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「運気の代謝が上がる」日常作法のコツ

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わたしが大好きな長崎、興福寺の和尚様の著書が、8月30日に発売になりました。
ぜひ手に取ってください。

くよくよ、メソメソしなくていい!
自ら道を開くために、少しだけ普段の自分のふるまいや考え方を変えてみてはどうでしょう。

まずは、化粧パフを洗うことから。

by kitchenparadise | 2018-08-31 20:46 | 本と言葉

人気のステンレス盆ザル

私が愛用している「ステンレスのリング付盆ザル」。
キチパラでは、なみじゅう、塩壺、中華鍋、おろしなどが人気があるのですが、ずっと裏人気の1位を走っているのがこのステンレスのリング付盆ザルです。
なみじゅうと同じくリピーターがとっても多く、一つ買うと多くのお客様がサイズ違いを買いにこられます。


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ステンレスのリング付盆ザルは、目が粗く、水切れがスッキリ。


茹で汁を切る時、
ボウル型のザルのように、下にセットしたボウルのお湯に浸かりません。


野菜の水切りはもちろん、おそばやそうめんも。茹で汁を切ったらそのままテーブルへ。

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目が粗いので、一度水をきったらポタポタしたたるの少ないです。

底が浮いているので衛生的。平らなので収納にも便利。

ステンレスが重厚で一生モノとして使え、手放せません。

もともとテレビの料理番組である先生が使っていたのを探してほしいと、福岡の料理の先生に言われ、血眼になって探したアイテム。
業務用として築地限定商品でした。使ってみたら超便利で手放せなくなり、キチパラでも毎月何十個も売れる人気アイテムになりました。


直径21cmは 一人用のざるうどん程度

直径24cmは 一番人気で3.4人分のサラダの水切り

直径27cmは 3人分以上の麺類などです。

ぜひ使ってみてください。

by kitchenparadise | 2018-08-30 13:34 | 道具:キッチン道具全般

夏休みはイタリア・スイスへ

この夏、イタリア、スイスを旅してきました。6年ぶりの長旅です。
フィンエアーは福岡国際空港からのヘルシンキ直行便。10時間です。成田経由ではないので福岡からだとだいぶ楽ですよ。

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ヘルシンキでは降りず、乗り換えだけでミラノ経由でヴェネチアへ。ヘルシンキの建物も見たかったなぁ・・・でもまた今度。

ひさしぶりのヴェネチアは、以前あった古い郵便局が最近高級百貨店に改装されていました。その屋上からの1枚。
こうやって上から眺めるとヴェネチア広いですねー。その昔、共和国だったのもうなずけます。

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ヴェネチアは、歩く以外は交通が船だけなので、ホテルの玄関までも船、移動に船。ムラーノなどの小さな島にも渡りましたよー。

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ヴェネチア最大の観光スポット、サン・パウロ広場の大聖堂とドゥカーレ宮殿を、はじめてガイドさん付で見学。大理石の装飾、黄金に輝くモザイク画が見事!すばらしいです。ガイドさんに日本語で説明を受けたのでヴェネチア共和国時代からの歴史がよくわかり、勉強になりました。 

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イタリアを後に、スイスのチューリッヒ、ユウグラウヨッホ、サンクトガーレンなど。
どこへ行こうとわたしがいつも必ず立ち寄るのは本屋さん。
もちろんドイツ語なんて全くわかりませんが。笑)
これは、チューリッヒの本屋さんです。

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登山鉄道に乗って、ユングラウヨッホの山へ。

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中腹で降りてハイキング。

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こんなフォンデュも食べました。フォンデュ・シノワ。

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フォンデュというとチーズかオイルしか知らなかったけれど、これは野菜のスープでお肉をしゃぶしゃぶするフォンデュ。クリスマス、大みそか、ほかにホームパーディの時によく作る家庭料理だそうです。

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シノワ=中華風らしいのですが、なにが中華風なのか1mmもわからないまま。。。。
お皿の真ん中にあるお肉をしゃぶしゃぶしたら、まわりにあるいくつかのソースにディップして食べるのですが、マヨソースとかガーリックマヨとかそんな感じで、味の違いはあんまり分からず。笑)しかもそのマヨソースが果物にくっついていて、これで味はオッケーなのか??


旅行中、スイスに住む友人たちにも会え、楽しいひとときを過ごしました。

スイスはみんな国民投票らしいですね。いつも投票の封書がくるから、「自分の考えを決定するのも返送するのも忙しい」と友人は言っていたけれど、政治家のせいにすることもなく、自分たちで責任をとりながら国を運営することができるのは大人の国だなぁと思います。まぁ、人数が少ないからかな。

旅行中に5冊読んだ本の2冊がとても面白く、いづれご紹介します!

キチパラでは8/31まで、かまどさん、銅鍋、ステンレス盆ザルなどの夏割を開催中。あと数日で終了になります。



by kitchenparadise | 2018-08-29 13:42 | 私の日常と家族

明日の包丁研ぎと9月の究極の砥石講座

明日8/29(水)は「500円包丁砥ぎDAY」です!

砥ぐのは、tonton工房のオッチさん。

オッチさんの名前はおちよしこさん。砥ぎ師であり、キッチンパラダイスのもとスタッフです。7年前から三面砥石の藤田さんに研ぎを学び、最近は砥ぎ講習ほか、料理研究家の方の包丁やラボの包丁を何年もお願いしています。

このたび、2人のお子さんの出産を経て、ようやく月に2回だけ包丁砥ぎをお願いできることになりました。
とても上手で鋭角に、正確に砥いでくれます。

ご希望の方は、次の要領でキチパラにお持ちこみください。

砥ぎ日 2018年8月29日(水)

砥ぎ時間 それぞれ12:00-17:00

包丁お預かりの時間:当日の午後3時まで。
(当日でなくても前日やそれ以前でもお預かりします)

包丁のお返し時間:当日の午後5時以降
(お返しするのは後日でも、宅急便でも可能です)

包丁の種類:家庭用三徳包丁や万能包丁・家庭用牛刀

お預かりできないもの:刃が欠けているもの・刺身包丁・出刃・波刃・刃渡りが20cm以上のもの

砥ぎ料金:500円(税込)

短時間でたくさんの包丁を効率よく、しかも低価格で研ぐため、特殊な包丁やプロ用の大きなものはご遠慮いただくことにしました。また欠けているものは時間がかかるのでお受けできません。あらかじめご了承ください。

そろそろ切れなくなってきたという包丁をお持ちの方、キッチンパラダイスまでお気軽にお持ちください。

*当日包丁との本数が多い場合、翌日に持ち越す場合もあります。
 
******************************************************************

9月8日(土)は「究極の砥石講座」

講師は三面砥石の藤田さん

時間は11:00-12:30 先着6名です。参加費800円です。

こちらの講座は2か月に一度行っています。

(三面砥石購入の方は無料です)

お申し込みはこちらのフォームからどうぞ。


by kitchenparadise | 2018-08-28 10:42 | おしらせ(SALE等)

再入荷!注ぎ口付ボウル

わたしがほぼ毎日使っている形のミニボウルがこれ。
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もとは業務用で、お好み焼きなどの具材を混ぜる時によく使われていたようなのです。
あまりに便利なのでスタッフたちもみんな買って、その後商品としてラインナップしました。本当によく売れていたのですが、なぜか販売中止に。

しばらく生産されていなかったのですが、今回、メモリ付になり新登場!

嬉しいです。

なぜそんなに便利かというと、まず卵料理(出汁巻)とかに使うんです。片手でフライパンや玉子焼き器をもち右手はツバの部分をもって、注ぎ口から流し込みます。今度からメモリついてますから、分量もわかりやすいです。

出汁に入れたお砂糖を溶かすときは、ツバをもってそのままガス火にかけます。ステンレスなので熱伝導が悪く、熱さがツバまで伝わりません。

ほかにも調味前の素材や出汁をいれておけますし、重ねて収納もできます。ラップをかけて冷蔵庫にいれれば、ステンレスなのですぐによく冷えます。

大きさは3つです。インターネットでもお買い求めいただけます。
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by kitchenparadise | 2018-08-25 10:15 | 道具:キッチン道具全般

文芸春秋を読んで、泣く

文芸春秋9月号に、芥川賞の「送り火」が掲載されていたので、購入してきました。
ですが、最初に目に飛び込んできたのは「清原和博独占手記」。

この人、こんなに強い選手なのに、なぜこんなに弱いんだろうと。

野球がうまくいかなくなり覚せい剤をはじめ、その野球をやめて目標を失いまたのめりこみ、子どもに会えなくなってまたまた覚醒剤の量が増えたという。
覚醒剤は、この弱さにつけこんで迫りくる怖い怖い悪魔です。
そのせいで、自分だけなく子供や妻、家族、親族や友人たち、まわりの人生もかえてしまいます。弱いだけにとどまらず、愚かで卑怯なんです。


私が泣いたのは、清原にではありません。

16年の5月の初公判で、佐々木(主浩)が情状証人として出廷してくれて、僕の今後を信じていると証言してくれました。
なぜ出廷したのかという質問に「友達だから」と答えてくれた。その姿を見て、言葉にならなかったです。(文芸春秋9月号P137)


佐々木だって大変な苦労があってここにいるのです。いい時期ばかりではありません。
その彼がそこまでして証人になってくれたということ。もう同じ過ちは繰り返さないでほしいと願います。
こんなことがあっても友達には変わりないと言って、時間を割いてきてくれる尊さを考えれば、清原さん、もうバカなマネはできないでしょ。

みんなね、どこかにあなたを信じてくれる人がいるんです。そういうのを裏切っちゃダメ。

文芸春秋という雑誌は、こういうワイドショー的で、プロモーション優先のネタは挟んでくるものの、全体的には様々な論客のコメントがおもしろい雑誌で、よく読んでいます。(ちなみに清原和博「告白」は文芸春秋から発売になった)

そんなわけで、いまからゆっくり芥川賞読みます。笑)


by kitchenparadise | 2018-08-24 10:30 | 本と言葉

キチパラのなりたち その7

キッチンパラダイスのなりたちその7です。
お店を立ち上げる前からこれまでの奮闘を思い出しながらまとめています。
これまでのその1からその6はこちらからご覧ください。
**************************************************
キッチンパラダイスのような小さなお店がなんとか17年も続けてこられたのは、ほかでもありません。

スタッフに恵まれたからです。これしかないと思っています。

これまで勤めてくれたスタッフはいまでもたまに顔を出してくれますし、年に1度は15名ほどで集まってワイワイ騒いでいますが、彼女たちそれぞれと最初に会った時のことはとよく覚えています。

Yちゃんは、病気になったばかりで、体を動かすためにバスを乗り継いでキチパラ近くのご主人の会社に遊びにきていました。良くなってまた仕事をしたい、病気に負けまいとする一途さにうたれ、「通ってみる?」と背中を押すことにしました。一緒に泣くことの多い時期でしたが、そんな弱さと引き換えに彼女から思いやりと強さを学んだ代えがたい時期でした。
病気に負けず向き合いながら、いまでは一児の母になりました。

面接にやってきたMちゃんと話したYちゃんは「私、彼女と背格好も似てるし、一緒に働きたいです」ときっぱり。KちゃんはYちゃんの推しで入ることになりました。
それからKちゃんには、15年の間に3回も出戻って働いてもらいました。笑)そのたびに自作の「研修中」をぶら下げるので、みんなから笑われてます。
いまでは本業の布作家。よく顔を出してくれるのでうれしいです。

25歳のOちゃんが面接に来た時には最初に「昨日の夕食は何食べたの?」と聞きました。Oちゃんは「彼に愛媛の芋炊きを作りました」と答えました。その答えをうけて、立ち話のまま面接もせずに採用することに。寒くなってきたからと自分の故郷の郷土料理を婚約者に食べさせるというのが、思いやりにあふれているではないですか。いまでは二人のお母さん。台所が好きなお母さんです。

15人ものスタッフには、こんな風にそれぞれに思い出があります。
もちろんたまに失敗はしますが、笑)みんな優しく思いやりがあって、お店の経営のこと、私のこと、家族のこと、世の中のこと、目の前のお客様のひとりひとりのことを考えられる、人間味あふれる女性ばかりでした。多くのことを教えてもらっています。いまもそうです。


キチパラの今日は、そんなスタッフたちに支えられてきたと思っています。
わたしにとってはもうひとつの家族です。






by kitchenparadise | 2018-08-23 10:03 | キチパラのなりたち

天然生活10月号に桧山タミ先生「ほんとうの台所」

私の師匠、92歳の料理研究家桧山タミ先生が、また天然生活で特集されました!
先月も巻頭特集ページ「がんばらない台所」として記事になり、今月は「ほんとうのある台所」と題して、調味料や道具のお話。2か月連続です。

天然生活の編集部には、「がんばらない台所」の記事に励まされたという感想が多く届いているそうです。
うれしい限りです。


天然生活取材で撮影していただいた2つの写真です。

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先生のキッチンにはずらりとほんとうの道具が並んでいます。
ぜひ雑誌を手に取っていただき、ご覧ください。何十年も使い続けた道具がたくさん紹介されています。私のお手本です。


もうひとつ、9月の某特別番組(ゴールデンタイム)に桧山先生が出演されます。10分くらいの予定です。言っていいよーっ、、、て言われたらすぐアナウンスします。超大物タレントさんとの出演ですよー。

さらに、10月~11月頃に福岡市内にて、桧山先生のおはなしイベントを開催しようと模索中です。決まり次第またご案内します。
もうひとつあるのですが、それはまだ撮影は9月なので内緒です。笑)

天然生活10月号は8/20にすでに発売されていますが、地方は2.3日遅れます。福岡では8/22からの予定です。

桧山タミ先生の本が発売されて1年たちました。まだまだお問い合わせが多いです。お問い合わせ先はキッチンパラダイスにしていますので、取材ご希望の方、その他お問い合わせの方など、一度キッチンパラダイスにお願いいたします。ほとんどの取材をお断りしているので心苦しいのですが。

092-534-6311 メールはHPからどうぞ。



by kitchenparadise | 2018-08-22 10:00 | 桧山タミ先生

百貨店さんへの提案

福岡・山口の方ならこのニュースをとても残念に思ったことでしょう。

【井筒屋/黒崎店、コレット井筒屋、山口井筒屋宇部店を閉店】

「あ~、やはりこの日がきたかぁ。」そんな感想を誰もがもったはず。

ここ福岡では地元で有名な百貨店が3つありました。岩田屋、玉屋、井筒屋。

繁華街中洲の象徴であった福岡玉屋は1999年に閉店。私が保険会社のOL時代に担当していたので、仕事でよく通ったものです。当時すでに高齢者用にデパートとなっていました。父は、福岡に買い物といったら中洲の玉屋に路面電車で行くのが楽しみだったそうです。
天神の駅に連結していたので、私の学生時代の時間つぶし場所だった「岩田屋」も2002年に伊勢丹グループに売却。創業者一族が経営を退きました。親戚でもないのになんだか寂しい思いをしたものです。
そして、とうとう井筒屋も。2007年に博多井筒屋から撤退して、今度は3店当時閉店とは。でもまぁ、よくふんばったほうだと思います。
百貨店の業績悪化は、郊外型モールの影響で一段階、次にインターネットの急速な普及で二段階を踏み、ある意味思った通りに悪化していますが、これってどうにか防げないのかしらと思いませんか。デパ地下と北海道展頼り、あるいは専門店専用ディベロッパーとなっても先はありません。アマゾンの展示場となるだけです。

もちろんキッチンパラダイスも小売店ですので同じような問題を抱えていますが、便利な都心で大きな場所にあるので、やりようがあるはず。

そこで百貨店さんにこんな提案です。素人が当たり前のことを言います。笑)

①とにかく人を集めるイベント会場を常設する。

ほら、パルコさんも若者向けにやってるじゃないですか。イベントを。ワンフロアーを使って、たくさんの人がくる展示場を作るのです。スケートの羽生くん展ならグッズも売れます。鉄道展ならマニアが各地から集まります。アニメ展なら海外からもきます。なんなら2フロアでやってもいいくらい。


②子供たちのプレイランドを作る。

昔は遊園地が遠かったから、デパートの屋上で遊ぶのを楽しみにしたものです。そんで最上階にあるレストランでお子様ランチを食べて帰りました。
2フロアくらいは、子どもを有料、無料で遊ばせられるプレイランドがあれば、ディズニーランドまで行かなくてすみます。子供は遊べればどこでもいいんですから。有料、無料のバランスが大事。
キッザニアみたいなものもいいけど、それは福岡の別の場所で計画がはじまったなぁ。

③講習、講演会、コンサートができるフロアを作る。

お年寄りはなかなか不便な場所には出向けませんが、駅近くならちょっと足を運びやすい。これまでの会員さんを中心に魅力ある講座を常にしかける。わたし、これに関してはいっろいろアイデアあります。
ご年配の方の囲い込みはすでにできているわけですから、ついでにこういうのもどうですか。

④健康相談、定期健診、法律相談

百貨店なんかでこれやったら、うけませんか。簡易的なものをついでにできるという。法律相談なんて、ぜったいにいい。みんな相談したいことをもってます。

⑤大人のフードコート

郊外店でたこやきやうどんを食べているところは人に会いたくないけど、ちょっとしゃれたフードコートなら最上階レストランをもう一度やってもいいんではないですか。
ギンザシンクスに似たのがありますが。

ほかにもいくつか思い立ちましたが、どれも大事なのは「足を運んでいただける百貨店づくり」。
もうアイデアを絞るしか道はありません。

アマゾンで売れない商品を売らないと、また次にどこか閉店します。結局は、「人」なんです。

えーっと、キチパラのことは聞かないでください。笑)だいたい人って客観的に考えられることはいくらでも無責任に浮かぶものです。













by kitchenparadise | 2018-08-21 11:00 | 私、こう思う

おいしくできるフライパンはあっても万能フライパンはない


巷でフライパンといえば、「軽いフッ素加工のフライパン」が一般的です。スーパーで買う間に合わせの安価なフライパンも、●印良品で買うまぁまぁな独り暮らしのフライパンも、●ファールの3000円くらいのフライパンも、だいだい軽いものばかり。

重たいフライパンを好む人はめったにいません。使ってる人以外は。

なぜ重いフライパンは存在するのか?

もっとも重い「鉄のフライパン」は厚みが増すほど重くなります。

そうすると、お肉は美味しくなり、野菜も水分を飛ばさずみずみずしいまま焼けます。

鉄は、厚みがあるほど熱を均等にムラなく伝え、蓄熱性があります。

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牛肉、豚肉のステーキ、鶏のグリルなど、短時間でよく火が通ります。
短時間でできるので美味しい野菜をグリルすると、野菜のうまみもキープできるわけです。
鉄は厚みでまったく違い、薄手の中華鍋と厚手の鉄のフライパンでは仕上がりが雲泥の差です。
だから、鉄板料理が美味しい。温度調節したり、途中で焼けてるかどういうか切って確かめる必要もありません。


フッ素加工にも、厚みがあって重いフライパンがあります。

これは「鉄のフライパンの性質を追いかけている」のです。

鉄のフライパンのように熱を均等に伝えて蓄熱性を上げて、美味しく焼くため。

でも鉄は表面がパリッとできても、フッ素加工はできません。

その変わり、鉄のようにくっつかないし、汚れにくいし、そこまで重くない。

「美味しくできて、使いやすい」のが、厚手のフッ素加工フライパンというわけです。

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だから、お値段も高いわけですね。
薄いフッ素加工のフライパンは、素地がアルミニウムだけ(たまにステンテス)でできているので、熱伝導は早いのですが、ムラでできたり、火の通りがわるかったりするのです。


ただ、重いからといって、万能ではありません。
ムラなく伝えるのは歓迎ですが、熱しやすく冷めやすいのが向いてない料理もあります。

ササッと短時間で火を加えたいもの。

なんでしょう。

カルボナーラ!!

卵に火が入りすぎてしまいます。厚手のフライパンは火をとめても温度が下がらないので。

全般的にパスタは薄いほうが向いているので、厚手で調理する場合は、出来上がったらすぐにお皿に盛らないといけませんね。そういえばイタイアのシェフもアルミ(銀色)のフライパンで作ってますね

鉄は、バターをつかった料理も焦げすぎることがあります。

厚手のフライパンはほとんどが美味しくできますが、万能ではありません。

それでも私は、厚手を毎日使います。

やっぱり美味しくできるし、料理の自由度が高いです。

by kitchenparadise | 2018-08-20 10:30 | 道具:フライパンや鍋


福岡の台所道具専門店「キッチンパラダイス」のオーナーAYAの日記。調理道具の実験や考察、お店のお知らせ、そのほか個人的な日常も毎日綴ります。ご連絡はキッチンパラダイスのHPからどうぞ。


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