいますし、もし杉なら水分を吸いすぎて、すし酢を吸いすぎてしまうからです。

タガが銅が一番です。プラスチックだと切れる。ステンレスは強すぎ。銅は美しい上に強さとしなりがあってすし桶にはぴったり。ねじってあるので細くても強度があります。
切りっぱなしの木材で作られたすし桶と違い、職人さんによって丁寧に作られており、丸みを帯びとても美しいです。

このすし桶はお寿司以外でも使えます。これが一石二鳥どころではなく、便利なんです。

サンドイッチ。乾かないためには濡れフキンとかをかけておくといいですよ。おにぎりをいれておいてもおいしくなります。

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鍋ものでもいいですよ。使う前に良く濡らしてから入れてください。匂いが付きにくくなります。

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使い始めはこのように米とぎ汁を入れて2~3時間あくぬきしてくださいね。あとは洗って乾かしてから使い始めます。

今月お買い上げいただいた方には、亀の子の高級たわしプレゼントしています。すし桶は必ずたわしで磨いてくださいね。

キッチンパラダイスでのご購入はこちらです。再入荷したばかりで、いまならすぐに発送できます。



by kitchenparadise | 2019-04-16 12:11 | 道具:すし桶・おひつ

わたしがすし桶を薦める理由とは

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「みなさん、ご自宅にすし桶ありますか?」

道具講習などでそうお聞きすると、30~50代のご家庭で2割くらいの方が手をあげます。
8割の方は使っていないということですね。
すし桶はすっかり古めかしい道具になってしまったようです。

yahoo知〇袋では「すし桶無しでお寿司が作れますか」の問いに、「ボウルがタッ〇ーで作れます。」「炊飯器にすし酢を入れて混ぜましょう」という答えもあるくらいですから。

木のすし桶はとてもいい道具なのに人気がないのはわからないでもありません。収納に困ることや、本当の良さを知らないから、それと一番は寿司を自宅で作らないからでしょう。

木のすし桶は水分を調節してくれて、常に美味しく仕上がり、食卓が豊かでご飯の保存にも一役も二役もかってくれます。すし桶があれば上手に酢飯が作ますし、お祝いごとだけでなく普段でも寿司を作りたくなります。

私は結婚してしばらくして母が上等なすし桶を買ってくれました。おかげで娘が小さいころから慣れ親しませることができ、母にはとても感謝しています。娘の成長とともにあったすし桶は我が家ではなくてはならない道具でした。

今日は、みなさんにぜひすし桶を持っていただきたい、と思う理由をまとめます。

①子供にすし桶のある豊かな食卓を

子供の頃、手巻き寿司がなによりご馳走でした。「今日手巻きよ。」って母が言うと、「うちわであおぐー。」といって喜んでお手伝いをしたものです。姉とうちわを取り合ってあおぎました。私たちがあおいだお寿司はすし桶のまま食卓に並べられました。娘にも、子どもの頃にそんな豊かな食卓を経験させたいと思っていました。

②うちわであおぐのは意味がある

うちわであおぐのは実はちゃんとした理由があります。早く冷ますことで、艶をだすこと、べちゃっとさせないこと。そして保存が効く酢飯にすることです。ステンレスやガラスでは、あつあつのご飯を入れた瞬間にボウルが温まってしまうため、うちわで扇いでもなかなか冷めないのです。yahoo知恵袋のいうとおり炊飯器にすし酢を入れて作れば、手早く冷ますことができませんし、酢が飛んでしまいます。冷めてもおいしいご飯にはなりませんし、常温での保存状態が非常に悪くなります。それが木のすし桶とうちわがセットな理由です。

③水分を調節してくれる

うちわであおぐのは、表面がベタつく前に水分を飛ばして艶を出すのが一番の理由ですが、金属やガラスのボウルだと蒸気(水分)を吸い取ってくれません。うちわで扇ぎながら、水分調節ができるのは木のすし桶だけなのです。
ちょっと大目の水分量は、木が調節してくれるわけです。
ステンレスやガラスは水分を全く吸わないので、木のすし桶より少なめにすし酢を入れないと、びちょびちょ。
私はすし桶を信用して、すし酢はいつもほぼ目分量です。

④いろいろ使える

おすし以外にもいろいろ使っています。まぜご飯、炊き込みごはん。ただのご飯にしょうがやミョウガ、シソ、ちりめんじゃこをすし桶で混ぜてそのままテーブルに出すと、豪華なメニューに。
炊き込みご飯を作って濡れ布きんをかぶせておけば、子どもの塾前のクイックご飯に。仕事で私は不在でしたので、娘は塾の前に自分で食べて出かけていました。
朝からおにぎりを作ってすし桶で保存もしていました。お皿にラップ保存よりも保存が効きます。これも濡れ布巾をかけて。セイロの蓋をかぶせておくこともあります。(木蓋もあります)
パンもおはぎも、すし桶にいれておくと木の呼吸で乾燥が防げます。仕事で家に戻れない時に、すし桶にはずいぶん助けてもらいました。

⑤おもてなしが簡単

酢飯さえ上手に作れば、母が上手だった手巻きでご馳走ができます。準備要らずです。
ちらし寿司も写真のように季節を楽しむおもてなしができます。
「お寿司を家で作る」のは、ここ日本では何よりのおもてなしになるのです。お客様が来られるのが全く面倒ではなくなります。お寿司、お吸い物、がめ煮、湯豆腐、これくらいで、もう十分なおもてなしができます。


木のすし桶は、ほかのものでは代用ができません。私が最も信頼して必要としている台所道具のひとつです。







by kitchenparadise | 2019-04-11 17:52 | 道具:すし桶・おひつ

飯台(すし桶)はどう選ぶ?


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一昔前に比べ、すし桶をもつ家庭が少なくなりました。わたしたちが子供のころは当たり前にどこの家にもあったのですが。

いまの30代40代の方にお聞きすると、都心部だと家に飯台があるのは2割くらいでしょうか。おうちで寿司を作らなくなったり、作ってもガラスやステンレスのボウルで代用する方が増えたからでしょう。たしかに場所とりますからね。

木のすし桶は水分を調節してくれますし、酢飯を急激に冷ますことに一役かってくれ、とても美味しくつやつやにできます。またガラスやステンレスより酢飯がいたみにくく長持ちします。

仕事で遅くなるときの作り置きは、酢飯がいちばん。気温が上がってくるとおにぎりでは悪くなりそうで心配ですが、木のすし桶なら朝作って夕方まで美味しくて安心です。


すし桶の素材には、檜や杉、モミ材なども使われますが、一般的には「さわら」が良いとされます。木曾地方で産出されたさわらが有名で、最も多く生産されています。木曽さわらは木目が細かく、柔らかく、収縮が少なく、赤みがあって美しい。
なんといっても耐久性と耐酸性にすぐれています。

適度な油分をふくみ、湿気や酸にも強く、檜などに比べると木特有に臭いが強くないのが特徴です。酢飯に木の特有の匂いが移りにくいのです。しかも軽いのですし桶には最適と言われます。


■すし桶の木は柾目(まさめ)
柾目とは木を中心を通って縦断したときの面にみられる、樹心に平行してまっすぐな木目のこと。綺麗な柾目を選べば、水分の調節に優れ、壊れにくくなります。反対に波型や山型の木目は、水分を吸収しにくく長期保存の酒などの樽に向いています。
すし桶はきれいな柾目のものがいいでしょう。良いものはたいていきちんと選別されています。

■タガは銅?
タガはすし桶の円形を外側から固定してるものをいいます。銅や樹脂、ステンレスの場合もあります。ほとんどの場合、安価なすし桶は収縮するので樹脂製で止められていますが、これは樹脂なら安いことと、伸び縮みするからです。長期的に使うと割れたり切れたりします。銅は濡れっぱなしにすると緑青がでたりしますが、長期的にしっかりとすし桶を締めてくれ、すし桶そのものが長持ちします。一生ものには銅がよいでしょう。
ただ、銅の取り扱いが面倒な方にはステンレスなら丈夫で安心と言えます。ただ木にステンレスの趣はあまりステキではないような気がしますが。これからは銅が高価なのでとってかわるかもしれません。


■コーティング無しでなければ
すし桶は水分を調節する役目なので、加工なしの木材を使うのですが、最近の安価なものには、かびないように、お手入れが簡単なようにと、ウレタンやシリコンでコーティングしたものが売られています。出来上がったものを入れる器としてならいいのですが、酢飯を作るなら加工のないものを。


■サイズは大き目か小さめか
これまでのご家庭では、とても大きいサイズのすし桶が主流でした。家族が多かったことと、酢飯をうちわであおぐとき冷ましやすいからです。大きいすし桶は確かに効率がいいのですが、おひつ代わりにしたり、おすし以外のまぜごはんに活用したりとと普段使いするなら、応用が利いて収納しやすい2.5合や3合サイズくらいもお買いになると便利でしょう。

■いいものと悪いものがある?
一概にはいえませんが、重厚感のあるものは壊れにくいでしょう。側板が厚いと収縮は少なくなります。あとは木の性質。きちんと選ばれているかどうか、また日本製と中国製では大きな違いがあります。


キチパラではいま、おひつと飯台月間真っ最中です。ぜひに。





by kitchenparadise | 2019-04-06 15:40 | 道具:すし桶・おひつ

おひつやすし桶のカビが心配な方

おひつやすし桶がカビましたって方、多いですね。「絶対カビますよね?」って聞かれますが、そんなことはありません。多少の黒ずみは仕方ありませんが、使い方次第です。

私のすし桶、全くかびてませんが、これはもう15年くらい使っています。

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O型でおおざっぱの私ですが、なかなかきれいに保ててます。
おすしはもちろん、おひつが無いときはおひつ代わりに使ってましたし、握ったおにぎりの保存にも使っていたのでかなりの頻度です。

カビさせてしまった人は、こんな覚えがあるのでは?

①完全に乾かないまま続けて使っている
②何日もいれっぱなしにした
③桶に水をはってしばらく置いてから汚れを取っている。
④洗ったあと、よく拭いていない
⑤シンクの近くや、湿気があるところに干している

ほかにもこんな方もカビやすいかも。

⑥内側を濡らしてから使っていない
⑦タワシでなくスポンジで洗う

カビが好きなのは、湿気とかびやすい温度です。あんまり寒いとカビにくいですし、また乾燥してるとカビにくくなります。
桶に水をはってから汚れを取るというのは、「汚れをふやかす」には良い方法ですが、水分が木の奥まで浸透して乾かすのに時間がかかります。
しっかり水分を吸った後、乾燥が早い気候ならいいのですが、雨続きで室内干しになると乾くのに時間がかかり、まるで洗濯物の生乾きのような状態になります。それがカビの原因です。つまり、濡れたままの時間から、乾くまでの時間が長くなってしまうわけです。

汚れもカビの原因を作ります。木肌はスポンジでは取れない汚れが多いのです。目にみえなくても木に入り込んでいる汚れがありますのでタワシのほうが取れます。洗剤で洗うと洗剤が残り、水道水に含む鉄分で黒ずむこともあります。表面の黒ずみは、タワシでこすったり、レモンの酸味をかけて取ったり、塩をかけて取ったりもします。早めに処置すれば薄くなることも多いです。

また、内側を濡らして(軽く拭く)から使うと汚れがつきにくくなり、水で長時間ひたして取る必要もなくなります。
できればパパッと洗うにこしたことはありません。特にジメジメの時期は。もし乾きにくいなら、しっかり拭くことです。
髪毛のタオルドライと一緒で、きちんと髪を拭いてからドライヤーしないといくら時間があってもなかなか乾かないのと同じです。
乾きにくいなら、少し遠くから軽くドライヤーと当てて乾きを促進させるのもひとつの手です。(薄手のものは急激な乾燥に弱いので気をつけて)

とくに内側の隅からカビることが多いので、その部分だけでもしっかり水分をとり、そこに風が通るようにして乾かすことが大切です。

何も難しいことはありませんよ。すぐに慣れます。

①水で濡らして拭いてから使う。
②水分をきれいに拭き取り、空気がよどまないところで早めに乾かす。
③タワシで汚れを取る。
④続けて使う時には、完全に乾燥してから。(特におひつなら休ませてから次に使うほうがベター)

この4つだけでも頭にいれておいてくださいね。50年以上使いましょう!!

もし一人暮らしやお嫁にいかれるお子さんいらしたら、プレゼントされるといいと思います。

この15年物のすし桶は母からのプレゼントだったからこそ、大事に使おうと思ったのです。おかげで子供が小さいときにみんなが集まって食べる時にかかせないものとなりました。

合わせてぜひカビない方法を教えてあげてくださいね。









by kitchenparadise | 2019-04-03 12:06 | 道具:すし桶・おひつ

自在道具のおひつが素晴らしい

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水分を調節してくれるから、おひつを使うとご飯がいつでもおいしくなりますよね。
自在道具のおひつを使っていますが、本当にこの道具はよくできています。
大きさ、形などいろんなおひつがありますが、いまの私たちの生活にぴったりとはまる、そんなおひつです。

まず、素材はサワラ。信州木曽産の見事なサワラで作ってます。
サワラがおひつやすし桶に使われるのは、
ヒノキなどによくある特有な匂いが少ないこと。
水に強いこと。
殺菌作用があること。
比較的軽いこと。などなどです。
ヒノキやヒバなら酢飯にいつまでも匂いが残ってしまいますし、もし杉なら水分を吸いすぎて、寿司酢を吸いすぎます。

次に内側の角に丸みをもたせたことも素晴らしいです。
これ、わかりますか?

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絶妙なカーブになってます。だいたいこの底の角にご飯粒が詰まったり水分が残ったりして、かび始めるのです。角にたまった水はとても乾きにくいから。それをずいぶん和らげてくれています。これは制作している会社の社長さんにお聞きすると、とても難しく手間がかかるそうです。でしょうね。ここまで面倒でなかなかしないですよね、職人さんは。
でも、これで掃除しやすく、かびにくくなります。

タガの入れ方もすばらしいです。木を少し彫って、ねじりを入れた銅製のタガをつけてます。

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これでタガ外れがグーンと減ります。

プラスチックだと切れる。ステンレスは強すぎる、銅のタガは美しい上に強さとしなりがあっておひつにはぴったり。
ねじれの銅タガも美しく、細くても強度があります。

切りっぱなしの木材で作られたおひつと違い、職人さんによって丁寧に作られており、丸みを帯び、とても美しいです。
小さ目というのがいいですね。テーブルにもおきっぱなしでも邪魔にならない。

現代の4.5人までの家族構成なら、ちょうどよい大きさ、形状です。大切に何十年と使っていただきたい道具です。

使い始めはこのように米とぎ汁を入れて3時間あくぬきしてくださいね。あとは洗って乾かしてから使い始めます。

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キッチンパラダイスでのご購入はこちらです。



by kitchenparadise | 2019-02-15 17:06 | 道具:すし桶・おひつ

白木塗お重箱のよさ

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白木のお重箱が人気です。

おにぎりを入れておもてなしするだけで、とっても華やかでよりいっそう美味しそうになります。
しっかりコーティングされているので多少濡れても大丈夫。サンドイッチやおかずも入れられます。

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・松屋漆器店は明治38年創業の老舗 
 
松屋漆器店は明治38年より、福井県鯖江市で越前漆器の製造販売を行う老舗です。 伝統工芸品である漆器の技術を継承しつつ、現代のライフスタイルにあうオリジナル性の高い商品を作っています。 中でも、松屋漆器店が名づけた「白木塗」は、木目が美しく和洋折衷に使え、世代を問わず大変人気があります。 オリジナルアイテムは、一部の原材料を除いて、木地の制作から塗りまでの生産を産地を中心とした日本国内です。
 
・映画でも松屋漆器店の重箱が 
 
『かもめ食堂』でも有名な荻上直子監督の『めがね』。鹿児島県与論島の宿が舞台の映画ではさまざまな食事シーンがあり、 その中で、フードスタイリストの飯島奈美さんが、松屋漆器店のお重箱を使いました。
 
・使い方いろいろ 
 
お重箱というと、運動会や遠足ほかお正月などのお祝い事によく使われますが、ふだんのおかずを詰めるだけで気軽なおもてなしにも使えます。内側の朱の塗りが料理を華やかに演出してくれそうです。お寿司やサンドイッチとも相性ぴったり。
お菓子、おにぎりなども詰めてもよさそうです。ギュギュッと詰めると賑やかに、ゆったり詰めると品よくみえます。

パーツは3種類で、4つ切り、6つ切り、9つ切りとあり、別売で、自由にいくつでも組み合わせ可能です。
 
・取扱い簡単 
 
難しいと思われるお重の取扱いですが、意外と簡単です。白木塗はマットで透明のウレタン塗装がしてありますので、汚れも付着しにくく キズも目立ちにくいです。水に浸けっぱなしは控え、ささっと洗って、水分をよく拭き取り保管して下さい。
 


二段お重箱 15120円

三段お重箱 20520円


6つ切り648円

8つ切り972円

9つ切り 1296円

*仕切は別売りで自由に選べます。定価・税込。

ご購入は店頭または、オンライン で。

by kitchenparadise | 2018-09-26 09:23 | 道具:すし桶・おひつ

すし桶やまな板がカビたら

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「あ~、気を付けて使っていたのカビさせてしまった(泣)」

という方からのご相談をよくうけます。一生大事に使おうとすし桶やおひつを買ったのに、数か月でカビがきてしまいガッカリ、、、という方も多いようです。
カビないコツは近日また書きますが、今日はカビたらどうするかを説明します。

カビ、黒ずみには2種類あります。

表面だけのカビと、中からカビているカビ。

表面だけのカビは、気が付いたら早めに取りましょう。

サンドペーパー♯240を買ってきてください。

100円程度です。小さく切って使います。

さあ軽くこすってみましょう。このくらいなら30秒~1分。
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ほら、簡単です。

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一生懸命こすりすぎると、木が減ってしまい変形しますから、気を付けて。軽くです。

もし取れない箇所があれば、それは木の中心からカビているので後追いせず諦めます。そのままアルコールでもシュッシュっとかけて良く洗い、そのまま使いましょ。

まな板の側面もどうしても黒ずみますよね。

サンドペーパー#240で軽く磨きます。


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軽く、軽くこすってください。
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こんな感じで結構きれいになります。

問題は、まな板の表面。気を付けていてもやはりたまには汚れてしまいます。

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まな板の表面は削ると凹凸ができるのであまりよろしくありません。ほんとはカンナで全体を削る方がいいんですが。
できたての汚れなら、表面だけちょっとだけ削ってみます。
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まあまあ綺麗になりました。これ以上削ると、包丁を置いた時に、へこんだところが切れなくなります。プロの職人さんにはお勧めしませんが、ご家庭用ならアリでしょう。早目だと表面を数回こするだけで簡単に落ちます。

240番のペーパーがちょうどいいと思いますが、もっとツルツルにさせたければ、この後800番のでこすります。
これで完璧です。

近いうちに、カビさせない究極のコツを説明します。










by kitchenparadise | 2018-08-09 14:09 | 道具:すし桶・おひつ

すし桶で、お寿司名人になる


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お祝いや季節の行事でかかせないのが、大勢で食卓を囲む料理である「ちらし寿司」。

20年ほど前アメリカ東海岸のバルチモアに父の恩師を尋ねた時のこと。
もともと日本での生活が長かったそのアメリカ人の先生が、なんとちらし寿司を作ってくれたのにはびっくりしました。
「アメリカでは日本食で寿司といえば、みんなにぎり寿司だと思っているみたいですね。私たちにとって寿司はちらし寿司ですよ。ちらしを食べると日本が懐かしいです。」
とおっしゃっていたのを思い出します。

季節ならではの野菜を具材にし、地元で取れた海の幸をのせ、その家庭ごとにオリジナルの懐かしい味があるというのは、本当に豊かなことですね。季節感がほとんどないアメリカからすると、ちらし寿司は風流だと、まるで自分のことを自慢するようにアメリカのまわりの方々に話されました。


私の家では、母の長崎の実家から魚が到着すると手巻き寿司が食卓にのぼりました。
私が高3の時に亡くなった祖母は、食欲がないと言いながらも手巻き寿司の時だけは驚くように箸がすすみ、
「手巻き寿司はついつい食べすぎるからいかんねぇ。」と、まいど判で押したように同じ言葉にをつぶやくのです。懐かしい思い出です。

それにしても「ちらし寿司」や「手巻き寿司」というのはとても理にかなったご飯です。
季節感を楽しむことができ、具材の絶妙なハーモニーを生み出してくれる。さっぱりとしているからあまり食欲が無い時でも意外と食べられる。みんなで分け合うことで会話が生まれる。傷みにくく、時間が経っても食べられる。

そのハレの日のおすしの酢飯作りに必要なのが、木でできたすし桶(飯台)です。
それには理由があります。

①木のすし桶は、炊き立てのご飯の熱を吸収しながら酢飯を冷ます。
(ガラスやステンレスは、入れた瞬間にボウルが温まってしまいます。うちわであおいでも表面は冷めますが、ボウルとの接点は冷めるどころかあったまってべっちょりになっていきます。)

②木肌が合わせ酢を調整してくれる。

(余分なすし酢を木が吸収、調整しながら混ざっていきます。)

③冷めたお寿司をそのまま保存できる。
(急激に冷ました酢飯は保存が長くなります。そして木のすし桶は殺菌作用が働きます。蓋をするか濡れ布巾をかけておけば、ガラスやステンレスより長く保存できます。)

④木の桶で、食卓がより一層豊かになる。

木は心を落ち着かせる作用があるのだと思っています。子供さんがいらしたら、うちわで酢飯をあおぐお手伝いをさせたらどうでしょう。きっといい食卓の思い出になるはずです。

桧山タミ先生が、昨日2/21に、150の国と地域で放送されたNHK国際放送でちらし寿司を作られました。
見逃した方もご心配なく。NHKワールドオンデマンドで1年間視聴できることとなりました。
桧山先生の番組↓
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/mykitchen/3019006/
今週は、そのタミ先生レシピもご案内したいと思います。
あ、でもレシピは明日先生に許可をいただいてまいりますのでお待ちください。汗)

すし桶に関するブログはこれまでこちらに書いてますのでよかったご参考に。
https://kpayas.exblog.jp/i35/

今月末までキチパラはすし桶フェア中です。
http://www.kitchenparadise.com/sushi

新生活の季節。ハレの日に、見送りの日に、日本の家庭料理のちらしずしをぜひ!









by kitchenparadise | 2018-03-22 12:55 | 道具:すし桶・おひつ


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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