カテゴリ:道具:キッチン道具全般( 85 )

米とぎ用ザルで美味しく

以前から、「洗米したお米は木のザルにあげないとダメよ」と桧山タミ先生から言われていました。
いま手に入りやすい竹ザルは平らなものがほとんどで、丸いボウル型があまりないし、ほとんど目が粗くお米がよく詰まるのです。で、長年仕方なくステンレスのボウルにザルあげしていたのです。

昨年、このボウルが意外と安く手に入ったので、半年ほど使うようになりまして。
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これ、米とぎ用ではありません。米を研ぐならもっと目が細かくなくてはいけないし、横に巻いているのもこんな太かったら取り出しにくいので細くないといけないわけですが。まぁ1000円くらいだし、使ってみるかと。

使ってみて、驚きました。
確実に上手に炊けるんです。竹ザルで水を切っているだけです。それだけ。
えー、ほんと?って感じでしょう。

そんなに違うかなと思い、1か月使った後でステンレスのザルに試しにやってみると...うまくいかない。
とくに、水切り時間が短い時にははっきりと違いがでます。

なんども使ううちにわかりました。やはり米と竹の接点部分の水切りがうまくいくのです。私は1合か2合しか炊かないのが理由のひとつでもあります。1合だと10ccだけでも5%の水分量が違うんですね。

竹ザルで水きりすると短時間で最後の1滴まで水分を吸ってくれる。そういうことなんでしょう。あとはきっちり好きな分量の水を加えるので安定した炊き方ができるのです。
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キチパラでも販売しているのですが、米専用ではないので、ちょっと詰まります。逆さにして底ををトントンと叩いて挟まった米を出さないといけませんが、その手間をもっても竹ザルはスグレモノです。
昔の人はほんとよくわかってますよね。

もっといいのになると、またたびの米とぎザルとかあるんですが、ちょっと価格が高すぎるのと、もうあんまり売ってないんですよね。
欲しいのが8000円くらいだったから。ひとまずこれで十分できます。
でもいまなら8000円でも買うんだけどな~。




by kitchenparadise | 2018-05-10 13:30 | 道具:キッチン道具全般

本物の木の芽和えを作る

●ックパッドなどで「木の芽和え」と検索すると、こんな風にレシピが書いてあります。

「木の芽10枚をすり鉢ですりつぶして、白みそとみりんを入れ、茹で筍とあえる」

これはこれで美味しいのですが、ただでさえ高価な木の芽がとてもたくさん必要です。またあんまり色が綺麗ではありません。

でも、料亭に行くととても緑鮮やかな木の芽和えがでてきますよね。

これには仕掛けがあります。

木の芽だけでなく葉緑素を加えているのです 。

葉緑素というのは、ほうれん草や小松菜などの緑色のあれ。あれが葉緑素。

桧山タミ先生から教えていただいた葉緑素の作り方は「青寄せ」というもの。ご紹介しましょう。

青寄せとは料に緑の野菜から葉緑素を取り出す仕事のことを言います。


ほうれん草の葉の部分を細かく切ってすり鉢で摺ります。細かく摺れてたら水を少しづつ加えてさらに摺ります。
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(何回も裏ごしたり、水だけを何度か鍋に入れてはまたすり鉢でする場合もあるようですが、
私はめんどくさがりなので、一度だけ。)

それを裏ごして緑色の水を火にかけます。少し塩をいれて。
沸騰してくると、水面の中央に緑色が集まってくるんです。不思議でしょう。
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その緑を漉します。ざるの上に漉し布をおいて漉してください。
布を絞るとこうなります。
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これが青寄せです。摺った木の芽と白みそに入れると色鮮やか。木の芽が少なくてもとても綺麗で美味しそうです。
(木の芽は木の芽で必ず必要ですよ。)

木の芽和えだけでなくマヨネーズに入れたり、この時期の春らしい色付けに使ってください。

私は習った通りにすり鉢でしていますが、ミキサーで摺る方もいるんですね。違うのかなぁ。
ちなみに私はほうれん草が安い時にたくさんやって、冷凍してますよ。

by kitchenparadise | 2018-04-11 13:32 | 道具:キッチン道具全般

食パンの美味しい焼き方

ひとりぐらしのお嬢用に、食パンを焼くためのトースターを買ってみました。最近人気の水蒸気で焼くタイプ「スチームオーブン」というもの。3週間ほど使ってみました。

なるほどね、まぁまぁ美味しいという感想です。

外はまぁまぁカリッと、中はたしかにふんわりしています。ただしオーブンの大きさにもよるのでしょうが、私の好みの焼き具合まで4.5分かかるようです。

その昔はポップアップ型を使っていました。ポーンとうえに食パンが飛び出すタイプです。これはなかなかよろしい。熱源が近いので外がカリッとしやすいし、1分半もあれば焼けます。だけど上にチーズをのせて焼けない。
安価なポップアップ型を使っていたころは、薄いとうっかり中が丸焦げになったものです。しかも温度の上昇がゆっくりなので外に焦げ目がつくころには中の水分がすっかりなくなってる場合も。

その前は、普通のトースターも使っていました。1万円くらいの結構高級なもの。
悪くはないんですが。中のふんわり感がポップアップ型に比べると劣ります。
2000円のトースターを使ってた時は、やはり立ち上がりが遅く、ふんわりはゼロ。

コンロについてる魚焼き器はなかなか良いです。中が狭いので温度が上がりやすく、ガス火が近いのでカリッとなりますよね。
表を裏をひっくり返す場合もありますが。 

食パンに限って言えば、焼き方のこつはこれだけです。

「高温で短時間で焼くこと」
 
熱源の立ち上がりが早く、水分を残したまま、外をカリッとさせることができること。そうするとパサパサ感がなく、外側だけカリッとすると思うのです。

で、私がなかなか良いと思っているのが、

厚手の鉄のフライパンで焼く

焼き方はこうです。

「温度を上げて、バターをフライパンに塗る。 
 
熱くなって一気に表と裏を焼く」

これで完璧に美味しいんです。タークのフライパンや、南部鉄器などで騙されたとおもって焼いてみてください。
そのかわり、タイマーはついてませんので黒こげに気を付けて。


これは、タークフライパンブックの写真。確かに癖になるほど美味しいです。
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by kitchenparadise | 2018-04-10 16:41 | 道具:キッチン道具全般

レンジでチンは健康に悪い?

電子レンジでチンするのが当たり前の世の中では、ホントに困ることがあります。様々な冷凍食品が電子レンジ用に作られているから。先日も、「レンジでチンするたこやき」をおみやげに頂戴したのにうちには電子レンジがない。しゅうまいや肉まんのパッケージの裏には、レンジで5分、セイロでは10分などと書いてるので、いつもは白木のセイロで蒸して美味しくいただいていますが、その「レンジたこやき」には書いておらず...。

案の定、セイロで蒸すとドロドロになってしまって捨てることになりました。
(後日追記:「冷凍たこ焼きは、フライパンやトースターでも美味しくできますよ」というお客様のご意見をいただきました。テーブルマーク株式会社問い合わせした解答は「レンジたこ焼きはレンジのみです」と回答されましたが、実際には揚げることはできますし、ご家庭で工夫してフライパンやトースターで温めている方もいらっしゃるようです。レンジの無い方はお調べになってから調理してみてください。)

もう15年以上レンジのかわりにセイロを使っている私としては、「レンジ向け」でなく「セイロ向け」を表記して欲しいとお願いしたいところですが、そうは言えないので冷凍食品は買わなくなります。

便利な電子レンジを使わなくなったのは、セイロのほうが断然美味しいと思ったからです。それでもまだ15年前まではレンジが家にあったのですが、週に1度も使わないわりに場所をとるので廃棄に。
セイロは、美味しい野菜がとても美味しく蒸しあがるし、冷めてもおいしいです。冷凍や冷蔵して蒸し直してもまた美味しくなります。

セイロでご飯を温め直すと、炊き立てより美味しいと思うこともあるほど。これに慣れると、あのレンジ臭やレンジ特有の水分が抜けたような温まり方に納得しなくなります。

レンジで1分で温まるご飯に比べて、セイロはお湯を沸かすのも合わせると5分もかかるので(まぁ5分しかかからないのだけれど)面倒といえば面倒なのかもしれませんが、美味しいものを食べたいし食べさせたいから、しかたないって感じです。それにその沸かしたお湯は料理で再利用しているからもったいなくはありません。
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美味しいかどうかでレンジを使わなくなった私に、数年前に「電子レンジで老化になる」というyahooニュースが目に飛びこんできたのは5年ほど前のこと。

老化の犯人はAGEというものらしいのです。終末糖化産物。つまりタンパク質と糖が過熱してできた物質、これが毒性をもち老化を進めるというニュースでした。

AGEの摂取が増えるのは、調理法によるところが多いとのこと。生で食べる、茹でたり蒸したり煮たりするより、焼く、揚げる調理が多いとAGEが増え、お肌のしわやしみだけでなく、血液に蓄積して深刻な疾病を引き起こす可能性が増す。そんな内容。

え??「レンジがなぜ老化?」そう思いますよね。

だってレンジでは温めているだけ、蒸しているだけなのですから。


実は、温め方に問題があるのです。
電子レンジは、焼き目が付かないし揚げるわけではないのですが、マイクロ派が、AGEを作りやすい糖に変えてしまうことが様々な研究で分かってきたのだと。

レンジですべての調理をすると、すべて揚げたり焼いたりしていて焦がしている調理法と似たような状態になる。そう警鐘をならされたわけです。

とはいっても、病気の原因を電子レンジに押し付けるわけではありません。研究発表では、30秒でもAGEがでるという方もいれば、10分以上がダメという方もいて、まだまだネット上の意見も分かれているのです。

ただ、間違いないのは「揚げ物の温め直しはおそろしくAGEが増えるらしい」

これは研究者がみんな一致しています。

インターネットでも「AGE」で検索すると、いろんな機関が情報を提供していますし、タカコナカムラ先生の「老化物質AGEためないレシピ」という著著も参考になります。
ご興味のある方は、ぜひお調べになってみてください。どうであろうと、私はセイロが好きなんですけど。
私のブログでは、セイロについて、何度も紹介しています。こちらの中に興味ある記事もご覧ください。


by kitchenparadise | 2018-02-26 19:00 | 道具:キッチン道具全般

うるしの価格

昨年、京都でうるし塗りのスプーンを買いました。
国産のうるしで、ひとつひとつ丁寧に作っている職人さんの作品です。

8千円程度の漆塗のお椀は以前買いましたが、とてもよいものはとても高価でしょう。欲しかったもののどれがいいやら迷っていたのです。それが、京都に行った際に素敵な職人さんと出会い、お嬢にうるしを教えるべく、ひとまずスプーンくらい買ってみようかと1本1万数千円のものをもとめたというわけでして。

これがとても軽くて持ちやすく、頑丈でとても使いやすいのです。
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漆塗りとひとことで言っても、その商品、価格はピンからキリまであります。

お手頃価格のものは素材が合成樹脂のもの。
高価なものは輪島塗でもお分かりのように、1客10万と高価なものも。
良いものは、普段使い用の無地のお椀といえど、1万や2万円では買えません。

では、なぜそんなに高いのかというと、使いやすいとか高級感があるというだけあって、手間がかかっているのです。

木を切り出すところからはじまり、2.3年かそれ以上の期間乾燥させます。できるだけ木のくるいがない部分が選ばれ、丁寧に職人さんの手によって木の専用のロクロなどで回して形成されます。
それからがまた時間がかかるのです。漆を塗ってはしばらく乾燥、塗っては乾燥。当然何か月もかかります。
金箔などのデザインもつけるとなると、30も40もの工程がかかるといいます。一流のワザをもった職人さんが受けついでいかなければ到底できないのが高級漆塗りの世界です。

もちろん材料が日本製かどうかも価格には大いに関係します。輪島塗は、素材、技法、製造地など細かい決まりもあります。
良いものは手間がかかっているのです。

そのような高級うるし塗りの商品は、食洗機、レンジではもちろん使えません。水につけっぱなしも濡れっぱなしもいけません。
日光に干しっぱなしもダメ。磨き粉、タワシはげんきん、直火には注意。ほかの食器とは別々に洗います。
衝撃にも注意。注意、厳禁だらけです。

それでも、やはり使うたびに心地よいのです。お椀もかなり欲しくなっています。
ちょっとした手間があっても、慣れようではありませんか。
毎日大切に使って、お嬢にも受け継ぎます。

************************************************** 
キチパラでは、年に一度のセイロフェアを開催中です。こちらです。

by kitchenparadise | 2018-01-27 18:19 | 道具:キッチン道具全般

意外と知らない布たわし

布たわしが便利です。「布でコゲや汚れが取れるの?」と聞かれますが、答えはイエスです。
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この布たわしは、ヤスリ状の布を細切りにして束ねたもの。粗目、中目、細目を選び、力加減で強くこすったり弱めにこすったりすることで、あらゆる汚れを落としてくれます。

これは中目。一番便利で、キチパラでもこれを販売しています。
金属たわしと違って形状が自在に変えられるので、フライパンや鍋の取っ手など細かい部分の汚れも落とやすくなります。
ヤスリとはいえ布製なので、キズがつくのも最小限におさえます。金属片がでず、錆びる心配もありません。

私がどんな時に使っているかと言うと、鍋の焦げ付き、焼網などの汚れ落とし、包丁の錆び落とし、コンロの焦げおとしなどいろいろ使えます。銅鍋や銅の玉子焼器の銅磨きでは落としにくい黒いススのこびり付きも落とします。フッソ加工の側面のこびり付きなども落とせます。

ただし、傷をつけたくない鍋やフライパンなどは粗目は避け、力を入れずにやさしくこすってみます。隅っこのほうでお試しになってから磨いてください。(フッソ加工には特に弱いものがあります)
全くキズが付かないわけではありませんので、繊細なものには注意してお使いください。

お使いになる時には、水で濡らしてください。ご使用後はよく水でゆすいで乾かします。熱湯に浸すとさらに衛生的です。



by kitchenparadise | 2017-12-25 17:22 | 道具:キッチン道具全般

わたしの伊達巻の作り方

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お正月は、好きな料理屋のおせちを頼む方も多いでしょう。ですが、年に一度ですから、自分でもちょっと作ってみたいですよね。

わが家は、がめ煮、黒豆、牛肉のごぼう巻、なます、数の子、栗きんとんなど。今年は柳橋連合市場のいとよしさんで鰤を頼んであるので、それもお楽しみ。
そして、私が必ず作るのが伊達巻。家で作った伊達巻は保存料も無く安心です。だって12月にはいったらもう伊達巻がスーパーで売ってるんですから、どんだけ長くもたせるんですかー、と思っちゃう。

伊達巻って甘いのが好みか、すり身は何にするか、ご家庭で大きく違います。私は甘すぎるのは全然ダメ。

わたしの伊達巻に必要な道具は、銅の玉子焼器、鬼寿(伊達巻用のまきす・鬼すだれともいう)です。もちろん、普通の玉子焼器でもフライパンでもできますが、銅を使った時の膨らみと食感は格別なのです。

私の伊達巻の材料はコレ。

卵4個 白身魚やえびのすり身70g(orはんぺん1枚) 砂糖大さじ1~2 みりん(赤酒でも)大さじ1 かつお出汁大さじ2~3 醤油、塩少々

出汁は入れない人も多いんですが、私は風味づけに入れてます。出汁を入れると日持ちはしません。
最初に作る時は、すり身は高いのではんぺんで何度も練習しました。


では作り方。

①オーブンを160℃に温めておきます

②卵を切るようにして溶きます。泡だて器では空気が入るので気をつけて。

③すり身をすり鉢でなめらかになるまですります。調味料を加えてさらになめらかに。卵をいれてさらにする。
(プロセッサーでもできますが、お正月はぜひすり鉢で。娘たちにさせてます。)

④こし器でこす(漉したらなめらかさがプロ級に!)

⑤銅の玉子焼器を温めてから油を内側全部に丁寧にぬる。火をとめて④を流しいれる。

⑥160℃のオーブンに銅の玉子焼器をいれる。(取っ手が外れるものでないとダメですね)

⑦中段に5分いれて、120℃~130℃に下げてさらに20分程度焼きます。
 (オーブンによって焼き時間はかなり異なります。15分経ったら、卵の上をつついてみてください。まだできていないと卵汁がでてきて、焼きすぎだと固いです。巻けそうだなーというくらいでおわり)

⑧巻けそうなくらいに焼けたら、取り出し、鬼寿の上において、何本か切れ目をいれて、巻きます。

⑨ゴムやタコ糸で数か所しばって、2時間くらいなじませる。できあがり。

普段の出汁巻にすり身かはんぺんを入れるっていうくらいで、あとは焼き方です。

ガスコンロでも焼けますし、フッソ加工の玉子焼器にアルミ箔をかぶせ、表裏焼いてもできます。ただ、フッソ加工はアルミですので焼きむらがありますからかなり弱火でお願いします。すべての同じように火が通らないとうまく巻けなくなります。焼きむらのないように工夫してください。

もちろん銅のほうがだんぜんふっくらと膨らみます。ただ銅も取っ手が取れない場合はガス火で焼くしかありません。超弱火で蓋をして焼いたほうがいいでしょう。油もよく塗ってくださいね。ガス火で焼く場合はごくごく弱火にして20分以上は焼きます。裏返して再度油を塗ってまた4.5分焼いて取り出します。
(キチパラの銅の玉子焼きは取っ手がとれます。)

以前、耐熱ガラスに卵液を流し込んで伊達巻を作ろうとしましたが、外側は焼けているのに、真ん中は全く焼けずに、中央部分だけ卵の池ができたようになって、失敗。道具でこんなに違うんだと思いました。

また、伊達巻はぜひ専用のまきすを。お正月らしくなりますし、おめでたい日にふさわしい伊達巻になります。
年に一度しか使わないので「鬼寿」を買うのがもったいないと思われる方は、普通のまきすでも。でも伊達巻用の鬼寿は特別感がありますよ。年に一個で50年使えます。

by kitchenparadise | 2017-12-20 16:33 | 道具:キッチン道具全般

キッチンペーパーをやめてみる

毎月、何個くらいのキッチンペーパーを使いますか。結構な本数を使う方も多いのでは?

料理講座を主催していると、先生方の多くもかなりキッチンペーパーを使われます。

野菜を絞る時、出汁を漉す時、揚油切り、豆腐水切り、布巾がわりにも使います。掃除の時も使う方多いですよね。キッチンを拭いたり、シンクを拭きあげたり。

確かに本当に便利です。清潔な感じがします。でも、桧山タミ料理塾には、キッチンペーパーは無いんです!置いてない...。

かわりにあるのは、布巾とさらし、ガーゼです。

なかなか真似できないですが、やはり真似しないと、こんなにどんどん使うわけにはいかないよねぇと本当に最近考え始めました。

そこで、お店でもこれまで銅の玉子焼用に販売していた「さらし」に加え、出汁漉しや野菜絞り、豆腐の水切りなどにとても使いやすい専用のだしこし布(カットガーゼ)を販売することにしました。こういうのを2.3枚もっておけば、とても便利でしょう?

だしこし布(カットガーゼ)30cm×30cm 310円(1枚 税抜)

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もともとプロ用で10枚入りのものを、キッチンパラダイスで小分けしています。価格もそのまま1/10にしていますので、必要なだけお買い求めいただいても割高ではありません。反物のさらしと違って、端はほつれ加工していますので使いやすいです。

出汁を漉してみました。
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キレがいいです。出汁がとても澄んでいます。出汁の場合は絞らないほうがいいらしいのですが、茹でた葉物野菜を絞る時なども、とても絞りやすいです。

お店でもインターネットでも購入いただけます。

こちらです。http://www.kitchenparadise.com/i/dashi



by kitchenparadise | 2017-12-08 17:59 | 道具:キッチン道具全般

調理道具としての正解は。

まず、おしらせから。12/1から3日ごとにKPクリスマス割を行っていますが、今日からはダネッツのクリスマス割が始まります。
ご希望の方はお早めにどうぞ。クリスマス割は次は12/7です。その次は12/12と続きます。お楽しみに。
私は12/12の商品だけはもっていないのでほしくてほしくてたまりません。ほんと、いま一番欲しい。

ダネッツブレンダーのクリスマス割はこちらからご購入いただけます。

*****************************************


さて、世の中には毎日新しい調理道具(キッチングッズ)な登場します。
キチパラでは「使ってみて商品にするというモットー」なので、今現在だけでも5.6点の商品をお試し中です。

選ぶポイントをひとことでいうと「理にかなった道具であるか」です。

「理にかなった」は、美味しくできるか、本当の意味で便利なのか、耐久性はどうか、未来に残す道具か、価格は適正かなどなどのことです。
ほとんどの場合は、テスト前に商品の話を聞いただけでわかります。「あー、これはいい道具だな」か「すぐ消えるな」か。もちろん「いい道具だけで大衆受けはしなだろうな」というものもあります。

いまだから言えますが、以前大人気だったレンジグッズ「ルクエのシリコンスチーマー」などは、まったくいい道具とは言えません。
理由はいろいろあります。

まず、シリコンはすぐ温度が下がります。オーブン料理ができると謳っていましたが、陶器のようにアツアツで食べられません。

調理したままお皿代わりになるので便利だそうですが、できれば子供の頃に本物で食べさせいと思いませんか?使うと変色しはじめるカラフルなシリコンより、陶器やガラスのほうが目にも舌にもいいと思います。感性が育ち、ものを大切に使うことを覚える大切な時期です。

ルクエのシリコンスチーマーは5000円もするのに、変色やにおい移りは免れません。耐久性に問題ありです。

「軽くて、かわいくて、便利、時短」や、「掃除が簡単」などにあまりにも惑わされやすい世の中のおかげで、何十万個も売れたそうです。
もうすこし安いなら少し考える余地はあるかもしれませんが。私はいらないけど。


「家族に美味しい料理など作ってやらない!」いう方がいれば、それはしかたありません。料理がイヤで仕方ないなら何も言いません。

子供の未来に役に立つ料理をと思っているなら、道具は正解を知ったほうがいいというのが私の考えです。

もちろん人のよって違うこともあるでしょう。いいとわかっていても、そこまではお金をかけたくないとか、手間をかけたくない場合は、その人によって正解は違うのでしょう。パンを焼くのは七輪が美味しいと、桧山先生から正解を教えていただきましたが、私はまだ七輪を買っていませんし。笑)
でも、知っておくことはとても大切です。



例えば、レンジでパスタはマズくなります。アルデンテを無視したゆですぎの仕上がりですが、それでも鍋ではパスタをゆでるのはイヤ?

100円ショップのハサミは、固いものを切ったら3日ともちません。それでもまた100円で買いますか?

薄くて安いフッ素加工のフライパンは、ハンバーグが毎回焦げて中に火が通りません。火がちゃんと通るフライパンがあるんですよ。

折れ曲げて収納する便利なまな板は、そのわずかな段差で刃を傷めています。

プラスチック容器に味噌を長期でいれると、容器からなにか溶け出すかもしれませんよ。



便利、安い、簡単、時短のキッチングッズ。その道具は本当に正解ですか?













by kitchenparadise | 2017-12-04 07:30 | 道具:キッチン道具全般

くっつかないもりっこしゃもじがくっつく時

もりっこしゃもじという人気アイテムがあります。 
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これはたくさんあるアイデア商品の中でも、なかなかの商品で、価格も安く、使い勝手もとても良いです。

しゃもじが丸くなっていて盛りやすく

先端を浮かせて置けるので衛生的。

なんといっても、ごはんがくっつかない!

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もりっこしゃもじにご飯がくっつかない理由は、ダブルエンボス加工というもの。
表面に多数のデコボコをもうけ、さらにその上に微細なデコボコをもうけているから、ごはんの接着面が小さくなりくっつかないということですが、、、

最近、「買って間もないのに、もうくっつく!」というお客様が。汗)

もりっこしゃもじがくっつく理由、製造元に現物を送り調べてもらいました。

解答

「いつも私智の製品がお世話になっており誠にありがとうございます。(中略)
摩耗や傷などがなく、丁寧に仕様されている者と思われます。
念のために、現品にヨウ素液を塗っていましたところ、青く変化しました。これは、ヨウ素液に反応するとデンプン質によるものであり、しゃもじを繰り返し使うことによりご飯のノリ状のデンプン質が付着し、蓄積することでご飯がくっつくようになることがあります。(中略)
傷や摩耗は直すことがDけいませんが、ご飯のでんぷん質の影響でくっつくようになった場合は、
泡状の漂白スプレーをかけてしばらくそのまま放置することで、付着したデンプン質が分解して取り除かれ、昨日が回復します。
今回の申し出を受け止めていただき、貴重な資料として活用させていただく所存でございます。」

丁寧な解答。そこで、そういえば以前よりくっつくかなと思う4年もののしゃもじでやってみました。

泡の漂白スプレーをかけて、しばらくおく。


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ぬるま湯できれいにスポンジで洗い.....炊き立てのご飯をすくってみる。
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おー、全くくっつきません!

まとめです。

もりっこしゃこじの機能は永遠ではありません。
傷がつかないように柔らかいスポンジで、中性洗剤で洗いましょう。
炒め物などのは使わないようにしましょう。
炊飯ジャーの中にはいれっぱなしにしないうように。
汚れはよく落としましょう。
使用前に水につけてから使いましょう。

そして、少しくっつくようになったら、キッチン泡漂白スプレーをかけて1時間くらい放置しましょう。


もりっこしゃこじは、378円と594円です。


by kitchenparadise | 2017-08-30 15:34 | 道具:キッチン道具全般


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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